Domaniスタッフがおすすめする映画やドラマ
ちょっと時間が空いたり、移動時間だったり、リラックスタイムだったり、映像作品を視聴するタイミングはさまざま。エンタメ好きが多いDomaniスタッフでも、たびたび「今何観てる?」と話題に上がります。そんな中、スタッフたちが2022年に視聴した中から特におすすめしたい作品をピックアップ。映画、ドラマ、アニメ、リアリティショーとジャンルごとに紹介します。
【映画】
カモン カモン
「甥をしばらく預かることになった主人公・ジョニーと、その甥・ジェシーの物語。本作を手がけているマイク・ミルズ監督の作品が好きで、絶対に映画館で観たいと楽しみにしていた一本です。大人にはなかなか理解できなくても、子どもの言動にはその子なりの大事な意味があるのだということを思い出させてくれる作品。大人であっても子どもであっても、相手の話を聞き自分の話をし、そうやって自分の気持ちに向き合ったり、自分の気持ちを取り戻したりしていく様が描かれていると感じました。終始ほんのりとユーモアが漂っていて、クスッと笑えるようなシーンが多いのも好みです」(ライター・竹村史菜)
【国内ドラマ】
ミステリと言う勿れ(フジテレビ系)
「主人公の考え方が独特で、特にいじめ問題は『加害者こそ隔離すべき』という考え方に共感しました。あたりまえの正論が、きちんと通るような世の中になってほしいです。菅田くんの久能役もすごく光っていました!」(エディター・朝岡真梨)
正体(WOWOW)
WOWOWオンデマンドにて全話配信中
「小5から亀梨和也さんが大好きなのですが、今までの出演作品でいちばん好きな作品です。同じドラマを何回も観たのは初めてかもしれません。亀梨さんは殺人犯として逮捕され輸送中に逃亡した男を演じています。変装で身を隠して転々と逃亡するのですが、行く先々で目立ってはいけないのに困っている人に手を差し伸べてしまい、“彼は本当に殺人犯なのか?”と疑問が浮かびます。それを友人や家族と考察しながら観るのが面白かったです」(ライターS)
カムカムエヴリバディ(NHK)
「朝ドラ好きの私にとって、『カムカムエヴリバディ』は近年稀に見る面白さでした。〝家族の確執と再生〟という朝ドラには難易度の高いテーマを、ラジオや音楽・時代劇といったエンタメを通して感動的に描いた意欲作。現在放送中の『舞いあがれ!』も楽しんで観ています」(ライター・徳永留依子)
ヒル(WOWOW)
WOWOWオンデマンドにて全話配信中
「他人に寄生する不法滞在者たち(ヒル)の運命と格差社会の闇を描く社会派復讐サスペンス。ほんの一瞬の間にスペアキーが作られ、不在の間に自宅を使用されているというとんでもなく恐ろしい設定で、観終えるまでドキドキハラハラが止まりませんでした。赤楚衛二さん、坂口健太郎さんの演技が素晴らしすぎるが故に、作品がより怖く、手に汗握って観ていたほど。この作品を観てからは、ゴミ捨てだけだし…などと思わず、一瞬の不在でも絶対に家の鍵をかけるようになりました(笑)」(エディター・岡野亜紀子)
石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー(TBS系)
DVD-BOX 22,990円(税込)/Blu-ray BOX 29,040円(税込)
発売元:TBS 発売協力:TBSグロウディア 販売元:TCエンタテインメント
©TBSスパークル/TBS
「『Nのために』『アンナチュラル』『MIU404』など、新井順子さんプロデュース・塚原あゆ子さん演出のドラマは間違いない!と始まる前から楽しみにしていましたが、やはり今回も期待以上でした。日常でもしかしたらやってしまっているかも…と思うようなささいなトラブルが事件として取り上げられているので、毎度考えさせられます。法廷シーンでは画面越しに語りかけるような演出もあり、他人事ではないとハッとさせられる面も。有村架純さんと中村倫也さんの、相棒としてお互いを思いやりつつ、コミカルな掛け合いも大好きでした!」(ライター・近藤亜衣子)
ファイトソング(日本テレビ系)
「連続テレビ小説『おかえりモネ』で、控えめで繊細なヒロインを演じた清原果耶さんに魅せられたので、ラブコメはギャップを感じそう…などと思っていましたが、ころころ変わる表情に心をもっていかれました(笑) 登場人物がみんな魅力的で、全員応援したくなる。不器用ながら徐々に仲を深めていく様子はほほえましく、じれったさや切なさもあり、なんだか力をもらえる作品です」(ライター・近藤亜衣子)
【海外ドラマ】
オビ=ワン・ケノービ
「毎週観ていました。スター・ウォーズが好きなので、オビ=ワンは外せない!今は、同じくスター・ウォーズ内の登場人物のストーリー『キャシアン・アンドー』が配信されていて、楽しみに観ています」(エディター・木戸恵子)
POSE/ポーズ
「アフリカ系やラテン系のLGBTQ+の人々の文化である〝ボール・カルチャー〟を描いたドラマで、ユニークで楽しい衣装を着て堂々と歩く姿に気分が上がります。登場人物たちはしばしば「ここまでスラスラ人を罵倒できたらちょっと楽しいだろうな」と思わせるほど罵り合って喧嘩するのですが、誰かに問題が起きたときは助け合うし、いいことがあれば祝うし、ときには旅行に行ったりもする、その関係が最高です。ストーリーはフィクションですが、トランスジェンダーやゲイの人々が築いてきた文化、そして差別との闘いの歴史の一端を知ることができ、今年本当に観てよかったと特に思った作品です」(ライター・竹村史菜)
