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LIFESTYLE レシピ

2023.02.11

簡単&時短で完成する濃厚〝タルトオショコラ〟

普段はスコーンやマフィンなど朝食にもなるスイーツを中心に紹介しているこのコラムですが、今回はバレンタインデーも近いので、タルト型さえあれば、さっと作れて、見栄えも良いチョコレートタルトの紹介です。当日朝でも絶対できる!超簡単レシピなので、ぜひお試しください。

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構成・レシピ制作/渡邊和泉
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当日朝でもさっと作れ、おもてなしやギフトにも重宝

雪混じりの天気の中、この原稿を書いています。「あぁ、今日バレンタインのチョコレートを買いに行くはずだったのにな…雪で出られない、どうしよう、、と」笑。

そんな時もキッチンにあるもので、バレンタインや急な来客を乗り切れる、今回はそんな簡単レシピの紹介です。元々、フランスでは“タルト オ ショコラ“と呼ばれるもので、クッキーのようなサクサクとしたタルト生地にチョコレートのガナッシュクリームを流し込んだ、とてもベーシックなタルト。

多くのケーキ屋さんやベーカリーのショーケースに並んでいるので、ご存じの方が多いはず。作り方はとてもシンプルで簡単ですが、チョコレートの味がダイレクトに伝わるので、(カカオ含有量の高いものを使用すると特に)風味を堪能できる贅沢な一品になります。

では早速、クレームショコラと呼ばれるガナッシュクリーム作り。

【クレームショコラの材料(タルト型21cm 1台分)】

牛乳     100ml
生クリーム  160ml
卵黄     2個分
グラニュー糖 40g
チョコレート(カカオの分量の多いものがベター) 220g

 

チョコレートと生クリーム、卵などが木のボードの上に置かれている

▲基本的に必要なものはこれだけ。とってもシンプルです。

〈1〉牛乳、生クリーム、グラニュー糖(半量)を鍋にいれ、ふつふつするまで温めます。

鍋に生クリームと牛乳が入っている

〈2〉卵黄と残りの砂糖をボウルにいれ、白っぽくなるまで混ぜ合わせます。

卵黄と残りの砂糖をボウルにいれ、白っぽくなるまで混ぜ合わせているところ

〈3〉1〉を〈2〉のボウルに少しずつ加えながら、混ぜ合わせ、全て入れ終わったら、〈1〉の鍋に戻し、
とろみがつくまで火に掛けます。

鍋を火にかけてかき混ぜている

木ベラで鍋の中身をすくった様子

▲木ベラで混ぜ、指で跡をつけたときに、卵液が流れてこなければOK

〈4〉チョコレートの上に、〈3〉をかけて、チョコレートを溶かしていきます。チョコレートが溶けるのを少し待ってから、泡が入らないように、そっと混ぜ合わせていくと、滑らかなガナッシュクリームに。

ボウルに入ったチョコレート

〈5〉焼き上がった(既に焼かれている市販のものを使っても)タルトに流し入れ、常温で固める。

チョコレートを流し込んだタルト生地
▲ガナッシュはたっぷり入る分量です。もし浅めのタルトを使う場合は、ガナッシュクリームの分量を卵黄1.5個分にして、その他の分量を調整しても。

ちなみに、タルト生地を自身で焼かれる方はこちらを参考にしてみてください。(生地をタルト型に伸ばして、クッキングペーパーを敷いた上に、重しを乗せて、180度に熱したオーブンで30分ほど焼いて作ります。生地がきつね色に焼けたら、粗熱をとっておきます)

〈6〉仕上げにココアパウダー(分量外)を表面に振りかけます。その他、生クリームやフルーツでトッピングするのもおすすめです。

テーブルに並んだスイーツ

▲ある週末のティータイム。頂いたお菓子とタルトで、友人と子供達とお茶。

タルト型がない場合は、クリアなグラスに入れて、上にイチゴや生クリームをトッピングして、チョコレートパフェ風にアレンジすれば、タルトではない楽しみ方もできますので、こちらもお試しください。

寒い日は、子供達と簡単なチョコレートスイーツ作りを楽しみつつ(ちょっとしたアクティビティ感覚で子供も楽しい)、それを旦那さんのギフト&おやつにゆっくりと過ごしたいものですね。

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