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LIFESTYLE インタビュー

2022.12.15

24時間では足りない行動的な日々!天寿光希さんの秘密の学び時間とは?【宝塚歌劇団OG連載】

星組男役として長きに渡り活躍されていた天寿光希さんの2回目は、パーソナルなことを深掘り。インスタグラムからも伝わる、天寿さんの旅についてのお話もうかがいます。

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人生は、旅。実際に旅をして、人生が豊かになるように見聞を広めています

現役時代のことについてをメインにうかがった前回のインタビュー。穏やかさの奥に熱い想いや豊かな感受性を秘めていることが垣間見え、天寿さんの心の器の大きさを知ることができたように思います。

今回は天寿さんの普段の生活のこと、好きなものやおすすめしたいアイテムなどを根掘り葉掘りうかがいます!

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どんな時に退団を実感しますか?

天寿さん(以下敬称略):寝る時ですね。在団中はお稽古の始まりが13時で、その前の自主稽古の有無で1日のスケジュールを考えていました。そのお稽古や開演時間の基準ではなく、自分オンリーで予定を組めること。翌日の予定を考えながら、「そっか、私は今タカラヅカの仕事をしていないから自由に動いていいんだ」って。

天寿さんの1日のルーティンを教えてください。

天寿:だいたい6時に起きて白湯を飲んで、というところからスタート。そしてテクテクと45分の散歩をし、お掃除。特にトイレは必ずやって、朝ごはんは食べずに昼前に家を出て、そこからは秘密の学び時間(笑)。寝る時間はいろいろですね。ちょっと何かに興味を持つと寝る間を忘れて調べ物をしてしまい、気づいたら3時間睡眠とか。24時間では足りないくらい動き回っちゃうんですよね。

秘密の学び時間が気になります。お話しできる範囲内で教えてください。

天寿:ヨガとかパーソナルトレーニングなどの体を動かすことと、パソコンなどの知識を増やす学びタイムです。

天寿光希さん

今ハマっていることはどんなことですか?

天寿:神社仏閣が好きで、そこからさらに日本文化に触れたいと思ってお茶を習い始めました。茶道との出合いは、今まで大切にしてきた感性にたくさんの知識を与えていただく、宝物のような時間です。目標は、今までお世話になった方々に感謝の想いを込めて、一期一会を感じる茶会を開くことです。

あとは旅ですね。その土地の歴史や民俗、そこに生きている人の情熱や生きざまを目の当たりにするとものすごく感動するんですよ。今まで自分が知らなかったことや、食べたことのないおいしいものに触れると自分の感性がワーッと広がるのを感じます。神社仏閣はその土地の中でもエネルギーが強く安心安全な場所にあるので、その周りを旅して見聞を広めています。

私は青森と秋田のハーフなんです。青森にはねぶた祭、秋田には竿燈まつりという有名なお祭りがあり、小さい頃には毎年楽しみにしていました。地元出身の方たちがその祭のためだけに帰ってきて、ねぶたではハネトを舞ったり、竿燈では技を披露しあったりして、大人たちの本気が見えるんです。それを子供ながらにまぶしく思っていました。

このたび青森に立ち寄った時に青森屋に行ったところ、ねぶた祭のパフォーマンスをしてくれたんです。その土地で生きている魂の気高さや誇り、息づいてこられた人々への弔いのような尊さを感じられて「人間てすごいな」と心が震えました。

実際に足を運んで、その土地の文化に触れるって大切な経験ですよね。退団して自分の時間が持てるようになったからこそですね。

天寿:そうですね。退団後に登山をしましたが、もっといろんな山に登りたい。シュノーケリングもしたし。あ、青森の浅虫水族館でイルカショーを見て、イルカと泳ぎたいという夢もできました。本当にすごいんですよ、イルカとトレーナーさんの通じ合っている信頼感が。とっても感動しました。

浅虫水族館は、ウミガメとかラッコとかペンギンとか…たくさんの種類の海の生き物がいるのも楽しいですし、SDGsにも力を入れていてそれにも感銘を受けました。素晴らしい施設なのに、入場料は¥1,030と格安! ぜひ行ってみてください。

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