Contents
【目次】
自転車を守る!自転車カバーの選び方
自転車の大敵である雨や泥汚れから、大切な自転車を守るためには、自転車カバーが必要です。すっぽりかぶせれば紫外線からも守ることができ、劣化も防止できます。まずは、自転車カバーを選ぶ際に、チェックしたいポイントについて見ていきましょう。
カバーの「サイズ」「タイプ」
自転車カバーは、カバーの対象車種を確認してから購入することが大切です。一見、大体同じサイズのような自転車ですが、実は車種によってサイズはそれぞれです。分からない場合は、自転車のカゴから後輪までや、地面からサドルの高さ、さらにハンドルの幅を測り、具体的なサイズを確認しましょう。
また、自転車全体をあらゆるダメージから守りたいのであれば、全体をすっぽり覆うタイプのカバーがぴったりです。高価な自転車もカバーに隠れて見えなくなるため、盗難防止の効果も期待できます。
後ろに小さな子どもを乗せるチャイルドシートを取り付けている場合には、専用のカバーが必要になります。購入するカバーが「チャイルドシート対応」であるかどうか、忘れずにチェックしましょう。
着脱方法などの「扱いやすさ」
毎日自転車に乗るのなら、自転車カバーの着脱も毎日のことです。カバーの着脱が面倒に感じてしまうと、せっかく購入しても使わなくなってしまうため、取り扱いが簡単なものを選びましょう。
自転車カバーには、単純にかぶせるだけのものや、簡単に着脱できるようファスナーが付いているもの、雨風で飛ばされないよう固定ベルトが付いているものなど、さまざまな種類があります。自転車の使用頻度や自分の性格に合わせて「できるだけラクに使える」ものを選ぶよう心掛けましょう。
カバーの「素材」もチェック
長く使いたいのであれば、カバーの素材についてもチェックが必要です。自転車カバーの素材には、主に「ナイロン」「ポリエステル」「ビニール」「オックスフォード」の4種類があります。
ナイロンはシワになりにくくて破れにくく、ポリエステルは速乾性に優れていますがシワが目立ちやすい素材です。ビニールは安価ではありますが、破れやすいので長く使用したい人には向きません。オックスフォードはやや高価ではあるものの、柔らかくて丈夫なので、長く使用したい人にぴったりです。
また、糸の太さを表す「D(デニール)」も確認しましょう。自転車カバーであれば、厚手な210D以上のものが丈夫で破れにくく、扱いやすいのでおすすめです。
雨が降り込む場所で使用するのなら、防水・撥水加工が施されているものを選びましょう。直射日光が当たる場所であれば、UVカット機能や遮光性が高いものが最適です。
さらに、自転車カバー自体が劣化して性能が落ちないよう、耐腐食性があるものを選べば、より安心できます。サイズ感だけでなく、保管場所によって素材や機能性を見極めることも大切です。
しっかり守れる厚手のおすすめ自転車カバー
100円ショップで買える安価なものから、撥水機能やUVカット機能を備えたものなど、自転車カバーもさまざまです。保管場所や利用目的に合わせて素材や特徴を吟味し、使いやすい自転車カバーを選びましょう。
Liquidness「自転車カバー」
3層構造の特殊コーティングにより、テントにも負けない耐久性を備えた自転車カバーです。生地厚270D・耐水圧3000mm+・耐UV性能UPF50+を実現しています。ダブルステッチ採用で耐久性も高く、さびにくいステンレス金具が使用されているのもポイントです。
また、ファスナーが付いているので、着脱も簡単にできます。電動自転車のバッテリーの取り外しや、鍵のかけ忘れの際にもラクに対応できるでしょう。
さらに、「1年保証」や、乾燥時に活躍する「物干しフック」が付いているのも魅力です。
商品名:Liquidness 自転車カバー
Ohuhu「自転車カバー」
テントにも使用される210Dのオックスフォードを採用し、丈夫さと破れにくさを実現した自転車カバーです。防水性・耐UV性・耐腐食性・防風性に優れ、前輪には盗難防止用のロック穴もあるので、高価な自転車もしっかり守れます。
サイズは、約幅200×高さ110×奥行70cmとやや大きめで、20〜29インチまでの自転車に対応可能です。ワンタッチバックルで着脱が簡単な上、自転車カバー不使用時の持ち運びに便利な「専用収納袋」も付いています。
商品名:Ohuhu 自転車カバー