【韓国ドラマ】
Dear.M
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U-NEXTで独占配信中
「ドラマのために食事制限をしていたというNCT・ジェヒョンさんが主演の作品。大学生のピュアでかわいい恋が描かれていてキュンキュンしっぱなし。超絶美形・ジェヒョンさんが〝幼馴染に片思いするちょっと冴えない大学生〟(しかしすごく天才で姉思い)を演じているのがとてもいい。そして、目元にだけほんのり血色感を演出するメイクの美しさ&メイクの技術に毎回感動していました」(ライターS)
秘密の森
「先が気になりすぎて、2シーズン一気見しました。元々サスペンス系が好きなのですが、ドラマとは思えないほど複雑に、巧妙に描かれていて、とってもちゃんと作られている作品だなと感動しました。ぺ・ドゥナのファッションも個人的にすごくタイプでした。観終わった後の喪失感がすごかったです」(エディター・村井絢)
月水金火木土
© CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
U-NEXTで独占配信中
「パク・ミニョンさんが大好きなので、まずドラマで着ているファッションを見るだけでも楽しい作品です。特殊な設定ですが、案外感情移入できて、面白かったです」(エディター・佐々木怜菜)
流れ星
© STUDIO DRAGON CORPORATION
U-NEXTで独占配信中
「ラブコメが大好きなのですが、もう好きが全部詰まっている作品!ドラマのテンポもよく、ハンビョルの仕事のできる女性感も好感がもてました。スター・テソンが片思いの相手・ハンビョルへ不器用にアピールする姿がとても魅力的。キュンキュンしたいときにおすすめです」(エディター・佐々木怜菜)
ゴールデンスプーン
『ゴールデンスプーン』
ディズニープラス スターで独占配信中
© 2022 Disney and its related entities
「貧しい家に生まれた子供が、お金持ちになれる〝金のスプーン〟を偶然手にするところから物語はスタート。まず最初に、韓国で広まるスプーン階級論(金、銅、土など経済力の差で人を区別する)に驚きました。主演のユク・ソンジェさんの演技が本当に素晴らしい!貧しい青年イ・スンチョンから、スプーンの力で入れ替わった最高階級の同級生・ファンテヨンとして生きながらも、思い悩み揺れ動く感情を見事に演じていてさすが演技ドル(演技もできるアイドル)!と夢中に。〝どうかスンチョンが幸せになりますように〟と願いながら毎週配信待ちをしていました」(エディター・岡野亜紀子)
ボーイフレンド
「キューバで出会った2人が、帰国後にホテルの代表と新入社員という形で再会、惹かれあっていくストーリー。韓国ドラマ好きの友人から熱烈におすすめされ視聴したところ、自分もどハマりした作品です。キューバをはじめ、映像がとてもきれい。優しくて聡明な青年・ジニョクが、ココ!という場面で行動に移してくれるのも最高。キュンを超えてギュンギュンと胸が苦しかったです」(ライター・近藤亜衣子)
ユミの細胞たち
©STUDIO DRAGON CORPORATION
シーズン1~2をPrime Videoで独占配信中
「シーズン1もシーズン2もとにかく面白く、キム・ゴウンさん演じるユミの中にいる感情の細胞たちが全員かわいくて細胞たちのファンになりました。また、アン・ボヒョンさん演じるウンとジニョンさん演じるバビ、このふたりも素晴らしくウン派かバビ派かを娘や友人たちと話しては盛り上がっています。ちなみに私はバビ派です。シーズン2を観終えてロスがひどくシーズン3やってほしいな…と心待ちにしています」(エディター・岡野亜紀子)
【アニメ】
BLEACH
「映画『スラムダンク』のようにアニメ界隈は過去の名作リバイバルが続いているのですが、『BLEACH 千年血戦篇』は10年ぶりの続編。10年前と変わらない声優陣×令和の作画クオリティ、製作陣の変わらない作品愛に感動しています。ずっと続編を待っていて本当によかった…!」(ライター・旧井菜月)
ようこそ実力至上主義の教室へ
「成績優秀者たちが実力士業主義の学校で繰り広げるストーリー。2期がはじまる!とSNSで盛り上がっていたので、タイトルからどんなお話なのか気になり視聴してみたら、どっぷりハマりました。1期のどんでん返しに度肝を抜かれ、すぐにもう一周したほど。普段はなにかしらの作業をしながら映像を流すタイプですが、こればかりはしっかり時間を確保して集中して観ました。来年から始まる3期も楽しみです」(ライター・近藤亜衣子)
【リアリティショー】
ブリティッシュベイクオフ
「イギリスのアマチュアベイカーによるお菓子選手権。出場者それぞれのルーツに因んだ菓子や、伝統菓子、奇想天外なアイデア創作菓子などを〝工程・仕上がり・評価〟の一連を通じて楽しめるのが面白いんです」(イラストレーター・カミナカ ケロヨン)
スタッフのアンケートでは、ドラマ作品が多く挙げられました。中でも韓国ドラマは突出した人気ぶり!時間にゆとりが出る年末年始のウォッチリストに加えてみてはいかがですか。
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