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エクステンションテーブルとは
「エクステンションテーブル」は、さまざまな状況に対応しやすいテーブルを探している人におすすめです。上手に使うことで、コンパクトなテーブルを広く使いたいというわがままがかないます。
どんな特徴があるのか見ていきましょう。
サイズを拡張できるテーブルのこと
エクステンションテーブルは、「天板のサイズ」を拡張できるテーブルのことです。伸長式テーブルとも呼ばれ、使用する人数が増えたときにも柔軟に対応できるのが特徴です。変形のバリエーションが豊富で、天板の下に拡張用の天板が収納されていたり、横に開いて幅を足したりして大きさを調整します。
来客時には椅子を用意するだけで座席を作れるため、予備のテーブルを保管しておく必要がなく、収納庫のスペースを占領しない点でもメリットです。
エクステンションテーブルが活躍するシーン
来客が多い家では、エクステンションテーブルが活躍します。親戚や友人が多くホームパーティーをする機会が多いなら、利用して損はありません。
来客の際に便利なだけでなく、趣味や勉強などでテーブルを広く使いたいときにも便利です。例えば、大きな布を広げて裁断しミシンで縫い合わせるというような作業をする際に、テーブルを広く使えるのでストレスがありません。
「将来的に家族が増える予定」という場合も、エクステンションテーブルの出番です。家族が少ないうちから大きなテーブルを置くと邪魔になりますが、エクステンションテーブルがあれば必要に応じて部屋を広く使えます。
エクステンションテーブルの選び方
通常の家具を選ぶときとは違い、エクステンションテーブルはさまざまな使い方ができるので、選び方に迷う人が多いでしょう。
テーブルは毎日使用するものだけに、使いやすいものを選ぶことが重要です。エクステンションテーブルを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
サイズは部屋や使う人数で選ぶ
エクステンションテーブルは、通常のテーブルを選ぶときと同じく、部屋の広さに合わせて日常的に使う人数に応じたサイズを選びましょう。
1人あたりに必要なサイズは、幅60×奥行40cm程度です。4人で使うなら、幅120×奥行80cm程度が必要となります。4人家族で2人分の席を増やしたい場合、幅を40~60cm程度は拡張できるものを選びましょう。
大きさに余裕があった方が、食器やカトラリー類を並べやすく食事がしやすくなりますが、拡張したときに動線を考えた配置ができるものを選ぶことが大事です。収納庫の扉などと干渉しないように座れるかも意識しましょう。
伸縮方法もチェック
エクステンションテーブルの伸縮方法にはさまざまなタイプがあり、「センター伸長タイプ」「片側伸長タイプ」「バタフライタイプ」などに分けられます。テーブルの片側を拡張できるものと、両側を拡張できるものがあることがポイントです。
「センター伸長タイプ」は天板を左右に引き出して、中央にできた隙間に予備の天板をはめて使用します。
「片側伸長タイプ」は、天板の片方をスライドさせることで拡張できます。伸長しない側を、壁に沿わせるように配置できるところが便利です。
「バタフライタイプ」は机の端に予備の天板が付属しており、使用するときはパタンと持ち上げて固定するだけで使えます。簡単に天板を広げたり、たたんだりしたい人におすすめです。
センター伸長タイプのエクステンションテーブル
センター伸長タイプは安定感があり、ガタ付きにくいところが魅力です。継ぎ目はできるものの、通常のテーブルと同じように見た目がスッキリと見えます。
センター伸長タイプの中から、おすすめの商品を見ていきましょう。
アルファタカバ「フォード 伸長式ダイニングテーブル」
4~6人がけまで対応できるエクステンションテーブルです。テーブルの内部に予備の天板が収納されており、保管場所に困りません。幅は140cmから最大180cmまで拡張でき、奥行は85cmです。
開閉がしやすいように、こだわりのレールを使用しています。ロック機能は手で回しやすい構造で、スムーズに伸長させられるところがポイントです。
天板には手入れがしやすく堅牢な「メラミン素材」を使用しています。天板のカラーはウォールナット・シャインホワイト・クルーズブラック・ロックグレーの4色からインテリアに合わせて選べます。
商品名:アルファタカバ フォード 伸長式ダイニングテーブル
大川家具本舗「伸長式ダイニングテーブル」
天板の幅を130~180cmに伸縮させられるエクステンションテーブルです。拡張用の天板は「20cm」と「30cm」の2種類があります。テーブルを左右にスライドさせ、内部に収納された拡張用の天板をはめて使いましょう。
来客時に拡張するだけでなく、子どもが小さいうちは幅130cm、子どもが成長してテーブルを広々と使いたくなったときは、20cmの拡張板を追加して幅150cmに拡張するというように、成長に応じて調整することも可能です。
天板は木目調のナチュラルな雰囲気で、さまざまな家具との相性がよいのもポイント。カラーはホワイトとダークブラウンの2種類です。
商品名:大川家具本舗 伸長式ダイニングテーブル
ニトリ「ダイニングテーブルセット5点セット」