ブリヂストン「ロイヤルサイクルカバー タイプB」
24~27インチの電動アシスト自転車にも対応する、丈夫なポリエステル製の自転車カバーです。耐水圧1000mmの「アクリルコーティング高撥水加工生地」を使用しているため、雨にも強く、バックルを使えば干すのも簡単です。
裾のひもを絞れば自転車にぴったりフィットさせることができるほか、ロック穴があるので盗難防止効果も期待できます。
また、風によるバタつきを防ぐベンチレーションが採用されているため、風の強い場所での使用も問題ないでしょう。
商品名:ブリヂストン ロイヤルサイクルカバー タイプB
川住製作所「サイクルカバー アシスト車対応 ファスナー付き」
全長1900mmまでの電動アシスト自転車に対応する、おしゃれな2トーンカラーの自転車カバーです。カバーの中央にファスナーが付いているため、大きく開けば着脱もラクにでき、バッテリーの取り外しも簡単に行えます。
また、防水・撥水加工も施されており、乾燥する際に便利なベルトも重宝するでしょう。「3D立体縫製」により、装着時のフォルムもすっきりしておしゃれです。
ほかにも、バタつき防止の絞りひもやロック穴、風で飛ぶのを防ぐバックルなど、自転車カバーに必要な装備のほとんどを備えています。
商品名:川住製作所 サイクルカバー アシスト車対応 ファスナー付き
子ども乗せチャイルドシート対応の自転車カバー
「さあ、出かけよう」という段階で、チャイルドシートが水浸しだということに気付いた経験はありませんか?
子どもとの移動は、時間との勝負になることも多いため、無駄なトラブルは避けたいものです。子ども乗せ自転車を守る、丈夫で防水性が高い自転車カバーを紹介します。
川住製作所「CYCLE COVER」
3人乗りの電動アシスト自転車にも対応した、ファスナー付きの自転車カバーです。ファスナーを開ければ、自転車の横からでもカバーの着脱が可能で、忙しい朝の時間を無駄にしません。さらに、ファスナーは上下両方から開けることができるため、あらゆる作業がラクにできます。
また、撥水加工をしたポリエステル生地が雨をはじいてくれるので、ぬれたらサッと払うだけ、汚れたら拭くだけで、十分きれいを保つことが可能です。カラーは、ブラック×シルバー・グリーン×グレー・オレンジ×グレーから選べます。
商品名:川住製作所 CYCLE COVER
クレストジャパン「チャイルドシート対応自転車カバー」
車種を選ばない、大きめサイズの自転車カバーです。カバー後部には拡張スペースがあり、ファスナーを開けば、ハイバック仕様のチャイルドシートもすっぽり収まります。前輪と後輪部分には「強力ゴム」が入っており、カバーをしっかり固定してくれるので、どんな自転車にもフィットするのがポイントです。
また、着脱しやすいダブルファスナー仕様で、雨の日のバッテリーの取り外しもカバーをしたまま行えます。撥水加工も施されており、縫製は二重と耐久性も問題ありません。使いやすく、汎用性に優れているのが魅力といえるでしょう。
商品名:クレストジャパン チャイルドシート対応自転車カバー
ライズクリエイション「créer」
適度な厚さと軽さの「自転車にちょうどいい」を目指して誕生した、自転車カバーです。大型テントにも採用される210Dのオックスフォードを採用し、高級感がありながらも取り扱いがしやすいカバーに仕上がっています。29インチまでの全車種に対応し、黒のセンターラインにより掛ける向きで迷うこともありません。
また、特殊加工を施したシルバーコーティングで紫外線もしっかりブロックする上、縫い目まで撥水加工されているので雨対策としても問題なく使用できるでしょう。
商品名:ライズクリエイション créer
アドベンチャーエイド「BICYCOVER ハイスペック サイクルカバー 自転車カバー 子供乗せ」
デザインにもこだわりたい人にぴったりの自転車カバーです。見た目がファッショナブルなだけでなく、全ての大人用自転車に対応し、サイズ調節機能を活用すれば後部側の高さを4段階に調節可能です。
また、大きなカゴやハイバック仕様のチャイルドシートにもラクに装着でき、前後のドローコードを引けばどんな自転車にもぴったりフィットします。
ほかにも、バタつき防止のバックルや防犯用のロック穴、テントに使用される250Dのリップストップナイロンなど、おしゃれと機能性の両方を追求したカバーです。
