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2021.12.08

宝塚歌劇団卒業後も輝き続けるタカラジェンヌ。その美しさの秘密とは…!?

連載「エナジーブランディング」は、ブランディングコーチ大島文子が週イチでお届けするコラム。毎日を忙しく過ごすWEB Domani読者のエナジーチャージにお薦めしたい情報や商品を紹介します。今週はタカラジェンヌの美しさの秘密について。宝塚卒業後も輝き続けるOGの活動を通してご紹介します。

Text:
大島文子(ブランディング コーチ)
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エナジーブランディング vol.25:
宝塚OG公演「Blowing!」に泣くほど感動

先日、宝塚OG公演「Blowing!」を観に行ってきました。

宝塚ファンの私、歌劇団の舞台はもちろん、女優となって活躍するOGのミュージカル作品も良く観ます。今回はそういった大きな劇場での公演とは異なり、会場も渋谷・道玄坂のビルの1フロアにある「CBGK シブゲキ!!」という座席数242席の小劇場。

そして出演は、アラフォー&アラフィフの8名の元タカラジェンヌ!!

8名とは真山葉瑠さん、美郷真也さん、嘉月絵理さん、水月静さん、星野瞳さん、成瀬こうきさん、水島あおいさん、初嶺麿代さん。真山葉瑠さんが作・演出、星野瞳さんがプロデュースをされている舞台でした。

プライベートでも交流のある荒井千佳(芸名:水月静)さんが26年ぶり!!! に舞台に復帰すると聞き、彼女の応援に伺ったのです。宝塚歌劇団卒業後、ファッションの仕事に携わっていた千佳さんが、久々に舞台に立たれるなんて! 是が非でもその舞台を見たいと思い、駆けつけました。

千佳さん以外のOGの皆さんは、子育てなどで舞台から離れた期間がある方も含め、今では舞台やライブ、または指導者として活躍している方ばかり。長いブランクを経て、芸名に戻り舞台に立つのは千佳さんだけでした。

宝塚OG公演 Blowing!
その舞台「Blowing!」は歌あり、踊りあり、笑いありのバラエティショー(笑)。パワフルで楽しくて、あっという間の1時間45分。

実は私、始まって10分もしないうちに感動で涙が止まらなくなってしまったんです。公演が終わるころにはマスクは湿度100%。目はウルウル。

何がこんなに観る者の心を打ったのでしょう。

宝塚歌劇団卒業後も輝き続けるタカラジェンヌ

10代中頃から宝塚音楽学校で学び、宝塚歌劇団入団後はお稽古と舞台で一年が終わっていく。舞台に青春をささげるタカラジェンヌたち。一途で清く正しく美しい存在は「フェアリー(妖精)」とも言われ、舞台の上だけの存在とされています。

そんな元タカラジェンヌも、卒業後(宝塚歌劇団は退団を卒業という)は妖精から実社会に戻り、仕事やプライベートで私たちと同じようにさまざまな試練と向き合うことになります。

「Blowing!」で歌い踊る同世代の元妖精の皆さん。皆さん私たちと同じように、働き、家族を守り、いろんなことに一喜一憂するアラフォー&アラフィフです。

宝塚OG公演 Blowing!

それが、歌もダンスもトークも厳しいお稽古を重ねたことが窺えるハイクオリティな舞台で…。でもカッコいいだけじゃない演出で、途中「腰が痛い!」とか「脚がつった!!」等のボヤキパフォーマンスも入っていて(笑)、同世代の客席の共感を誘っていました。 

何より「伝えたい」「楽しんでほしい」といった、ひとりひとりの想いのパワーが客席にビシビシと伝わってくるのです。

宝塚OG公演 Blowing!

▲千佳さんが26年ぶりの舞台でソロを歌った場面

宝塚OG公演 Blowing!

元男役にはスーツのカッコいい場面もあり、元娘役の方とのダンスやデュエットも。20数年前に身に着けたスキルとは言え、本番を迎えるまで… 本当にどれだけお稽古をされたのでしょう。

観劇していくなかでいつの間にか、友人の応援スタンスでなく、いちファンとして「Blowing!」の皆さんに喝采を送っていました。

その美しさの秘密とは?

宝塚歌劇団は、お稽古も規則もとても厳しい劇団として有名です。そこで青春のひと時を過ごしたタカラジェンヌは舞台スキルだけでなく、努力すること自体を学ぶのではないでしょうか。

人よりも努力を続けるエネルギーや、厳しく自分と向き合う強さ。ひとつひとつを積み上げて目標に向かって進むチカラ。まるでいのちを燃やすように、時間とエネルギーを費やした姿はとても美しく、観るものに感動を与えてくれるのだと思います。

タカラジェンヌの美しさの秘密。それは一生懸命に生きる姿の現れだから。今回のOGの皆さんの舞台を観たことで、宝塚歌劇団自体の魅力を体感できた素敵な機会でした。

タカラヅカ式「ブスの25箇条」にあるもの

元宝塚歌劇団男役トップスターで、現在は女優として活躍する貴城けいさんの著書に『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座 』(講談社+α文庫)という本があります。

ある時期、歌劇団の人なら誰もが目にする場所に貼り出された1枚の紙。それが「ブスの25箇条」だったとか。誰がどうして書いたのかも謎の伝説のようなお話。もちろん今はもう張り出されていない、そして貴城さんは2007年に卒業されていますから、それより以前のことです。貴城さんの本は今でも電子版がkindleで購入可能ですから、ご興味ある方はそちらをぜひお読みください。

その25箇条には、「目が輝いていない」「希望や信念がない」という一節がありました。

でも… 常に希望や信念をもって、目を輝かして生きることって大変なこと。いや常になんて無理です。でも落ち込んでも、悲しいことがあっても、いつか起き上がる。そしてまた、希望を携えて目を輝かして生きていく。

そしてこれは、すべての人間に言えること。だから劇場は、人間の素晴らしさを実感させてくれる空間なのだと思います。

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プロフィール

荒井千佳 さん

小学校から学習院に学び、 宝塚音楽学校を経て1989年宝塚歌劇団に入団。
1995年「ミー&マイガール」で退団後、雑誌のアンバサダー的活動の後アパレル会社に勤務。販売統括マネージャーとしてスタッフ教育に携わると同時にプレス担当を兼任。イタリア買い付け等にも同行。退職後自ら起業し、南青山のセレクトショップ「C’SSPHERE(シーズスフィア)」のオーナーバイヤーを2016年まで務める。2021年11月、『Blowing!』にて26年ぶりに宝塚退団後初めてとなる舞台に出演。
Instagram:@chika_arai_

大島文

ブランディング コーチ

大島文子

ファッションや百貨店、化粧品、ライフスタイル雑貨などのブランディング支援、PRや販促を中心に活動している。6年前に(株)ブルーム&グローという会社を起業。
Oggi.jpにて連載していた「ブランディング仕事術」はこちら

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