伸長式のダイニングテーブルと、ダイニングチェア4脚の5点セットです。天板を伸ばして拡張天板をはめこむと、幅150cmから180cmに伸長します。
お客様をもてなすために使用する場合、テーブルの大きさだけでなく着席のしやすさも注目したいポイントです。脚がスリムな「八の字型」になっているので、椅子を出し入れしやすくなっています。
カラーはミドルブラウンで、落ち着きがある優しい色合いです。テーブルの素材には天然木化粧繊維板、ダイニングチェアには天然木が使用され、木の温もりが感じられます。
商品名:ニトリ ダイニングテーブルセット5点セット(DTフィルンOC2 150 MBR/DCフィルンOC2 MBR)
片側伸長タイプのエクステンションテーブル
片側だけを伸長させられるタイプは、左右にテーブルをずらす必要がなく1人でも簡単に拡張できます。片側を壁に寄せて設置できるので、置き場所を確保しやすいところも魅力です。
片側伸長タイプの商品を見ていきましょう。
イケア「VANGSTA/ヴァングスタ 伸長式テーブル」
幅80~120cmまで拡張でき、2~4人で使用したい人におすすめなエクステンションテーブルです。手順はテーブルの片側を引き出し、内部に収納された天板を追加するだけなので簡単に使用できます。
奥行は70cmとややコンパクトな作りになっていて、部屋を広く使いたい人におすすめです。シンプルなデザインでどんなインテリアにもなじみやすく、合わせる椅子を選びません。引っ越しなどで、椅子を買い替えたり買い足したりする予定があるときにも使いやすいでしょう。
商品名:イケア VANGSTA/ヴァングスタ 伸長式テーブル
公式:購入はこちら
カリモク「伸長式食堂テーブル」
天板の幅は150cmで最大240cmに拡張でき、4~8人まで対応できます。奥行は90cmあり、大人数でもゆったりと使える設計です。
スライドするときに脚も連動して動く仕組みで、椅子をしっかりと入れることができストレスがありません。レールには「アルミフレーム」を使用し、滑らかに動かせることが特徴です。
素材は「オーク材」を使用し、高級感があります。塗装色は、ナチュラルなピュアオークやモルトブラウンなどに加え、素材の風合いを生かしたシアーホワイトやシアーグレーなど、バリエーションが豊富です。
商品名:カリモク 伸長式食堂テーブル
タンスのゲン「伸長式ダイニングテーブルセット」
天板を持ち上げて脚を引き出し、固定して使えるエクステンションテーブルです。幅は75cmと120cmを使い分けられ、最大で4人がけに拡張して使えます。来客に対応するだけでなく、普段は夫婦2人で、子どもが成長したら一緒のテーブルで食事をしたいときにもピッタリです。
幅は75cmとコンパクトなダイニングにも置きやすい設計となっていて、テーブルとダイニングチェア2脚がセットになっています。
商品名:タンスのゲン 伸長式ダイニングテーブルセット
バタフライタイプのエクステンションテーブル
バタフライタイプは、拡張用の天板が表から見えるように作られています。簡単に伸長できる作りになっているので、頻繁に天板のサイズを変えたいときにおすすめです。
気軽に使いやすい、バタフライタイプの商品をチェックしましょう。
サウスオレンジ「バタフライデュオ 伸長式 ダイニングテーブル」
幅60・100・140cmの3パターンで使い分けられるエクステンションテーブルです。テーブルの両端をたたむと2人がけ、片側を広げると3人がけ、両側を広げると4~6人がけとして使えます。
天板を開いて脚を引き出し、天板裏にある金具で固定しましょう。ブラウンパイン色は天板に「リアルな凹凸があるシート」を使用し、質感にこだわっています。見た目がおしゃれなだけなく、傷が目立ちにくいところもメリットです。
同じシリーズの折りたたみチェアを、テーブルの中央部に収納できる作りになっており、使用しないときはコンパクトにできます。
商品名:サウスオレンジ バタフライデュオ 伸長式 ダイニングテーブル
BANBAN「アリス バタフライカウンター」
壁際を利用してテーブルを設置したいときにおすすめの、伸長式のバタフライカウンターです。片側を開いたときは幅75.5cm、両側を開くと幅125cmになります。
両側を閉じたときは「幅32.5cm」までコンパクトにでき、家具の隙間などのちょっとしたスペースに収納できる仕様です。脚部が収納になっているので、小物類や食品のストックなどを入れておけます。
ダイニングテーブルとしてだけでなく、リビングの片隅に子どもの勉強用スペースや事務作業用のスペースがほしいときなどにもおすすめです。
商品名:BANBAN アリス バタフライカウンター
イキカグ「伸長式ダイニングテーブル」
両端を開くと「円形」になることが特徴です。円形のテーブルは同席している人と視線を合わせやすく、コミュニケーションの活性化に役立ちます。
丸みがあるので、穏やかな雰囲気を演出できるところも魅力。両端を折りたためるタイプは、コンパクトに使いたいときに壁に沿わせるように配置できるので、スペースを無駄なく使えます。
幅は105cm、奥行は75~105cmまで拡張できる作りです。ナチュラルとブラウンの2色があり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
商品名:イキカグ 伸長式ダイニングテーブル