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【目次】
おしゃれなジョイントマットは長く活躍する
赤ちゃんが動き始めるようになると「もう少し柔らかい素材のマットにしたい」「防音のマットに変えるべき?」と考えることがあるのではないでしょうか。そのようなときはジョイントマットが活躍してくれます。ジョイントマットはどのくらいの時期に購入するとよいのか、おすすめの時期について解説します。
ずりばい時期から3歳過ぎまで
ジョイントマットとは、正方形のマットをパズルのように繋ぎ合わせて使うマットのことです。安全性と防音性に優れているため、赤ちゃんのいる家庭でよく使われています。部屋の広さや用途に合わせて大きさを調整でき、リビングのラグやカーペット代わりに使う場合もあれば、子ども部屋の一部に使う場合も。
おすすめの購入時期は、ずいばりをするようになったころです。一般的には、生後8カ月ごろといわれていますが、成長には個人差があるため赤ちゃんの様子を見て検討しましょう。ジョイントマットは、ずいばり時期から3歳過ぎまで使用できます。家庭によっては5〜6歳まで使い続けるケースも。ベビーアイテムの中でも長く活躍してくれるため、購入する価値はあるといえるでしょう。
ジョイントマットを使うメリット
多くの家庭で使用されているジョイントマットですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ジョイントマットを使うメリットについて解説します。
転倒時のけが防止
赤ちゃんは、ずいばり・お座り・ハイハイという段階を踏みながら、徐々に歩けるようになっていきます。その成長過程では、体のバランスを崩して転ぶことも多々あるでしょう。そのような転倒時にけがのリスクを抑えてくれるのがジョイントマットです。通常のラグやカーペットに比べて厚みと弾力があるため、転んだときの衝撃を軽減してくれます。万が一、目を離した隙に赤ちゃんが転んでしまったとしても、ジョイントマットの上であれば慌てずに済むかもしれません。育児を続けていく上で、安心材料になります。
階下への防音対策
赤ちゃんは家中を動き回ったり、おもちゃをガンガン床にたたいたり落としたりするものです。その音は意外と響きやすく、マンションなどの集合住宅では騒音トラブルの原因になる可能性も。実際、階下の人から苦情が入ったり、隣人から壁をドンとたたかれたりするケースは少なくないようです。ジョイントマットは、クッション性に優れているため防音効果が期待できます。赤ちゃんが大きな音を立てたとしても、その音を最小限に抑えてくれるでしょう。
ジョイントマットの「サイズ」と「厚さ」
ジョイントマットといっても、そのサイズや厚さなど種類はさまざまです。それぞれの特徴を知り、部屋の広さや用途に合わせて選びましょう。主なサイズと厚さについて解説します。
一般サイズ30cmと大判サイズ60cm
ジョイントマットの一般的なサイズは、30×30cmの正方形です。その倍の大きさ60×60cmの大判サイズもあります。この2種類のどちらかを選ぶケースが多いですが、中には25×25cm、45×45cmというサイズもあるため、部屋の広さに合わせて選びましょう。
30×30cmの場合、汚れた箇所だけパパッと洗えるため手入れが楽です。ただし、広い場所に敷きたいときは繋ぎ合わせる枚数が多くなるため、設置にやや時間がかかります。
60×60cmの場合、1枚が大きい分少ない枚数で済むため、簡単に設置できます。一方で、部屋の広さに上手くはまらないケースがあるため、場合によっては自分でカットする必要が出てくるかもしれません。
厚さ2cm以上はクッション性や防音性が高い
厚さの種類は、0.5~2cm以上と幅広くあります。クッション性や防音性の高さを重視するなら、厚さ2cm以上のものがおすすめです。厚さ2cm以上であれば、万が一赤ちゃんが転んだとしても、その衝撃を最小限に抑えてくれるため安心です。保温性や断熱性も高く、1年を通して快適に過ごせます。ただし、厚みがある分ドアの開閉に支障が出たり、赤ちゃんにとっては段差になったりすることもあります。
