まずは夫の“子育て苦手ポイント”をチェックしてみる
先日、子どもが産まれてから初めての海外出張の機会がありました。コロナ禍でずっと行けていなかったため、海外の取引先を直接視察出来ることはここ数年の悲願! 一方で、4歳の娘と二人完全ワンオペ状態となる夫のサポートをどうしたらよいのか…と考えあぐねた結果を、同じ悩みを抱えるママにむけてシェアしたいと思います。
1. 夫の“子育て苦手ポイント”を洗い出す
まず改めてチェックしたのは夫の子育てにおける“苦手ポイント”。実際に洗い出された、我が家のチェックポイントはこちら。
・娘の身の回りのお世話は一通り出来るものの、他の家事との同時進行は苦手
・夕飯の献立決めなど、“選択&決定”のプロセスが入ると一気にストレスを感じる
2. 苦手ポイントをサポートするための事前準備を行う
1のポイントを踏まえて出張前に下記2点を準備してみました。
・不在期間中の子どもの着替えセットを全て作成
・夕飯の献立をあらかじめ日別に決定
まずは、不在期間中のトップス×ボトムス×肌着×靴下の保育園お着替えセットを大量作成。それによって、朝のお着替えや保育園に持参する着替えセットの組み合わせを悩む時間を省くことに成功。
また、夕飯のメニューを考えるプロセスにとにかくプレッシャーを感じる夫のために、不在期間中のメニューを全て事前に決めて準備。余裕がない時や疲れた日用に惣菜やお弁当を購入する日も組み込み、出発前に下味処理して冷凍したり、作り置きをしておいて極力娘のお世話だけに集中出来るような環境を意識してみました。
▲作り置きには無印良品の密閉保存容器が大活躍!
今回の事前準備に対する反省点は?
初めての経験ゆえ手探りの対策ながら、結果はおおむね良好。夫も娘も特に不便を感じず、1週間を過ごすことが出来たそうです。一方で、そもそも夫自身が体調を崩した時を想定し、簡単に食べられる冷凍食品などを用意しておけばよかった…など、次回に向けての反省点&課題もたくさん発見出来た1週間でした。
共働き世帯が増加してきた今日この頃と言えども、一方でやはり母親が長期間家を空けるとなると現実的には難しい家庭が多いのもまた事実。私自身はまだ若輩者ですが、この手探りの奮闘記が少しでも働くお母さんの状況打開のきっかけになればとても嬉しい限りです。
Domanist
杉本緑
1児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/