――町田さんにとって、人から褒められたらうれしい言葉はありますか?
褒められたらなんでもうれしいですよ(笑)。でも今は、「いや~、すごいですね!(筋肉が)ついてきましたね!」と言われると、うれしいですね。褒められると筋肉もよく育ちます…! こういうマッチョ発言が増えてきましたが、軽く流してください(笑)。
――突然ですが『啓太』というお名前の由来を教えてもらってもいいですか?
どこかで聞いたかな? というぐらいの記憶ですが、『啓』が“切り開く”という意味を持っているので、それに太いという字を合わせて、“自分の道を太く切り開いて欲しい”という願いを込めたと聞いた記憶がほんのりあります。
――ご両親の愛情が詰まった素敵な由来ですね。どのタイミングで知ったのですか?
学生時代…小学生か中学生の時に「自分の名前の成り立ちを聞く」という宿題があったと思うんですよね。生まれた時はどうだったなど、自分について調べる機会があって、その時に教えてもらいました。
――「町田さんを見ることが仕事や生活の原動力になっている」というDomani読者やファンの皆さんがたくさんいらっしゃると思いますが、町田さんにとっての原動力はどんなものですか?
そうですね…生きていくためには、仕事をしなきゃいけないですが…原動力かぁ。仕事をしていて常々思っているのは、僕の出演している作品を観てもらって「楽しかった」というお声をいただくと、やっていることに意味があったんだなとすごく思えます。もともと表現やお芝居は「何かを伝えるもの」だと思うので、僕も他の作品を観て“素晴らしいな”と思う作品があると、僕がこの仕事をやっている意味もあるなと思えるし、そう思える作品にたくさん携われるように頑張らなきゃと思うことも原動力になっていますね。そうやって日々いろんなところから力をもらっているなと実感しています。
町田啓太さんの撮影ウラ話15
午後のポカポカ陽気の中、行われた撮影。僅かにある、光のさす場所を求めてちょこちょこと移動しながら撮影させてもらいました。顔に光が当たるとかなり眩しいはずなのですが、それを全く感じさせず見事な表情を決めていく町田さん(しかも全てのカットが素晴らしい…!)。プロ意識と表現力の高さを改めて感じました。そして、ポーズをとらずとも歩いているだけで絵になる町田さんですが、途中お茶目な表情でバッグをぐるぐる回して遊び心をのぞかせたり、ガードレールをいとも簡単にひょいと跨ぐふりをしてみたりと(脚が長いからこそなせる技!)色々な姿を見せてくださいました。
俳優
町田啓太
まちだ・けいた/1990年7月4日生まれ。群馬県出身。O型。183cm。劇団EXILEのメンバー。ドラマや映画、舞台と幅広く活動し、数々の話題作に出演。最近は、フジテレビ系ドラマ「SUPER RICH」宮村 空役、テレビ東京系ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」黒沢優一役、NHK大河ドラマ「青天を衝け」土方歳三役での好演で高評価を得た。2022年4月に公開した映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が大ヒット。NHK総合にて毎週金曜23:15~「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」がレギュラー放送中。映画「太陽とボレロ」が絶賛公開中。また、7月期のフジテレビ系新ドラマ『テッパチ!』(毎週水曜22:00〜)で主演を務める。
公式Instagram:keita_machida_official
ナイロンジャケット¥264,000・Tシャツ¥102,300・デニムパンツ¥170,500・バッグ「プラダ トライアングル」¥302,500・スニーカー¥140,800・ソックス/参考商品(プラダ クライアント サービス〈プラダ〉)
【お問い合わせ先】
プラダ クライアント サービス 0120・45・1913
撮影/樽木優美子(TRON/スチール) 名児耶 洋(ムービー) スタイリスト/石川英治(Tablerockstudio) ヘア&メイク/KOHEY 構成/佐々木怜菜、岡野亜紀子
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