ジョイントマットの「素材」
ジョイントマットは柔らかいイメージですが、素材にも種類があります。素材によって得られるメリットが異なるため、それぞれの特徴を確認しておきましょう。主な3つの素材を紹介します。
軽くて柔らかい「EVA樹脂」
EVA樹脂でできたジョイントマットは、軽くて柔らかいのが特徴です。弾力性と柔軟性に優れているため、安全性重視の場合はEVA樹脂がおすすめです。環境に優しい素材である点もうれしいポイント。耐久性が高いため長期的に活躍してくれるでしょう。また、ハサミやカッターでカットしやすく、部屋の広さに合わせてアレンジしたい場合もおすすめです。
保温性に優れた「ポリエステル」
ポリエステル素材は保温性に優れています。床から冷えることの多い冬場でも、赤ちゃんを寒さから守ってくれるでしょう。フワフワした毛が長いタイプと短いタイプがあり、商品の選択肢が多い点も特長。部屋の空調や季節に合わせて選ぶと快適に過ごせます。ただし、掃除やお手入れがしにくいデメリットがあるため、購入する際は丸洗いできるタイプを選んだ方が賢明です。
夏も冬も快適な「コルクマット」
コルクマットは通気性と保温性に優れているため、夏はベタ付きにくく、冬は暖かく過ごせます。また、衝撃を吸収しやすいことから防音性も期待できます。騒音対策を重視してマットを選びたい場合におすすめです。コルクチップが見える風合いは、部屋全体をナチュラルで温かな雰囲気にしてくれます。
ジョイントマットの「機能」と「安全性」
ジョイントマットには、さらに便利な機能や安全性が備わっているものもあります。幅広い機能性をしっかり比較した上で納得して購入できるようチェックしておきましょう。
サッと拭き取れる「撥水効果」
ジョイントマットの中には、撥水性に優れたものがあります。赤ちゃんが飲み物やスープをマットの上にこぼしても、「拭き取るだけでよい」と分かっていればイライラすることなく楽にお手入れができます。ジョイントマットの場合汚れた部分だけ洗える手軽さがありますが、サッと拭くだけで片付けが終わるのは、忙しいママにとってうれしいポイントです。
床暖房の上で使うなら「床暖房対応」
ジョイントマットには、床暖房に対応しているものとそうでないものがあります。非対応のマットで床暖房を使用すると、素材によってはマットが溶けたり変形したりする可能性があるため注意が必要です。また、非対応のマットを敷いた場合、せっかく床暖房を入れても暖かさが伝わらず、光熱費に影響する可能性も。「床暖房に対応しているか」もあらかじめチェックすることが大切です。
安全性を確認する「ホルムアルデヒド含有量」
赤ちゃんは何でも口に入れたり舐めたりしてしまうため、安全性の高さは重要なポイントです。安全性を確保するため、ホルムアルデヒド含有量のチェックも忘れないようにしましょう。ホルムアルデヒドは目・喉・皮膚に炎症が起きるなど、シックハウス症候群を引き起こす可能性のある物質です。「きちんと有害物質の検査がされているか」「安全性は高いか」を確認した上で購入すれば、安心して長期的に使用できるでしょう。
(参考:東京都福祉保健局)
シンプルデザインのおしゃれなジョイントマット
なるべく部屋の雰囲気を変えずにジョイントマットを敷きたい場合は、シンプルなデザインがおすすめです。飽きがこないため長期的に使いやすいでしょう。シンプルでおしゃれなジョイントマットを5つ紹介します。
アールケイプラニング「高品質 天然コルクマット[クオリアム]」
天然大粒コルクを使用した、台湾製のジョイントマットです。コルクマットは小粒コルクのものが主流ですが、大粒タイプを使っているためシンプルながら高級感が漂います。弾力性が高く騒音防止になるほか、通気性にも優れており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせそうです。ホルムアルデヒドをはじめとする3種類の検査が実施され、安全性も高いジョイントマットといえます。
商品名:アールケイプラニング「高品質 天然コルクマット[クオリアム]」
