■サブスクリプションのデメリット
「サブスクリプション」のサービスを利用しなくても、解約をしない限りは一定料金を支払わなければなりません。必要ではないサービスや商品も含まれ、実際に利用しているサービスや商品が支払いの価値に見合っているかどうかは判断が難しい時があります。
そして、解約後は商品やサービスが手元には残らないため、また利用したいと思ってもできません。また解約時の解約手続きが煩雑だったり、Webサービスの場合、わかりにくい場所に書かれていることも。契約時はフリーダイアルでの申し込みができても、解約時の通常ダイアルにはなかなかつながらないなどの苦情もあります。契約時に解約時の手続きも抑えておく必要があります。
また、利用のハードルが低いため、知らないうちにたくさんのサービスを契約していることもありますので、ご自身できちんと管理をすることが大切です。
■サブスクリプションの選ぶポイント
定額の月額利用なので、使えば使うほどお得になるのが「サブスクリプション」のサービス。ですので、自分に合ったサービスかどうか、つまり続けられるかどうかが一番のポイントになってきます。価格も大切な要素のひとつ。毎月だと安価なイメージですが、1年間換算、もしくは何年使うかをしっかり考えて申し込むようにしてください。
【目次】
サブスクリプションの事例
「サブスクリプション」には、どのようなジャンルがあるのか、事例と合わせて紹介します。
学び
学びのジャンルにはたくさんの「サブスクリプション」があります。テレビCMでもお馴染みの、大手企業が提供する映像授業と教材や、これからの社会で要求されるスキルとして注目されている、プログラミングなどもあります。初歩のものは無料、応用編が有料といったものも。また英語や資格など目的に合わせたサービスもたくさん出ています。
動画・音楽配信サービス
最もサービスの種類が多いのがこのジャンルです。それだけに自分にぴったりの「サブスクリプション」サービスを選択することが大切です。
多くの動画配信サービスには、無料体験期間が設けられています。自分が観たい聴きたいコンテンツが充実しているかどうかを判断してから、有料期間に移行することが出来ます。また、金額やポイント利用など、それぞれのコンテンツが多様であるため、しっかりと比較検討することが大切です。
電子書籍・雑誌
書籍の「サブスクリプション」もたくさんあり、動画・音楽配信と同じ企業が運営しているものも多いです。また、漫画に特化したものや、雑誌だけに特化したものも。電子書籍・雑誌ですので、スマホやタブレットあるいはブラウザー、専用アプリを使って読みます。
その他
ジャンルを問わず様々なサービスがあります。CMの「車のサブスク」でもお馴染みの車の「サブスクリプション」、お菓子、サラダなど食べ物の「サブスクリプション」、子供向けにはおもちゃの「サブスクリプション」や、お母様には美容院や花の「サブスクリプション」なども。
また、変わったところでは、家の住み放題サービスや、旅とホテル泊まり放題サービスなどもあります。
最後に
「サブスクリプション」は、新しいビジネススタイルとして注目されています。今後ますます様々なジャンルに展開されていくことでしょう。このサービス最大のメリットは、自分に合ったものを選んで、とことん使い尽くすこと。ご自身のスタイルと相談しながら、上手に活用して賢い選択をしていきましょう。
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