・収納袋に入れる
羽毛布団をたたみ終わったら、最後は収納袋に入れます。その際、通気性をよくするために収納袋の口を2~3cm開けておくのがポイントです。収納する袋は、羽毛布団を購入した際に布団が入っていた袋がベスト。通気性が良くなるように作られています。
羽毛布団を収納する際の注意点は?
羽毛布団を収納する際に気をつけることは、収納袋と置き場所です。詳しく見ていきましょう。
・羽毛布団の収納袋は通気性の良いものを選ぶ
羽毛布団を収納する際に、最も重要なのが通気性です。ビニール製の袋は、通気性が悪いため、羽毛布団の収納には向きません。布団を購入した際に入っていた羽毛バッグが理想ですが、不織布や綿素材のものでもOK。使わなくなったシーツなどもおすすめです。
・圧縮袋はNG
収納時にどうしても、かさばる羽毛布団。コンパクトにしたいからといって、圧縮袋を使用するのはNG。圧縮袋に入れると羽毛がつぶれてしまい、ふんわりとした状態に戻らなくなる可能性があるからです。
・羽毛布団の上に物を置かない
羽毛布団は、押入れやクローゼットの上の方に保管します。羽毛がつぶれてしまうため、布団の上に物は置かずに収納するようにしましょう。
収納した羽毛布団を使い始める時はどうする?
肌寒くなり、コートを着るような時期になると、収納していた羽毛布団を出す日がきます。出してきたばかりの羽毛布団は、押入れ内の湿気やニオイを吸っていたり、ふんわり感がなくなっていることも。天気の良い日に天日干しをすると、湿気やニオイを追い出し、ふんわりとした羽毛布団が戻ってきます。
また天日干しをする際は、片面1時間くらいを目安に干してください。羽毛布団の側生地を傷める可能性があるため、長時間の天日干しは良くないとされています。
最後に
羽毛布団を長持ちさせるには、収納の仕方が重要です。「そろそろ羽毛布団をしまおうかな」と思ったら、羽毛布団はもちろんですが、押入れの掃除もお忘れなく。せっかくきれいにした羽毛布団も、保管場所の環境が悪いと台無しになってしまいます。次のシーズンも、ふわふわで温かい羽毛布団で寝られるように、正しく収納したいですね。
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