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LIFESTYLE レジャー

2022.10.28

まもなくオープン!【ジブリパーク】子連れで楽しめるのはどのエリア?子連れにおすすめの楽しみ方まとめ

2022年11月1日、愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園内にジブリパークがオープンします。まだジブリ作品デビューしていないお子さんと行っても楽しめる?そんな疑問に、開園に先がけて現地を取材したトラベルライター伊澤慶一が「親目線」でパークをご案内。また、10月24日に変更になったチケット情報も要チェックです!

ジブリパークで〝大人も子どもも楽しむ〟ためのポイント

2022年11月1日、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)内に、スタジオジブリの世界を表現した公園「ジブリパーク」がオープンします。パーク全体を紹介した記事はこちら。

本記事では、ジブリパークをいち早く取材してきたトラベルエディターの伊澤慶一(WEB Domani連載「終わりなきパパJOURNEY」担当)が、子連れ目線での楽しみ方をご紹介します!

予約制のジブリパーク、子連れで楽しむなら「ジブリの大倉庫」は必須!

ジブリパークは第1期開園で3つのエリアがオープンします。その中で、個人的に子連れ(特に未就学児〜小学校低学年)に一番おすすめなのが「ジブリの大倉庫」です。ほかの「青春の丘」と「どんどこ森」も、それぞれ映画『耳をすませば』と『となりのトトロ』の世界観を細部まで再現した素晴らしいエリアなのですが、どちらかというと何度も映画をリピートした大人向けという印象。この記事では「ジブリの大倉庫」のどんなところが子連れにおすすめか、具体的に紹介していきたいと思います。

大人は立ち入り禁止の「ネコバスルーム」

猫バスルームの看板

▲『となりのトトロ』のキャラクターが大集合する「ネコバスルーム」の看板

「ジブリの大倉庫」はジブリパークのメイン施設であり、企画展やキャラクター展示、ショップ、カフェなどさまざまなジブリ作品の世界を楽しめるエリア。順路がない中を歩いていると、そこかしこで映画の登場人物に出会うことができ、大人も子供もワクワクが止まりません。そんな「ジブリの大倉庫」で、子供たちが一番喜ぶのはなんといっても「ネコバスルーム」でしょう。

パークオリジナルデザインの巨大なネコバスのぬいぐるみ正面

▲よじ登って遊ぶこともできる(小学生以下)、巨大なネコバスのぬいぐるみ

「となりのトトロ」より、サツキとめいが迷い込んだ森のトンネルの再現

▲サツキとメイが通った森の中のトンネルをかわいらしく再現

隠れトトロと小トトロ

▲ちょっぴり臆病な中トトロと小トトロもいるので探してみましょう!

「ネコバスルーム」は『となりのトトロ』の世界を表現した“子供たちだけ”の遊び場で、なんと大人は立ち入り禁止となっています(小学生以下のみ可。大人は入り口付近で見学。内部にはスタッフの方が常駐しています)。ジブリパークオリジナルデザインのカラフルなネコバスをはじめ、子供サイズの「サツキとメイの家」、さらに大木をイメージしたトンネルを抜けていくと、映画さながらに横になって眠るトトロ(本記事トップ画像)が出現。

「どんどこ森」にもトトロの姿をした木製遊具「どんどこ堂」や、実際の家のように建てられた「メイとサツキの家」があるのですが、小さなお子様を目一杯遊ばせるのであれば、断然こちらがおすすめです。

子供目線で歩く、ちょっとレトロな「子どもの街」

「ネコバスルーム」のすぐ隣にある「子どもの街」も小学生以下の子供だけが入れるエリア。ここではスタジオジブリのある東京・小金井市周辺の昔の街並みを再現しており、レトロなお店や乗り物が並びます。

絵本で描かれるようなかわいい街の再現

▲絵本で描かれるようなかわいい街がジブリパーク内に出現

『となりのトトロ』に出てくる街のバスの再現の正面

▲バスの行き先は『となりのトトロ』でお母さんの病院があった「七国山」

「子どもの街」は街並みだけでなく設置されているトイレもかわいらしく、ちょっぴり懐かしくメルヘンな世界観が漂います。実はプレス向けの取材日でも、大人が中に入って撮影することは許されず、徹底して子供専用のエリアとなっていた「ネコバスルーム」と「子どもの街」。

大人が入れないのは残念ではありますが、子供たちにとって刺激的な空間なのは間違いなし。「中はどんな世界だったか後でパパママに教えてね!」と、子供とコミュニケーションして楽しんでみてはいかがでしょうか?

まだまだたくさん、子連れ目線で「ジブリの大倉庫」の楽しみ方!