ママベベ「繋ぎ目が見えないパズルマット」
商品名の通り、マットの繋ぎ目が分かりづらいデザインのパズルマットです。凹凸がないためジョイントマットという雰囲気にならず、おしゃれな部屋のインテリアを邪魔しません。2.3cmの極厚タイプで衝撃吸収力が高いため、赤ちゃんが転んだり何かものを落としたりしてもダメージを最小限に抑えられます。サラッとした優しい肌触りなのもうれしいポイント。ジョイントマットは「カビが生えそう」というイメージがある人もいますが、通気性に優れているためその心配も少ないでしょう。汚れたときはサッと掃除しやすい仕様です。
商品名:ママベベ「繋ぎ目が見えないパズルマット」
アイリスオーヤマ「ジョイントマット(木目調)」
ナチュラルな木目調が優しい雰囲気のジョイントマットです。柔らかな色合いのホワイトとモカブラウンの2色展開で、お部屋をパッと明るくします。約1cmの厚さで弾力のあるOPPフィルムとポリエチレンを使用しているため、足触りがよく騒音防止も期待できます。断熱効果が高く過ごしやすいのはもちろん、省エネ効果にも。ハサミやカッターで切れる素材のため、部屋のサイズや用途に合わせてカスタマイズできる点も便利です。
商品名:アイリスオーヤマ「ジョイントマット(木目調)」
武田コーポレーション「ふち付き ふんわり起毛ジョイントマット9枚組」
ふんわり起毛タイプのふち付きジョイントマットです。通常のラグやカーペットと同じような雰囲気で敷けるため、部屋のインテリアにマッチしやすいデザイン。保温効果が高く「冬になると床が冷たい」「寒さを少しでも軽減したい」という人におすすめです。手洗いができるため定期的な掃除はもちろん、赤ちゃんが汚してしまった場合も安心です。
商品名:武田コーポレーション「ふち付き ふんわり起毛ジョイントマット9枚組」
リズキズ「ジョイントマット」
床暖房に対応している厚さ1.4cmのジョイントマットです。ベージュ系とグレー系の2色展開で、おしゃれな淡いカラーに人気があります。衝撃吸収力がきちんとありながらも極厚とまではいかず、斜めにカットされたフチによって赤ちゃんがジョイントマットでつまずきにくくなっています。お年寄りのいる家庭でも安心して使えます。パーツは単品購入でき、自由にレイアウトが可能。アイディア次第でさまざまな形に変えられます。
商品名:リズキズ「ジョイントマット」
1枚60cm以上の大判タイプのおしゃれなジョイントマット
「少ない枚数で済ませたい」「楽に設置したい」という場合は、1枚60cm以上の大判タイプがおすすめです。大きめサイズのおしゃれなジョイントマットを4つ紹介します。
LOWYA「ジョイントマット 32ピース」
EVA素材のおしゃれなジョイントマットです。モダンな大理石柄やコンクリート柄、淡いハニカム柄があります。部屋の雰囲気をガラッと変えられるため、模様替えのタイミングに取り入れるのもおすすめです。32枚で6畳分の大きさになり、簡単に繋ぎ合わせられます。ホルムアルデヒドの検査にクリアしているため、安全性が気になる人も安心して使えるでしょう。水洗いはもちろん、中性洗剤も使えるため、汚れてしまってもサッと洗い流せます。
商品名:LOWYA「ジョイントマット 32ピース」
モダンデコ「ジョイントマット 木目調 極厚タイプ 16枚セット」
フローリングのような木目調のジョイントマットです。「部屋の雰囲気を変えたくない」「極力マット感を出したくない」という人におすすめです。厚さ2cmと極厚タイプのため、赤ちゃんが転んでしまってもその衝撃を最小限に抑えてくれる上、元のフローリングが傷つくのも防げます。エコで安心なEVA素材を使用し、安全性が高い点も特長。ブラウン・ナチュラル・ホワイト・ブラックの4種類のカラーバリエーションがあります。
商品名:モダンデコ「ジョイントマット 木目調 極厚タイプ 16枚セット」
WEIWEI「ジョイントマット カーペットタイプ 60cm」