商品名:アドベンチャーエイド BICYCOVER ハイスペック サイクルカバー 自転車カバー 子供乗せ
プロに聞いた「子ども乗せ電動自転車」の選び方【2021】|Domani
子ども用自転車にフィットする自転車カバー
あっという間に乗り換えることになる子ども用自転車ですが、雨ざらしにすると買い替えの適正時期よりも早く劣化してしまいます。
また、自転車カバーを掛けることで、子どもが「自転車を大切にすること」も学べるかもしれません。丈夫で取り扱いやすい、おすすめの子ども用自転車カバーを紹介します。
Double Elite「自転車カバー キッズ」
耐久性に優れたナイロンを使用した、高品質の子ども用自転車カバーです。約幅180×高さ90×奥行60cmの大きめサイズで、24インチまでの自転車に対応しています。立体裁断によりすっぽりとかぶせることができ、しっかりフィットするので見た目にもきれいです。
カバーと同素材の専用収納袋も付属しており、カバーを外した後も簡単に持ち運びできるので、面倒くさがりの子どもでもカバーの管理ができるでしょう。
カラーは、ブラック×オレンジ・ブラック×パープル・ブラック×ブルー・ブラック×シルバーの4色です。子どもが好きな色のカバーを選べば、大切な自転車を守る「自分だけのカバー」として愛用できるでしょう。
商品名:Double Elite 自転車カバー キッズ
あさひ「自転車カバーキッズ」
14〜22インチまで対応可能な、子ども用自転車カバーです。自転車にかぶせるだけの手軽さでありながら、絞りひもで調節すれば風にも簡単に飛ばされません。もちろん、撥水加工も施されているので、大切な自転車を雨から守ることもできます。
また、女の子にぴったりのスイーツ柄や男の子が喜ぶダイナソー柄、雨の日にも青空が広がるスカイ柄と、子どもが喜びそうなポップな柄も魅力です。カバーを掛けた後でも施錠しやすいホール付きで、楽しさと実用性を兼ね備えています。
商品名:あさひ 自転車カバーキッズ
MARUTO「子供用PEVA自転車カバー」
水玉模様がかわいい、子ども用自転車カバーです。14~22インチの子ども用自転車に対応しており、シンプルな構造で子どもでも簡単に使用できます。
防水性・耐寒性に優れた「PEVA」を採用しており、氷点下でもひび割れを起こしません。さらに、燃やしても有毒ガスが発生しない「環境に優しい素材」のため、処分する際も安心です。
自転車に固定するパーツがないため、長期使用には向いていませんが、乗り換える前の子ども用自転車の簡易カバーとして使用するのには十分といえます。
商品名:MARUTO 子供用PEVA自転車カバー
あわせて知りたい!自転車カバーの収納方法
気に入った自転車カバーが見つかったら、次に気になるのはカバーを外した後の収納方法ではないでしょうか。自転車カバーをもっと気軽に愛用するために、便利な自転車カバーの収納方法を見ていきましょう。
フックにつるして収納する
取り外した自転車カバーを畳んで玄関に入れるのは、急いでいるときには手間になります。そこでおすすめしたいのが、フックを利用した「つるす収納」です。保管場所の壁などにフックを取り付けておけば、自転車カバーのひもやベルトを片手でも簡単に引っ掛けることができます。この方法なら、ぬれたカバーを乾かすこともできて一石二鳥です。
しかし、集合住宅の場合には注意が必要です。周りの迷惑になっていないかよく考え、必要に応じて管理事務所などに問い合わせることで、トラブルを予防しましょう。
バスケットや袋に入れて見た目すっきり
美観を損ねず、すっきりと収納するのであれば、バスケットや袋を活用すると便利です。自転車カバーの水分を拭き取り、畳んでバスケットや袋に入れるだけで、サイズもコンパクトになります。そのまま自転車のカゴに入れて、持ち歩くこともできるでしょう。また、つるす収納をする場合でも、袋に入れるだけで、周りへの迷惑や飛ばされる心配が軽減できるはずです。
自転車カバーには、専用収納袋が付属しているものもありますが、付属していない場合は使い捨てのビニール袋を利用するのも、手軽でよいアイデアといえるでしょう。
こちらの記事もたくさん読まれています
子どものせ自転車(ママチャリ)のおすすめ|ママたちは何に乗ってる?迷ったときの選び方も解説
【自転車の空気入れ】おすすめはどんなもの?選び方や種類を知ろう