上記は子供たち専用の遊び場でしたが、「ジブリの大倉庫」内にはまだまだ子連れ目線で楽しめる場所や仕掛けがたくさんあるので紹介していきます。

■企画展「ジブリがいっぱい展」にもネコバス&トトロ

オリジナルデザインのネコバス正面

▲オリジナルデザインのネコバス。行き先は「ジブリパーク」に

スタジオジブリの打ち合わせスペースを再現した「トトロ・バー」中にあるトトロとネコバスを模した椅子

▲スタジオジブリの打ち合わせスペースを再現した「トトロ・バー」

まずは企画展「ジブリがいっぱい展」内にあるネコバスとトトロ・バー。世界中から集められたジブリ作品のポスターや映像・音楽パッケージ、書籍などが並ぶもので、展示自体は大人向けの内容ですが、中に進んでいくと上の写真のように大きなネコバス、トトロが待ち構えてくれています。「子供に見せてもわからないかも…」とスルーしがちな企画展ですが、見逃しのないようぜひ中を覗いてみてください。

■中央階段付近で子供と一緒にかくれキャラクター探し

「ジブリの大倉庫」中央階段正面

▲「ジブリの大倉庫」のイメージシーンでもよく使われる中央階段

ジブリパーク内に点在する隠れまっくろくろすけ

▲『となりのトトロ』でおなじみ、まっくろくろすけは数カ所に潜んでいます

ジブリパーク内に点在するタイルの隠れ王蟲

▲こちらはタイルの中に潜む『風の谷のナウシカ』の王蟲(おうむ)

「ジブリの大倉庫」で1階と2階を結ぶタイル装飾の階段があるのですが、そのタイルの中や周辺の植え込みあたりをよく探してみると、ジブリにまつわるさまざまなキャラクターを見つけることができます。ここで紹介したまっくろくろすけや王蟲はごく一部!親子で一緒になって探してみるのも、ジブリパークの楽しい過ごし方です。ちなみに頭上には『天空の城ラピュタ』のオープニングに登場する「空飛ぶ巨大な船」がプロペラを回して飛んでいるのでそちらも注目してみてください。

親子で欲しいものがたくさん、ショップ「冒険飛行団」

3つのエリアそれぞれにお土産が販売していますが、規模や取り扱い点数が圧倒的に多く、子供が喜ぶものが揃うのが「ジブリの大倉庫」内のショップ「冒険飛行団」です。

「ジブリの大倉庫」内のショップ「冒険飛行団」の旗
▲少なくとも30分以上は時間をみておきたい「冒険飛行団」での買い物タイム

ジブリパーク限定ネコバスはぬいぐるみやキーホルダー

▲ジブリパーク限定ネコバスはぬいぐるみやキーホルダーなど販売

『魔女の宅急便』の手作りワンピースキット正面

▲こちらもショップ限定、『魔女の宅急便』の手作りワンピースキット(5,500円)

トトロとクスノキを描いたミニバッグとトートバッグ正面

▲トトロとクスノキを描いたミニバッグ(左・4,950円)とトートバッグ(右・3,850円)

お菓子やぬいぐるみ、文房具、Tシャツなど、ありとあらゆるジブリ関連グッズを販売している「冒険飛行団」。子供があれこれ欲しがるのは当然ですが、創業200年「石塚硝子株式会社」の食器ブランド「アデリア」とコラボしたオリジナルグラスや、美濃和紙で作ったちょうちん、「平成狸合戦ぽんぽこ」をモチーフにした信楽焼のたぬきなど、大人だって欲しくなる上質なおみやげもずらりと揃い、時間を忘れて買い物に没頭してしまいます。ちなみに、個人的にはジブリパーク限定のミニバッグとトートバッグをおみやげに購入。男の子、女の子問わず使えるかわいいデザインで、公園や外食など、子供のちょっとしたお出かけの際に使うのにも便利そうです!

ジブリパークのチケットは、1月分が11月10日から販売予定!

以上、今回はジブリパークを子連れ目線で紹介させていただきました。「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」には、それぞれエリアごとの予約チケットが必要になり、既に12月分までのエリアチケットは販売終了。1月分の抽選販売も一旦締め切りとなりましたが、今度は11月10日より先行販売が再開されます。記事でも書きましたが、子供が喜ぶのはやはり「ジブリの大倉庫」!ぜひチケットを予約して、お子様と一緒にジブリパークを楽しんでみてください。

〜 チケット情報 〜

「ジブリの大倉庫」
(平日)大人 2,000円、4歳〜小学生 1,000円
(土・日・休日)大人 2,500円、4歳〜小学生 1,250円

「どんどこ森」

大人 1,000円、4歳〜小学生 500円

「青春の丘」「ジブリの大倉庫」セット券

(平日)大人 3,000円、4歳~小学生 1,500円
(土・日・休日)大人 3,500円、4歳~小学生 1,750円

※各エリアの入場時間枠等、詳細は公式ホームページからご確認ください。

※2023年2月入場分(11月10日発売分)より、ジブリパークのチケット予約と販売方法が変わります
・抽選制は終了し、毎月10日より入園日まで、先着順でチケットを販売
・「青春の丘」は「ジブリの大倉庫」とのセット販売になります。

 

▶︎ジブリパーク公式サイト
@Studio Ghibli

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トラベルエディター

伊澤慶一 

旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌のホテル特集ページ制作を手がけたり、「ワーケーション」や「ステイケーション」をテーマに連載記事の執筆、また自らのInstagramアカウントで日々おすすめホテル情報を発信している。
アカウント:@izawakeiichi

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