肌触りが柔らかい、カーペットタイプのジョイントマットです。ベタ付きにくく、断熱性・保温が高いため、季節問わず快適に過ごせます。大判サイズなら少ない枚数で設置でき、掃除も楽々。ホットカーペットや床暖房に対応しているため、省エネ効果も期待できるでしょう。サイドパーツが付いているため、壁際までしっかり敷けて部屋全体がスッキリした印象になります。
商品名:WEIWEI「ジョイントマット カーペットタイプ 60cm」
エムール「ジョイントマット 大判 16枚 60cm」
インテリア性と機能性を兼ね備えた大判タイプのジョイントマットです。「子ども用のカラフルなマットは避けたい」「リビングになじむマットを探している」という人におすすめです。約1cmの厚みがあり、クッション性と防音性に優れています。耐久性も高く、元のフローリングに傷が付くのも防げるでしょう。床暖房には対応していないため、床暖房を使用しない家庭におすすめのアイテムです。
商品名:エムール「ジョイントマット 大判 16枚 60cm」
おしゃれな柄物デザインのジョイントマット
「せっかくならおしゃれなデザインを選びたい」という場合は、柄の入った印象的なデザインのジョイントマットにしてはいかがでしょうか。部屋のアクセントになるため、雰囲気をガラッと変えることができます。おしゃれな柄の入ったマットを4つ紹介します。
I LOVE BABY「ジョイントマット 36枚組 アイボリー」
星柄とアイボリーのコラボレーションがおしゃれなジョイントマットです。星柄と聞くとポップな印象を持つ人もいるかもしれませんが、アイボリーがベースになっているのでインテリアともなじみやすいナチュラルテイストに仕上がっています。EVA素材で柔らかく弾力があり、赤ちゃんがずいばりしたり動き回ったりするときも安心。滑りにくい仕様になっているのもうれしいポイントです。
商品名:I LOVE BABY「ジョイントマット 36枚組 アイボリー」
フロアバザール「フロアポップス ジョイントマット 約30cm」
おしゃれなタイル調の柄や、世界地図をモチーフにした柄など、個性的な柄が特徴のジョイントマットです。お部屋のアクセントになるため、インテリア感覚で取り入れるのがよいでしょう。約30×30cmの定番サイズ、厚さは約1cmで使いやすいタイプです。1セットなら子ども部屋の遊びスペースに、2セットならリビングのラグ代わりとして使うことも。子ども用として使わなくなったら、ダイニングの足元やキッチンスペースなどにも活用可能です。防水加工が施されているため、赤ちゃんが水やスープなどをこぼしてしまってもサッと拭き取れます。
商品名:フロアバザール「フロアポップス ジョイントマット 約30cm」
トドルカインド「ジョイントマット」
トドルカインドはヨーロッパのラグジュアリーブランドのひとつで、おしゃれに敏感なママの間で人気があります。デザイン性だけでなく安全性や機能性にも優れているため、「ジョイントマットにもこだわりたい」という人におすすめです。イエローやピンクなどポップなカラーリングのものから、グレーやベージュなどシックなものまで、豊富なカラーバリエーションが揃います。子どもっぽくなりすぎない落ち着いたデザインが多く、インテリアとも合わせやすいでしょう。EVA樹脂素材で絶妙な触り心地とクッション性があり、赤ちゃんだけなくパパやママにとっても快適なマットです。
商品名:トドルカインド「ジョイントマット」
ジョイフルジョイフル「テラゾー柄 ジョイントマット」
海外でも日本でも人気を集めているテラゾー柄のジョイントマットです。テラゾーとはイタリア語で人工大理石のことを指します。天然の大理石を砕いて固めたもので、オレンジ系やピンク系などそのバリエーションは豊富。テラゾー柄のジョイントマットなら、大人っぽい雰囲気の部屋に仕上がるでしょう。部屋の模様替えにもおすすめです。程よいクッション性を備えているため階下への防音対策はもちろん、床に傷が付くのも防げます。環境ホルモンを含まない安全素材を使用するなど、安全性への意識も高いマットです。
商品名:ジョイフルジョイフル「テラゾー柄 ジョイントマット」
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