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2023.04.02

【布団のサイズ】選び方は? 布団の主なサイズや特徴などについて解説

布団を選ぶ上で、サイズは重要な要素です。サイズは「シングル」「ダブル」などさまざま。本記事では、主な布団のサイズとその特徴、また選び方のポイントについて紹介します。

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布団とマットレスはどう違う?

人生のおよそ3分の1は睡眠であるといわれます。また、睡眠は疲労回復や記憶定着などに重要な役目を果たすとか。したがって、睡眠のために必要な布団もしっかりと自分に合ったものを選びたいところ。しかし、多くのメーカーから豊富な種類の布団が販売されていて、何を基準にしてどの布団を選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。

まず、布団とマットレスの違いについて整理しておきましょう。

窓際のベッドで伸びをしている人の写真

布団のサイズ表記は縦横のみなのに対して、マットレスは縦横に加えて厚みがあります。実際、マットレスは布団よりも厚くて弾力性が高いです。マットレスは体形や姿勢に合わせて沈み込んだり戻ったりするので、無理な姿勢にならずに眠ることができるというところがポイント。そのため、どこか一箇所に負担が集中することを防げます。

また、布団は基本的に折り畳んで押し入れなどに収納できるのに対して、マットレスはそうとは限りません。ほとんどの人が、都度収納することなくそのままにしておくことが多いでしょう。そのため、マットレスは布団に比べると場所を取るといえます。

布団 サイズ

敷布団の主なサイズ

布団は、床に敷く敷布団と体に掛ける掛布団に分類することができます。まず、敷布団について見ていきましょう。メーカーによって異なる場合もありますが、主に以下のサイズに区分されます。

窓際に置かれ、白い寝具で揃えられたベッドの写真

1:シングル(約100×210㎝)

シングルサイズは、非常に流通している敷布団のサイズ。小学生程度の子どもから大人まで使えます。体が大きくない人なら、十分に足元までカバーすることができます。

また、シングルサイズは和室や洋室を問わず使えるのも利点。収納しやすく、重さも軽いため扱いやすいです。基本的に1人用の敷布団で、一人暮らしなどに適しているといえます。素材やタイプの種類も豊富。カバーの種類も多様に選べます。

2:セミダブル(約120×210cm)

セミダブルサイズは、一人で寝るには十分な広さがあります。シングルサイズよりも少し横幅が広くなるのが特徴。幅が広いため、寝返りも打ちやすくなるでしょう。

3:ダブル(約140×210cm)

ダブルサイズは、セミダブルよりも約20cmほど幅が広いサイズ。それほど体が大きくない親子で寝る場合であっても、余裕があるでしょう。カバーなどの品揃えも充実しています。

ダブルサイズはゆったりとした寝心地を提供しますが、その分重く、かさばります。収納場所や洗濯方法を事前に確認しておく方がよいでしょう。

4:ワイドダブル(約150×210㎝)

ワイドダブルサイズは、ダブルよりも約10cmだけ横幅が広い敷布団です。平均的な体格の人が2人で寝る場合でもちょうどよい具合。ダブルサイズでは狭く感じたときに、ワイドサイズは有力な選択肢となることでしょう。

5:クイーン(約160×210㎝)

クイーンサイズは、ワイドダブルよりも10cm横幅が広いサイズ。広い敷布団のサイズの部類に入るので、快適さと贅沢さを追求したい人におすすめ

ただし、その分重くまた場所もとります。収納場所や洗濯方法は購入前に事前に確認しておきましょう。

掛布団とのサイズの違い

掛布団にも敷布団同様、「シングル」「ダブル」などのサイズがあります。ただし、掛布団の場合、敷布団と同じ名称のサイズであっても少し大きい傾向があるようです。

例えば、シングルサイズですが、敷布団は約100×210㎝であるのに対し、掛布団は約150×210㎝。ダブルサイズにおいては、敷布団は約140×210cmであるのに対して、掛布団は約190×210cmとなっています。つまり、掛布団と敷布団で同じサイズを指定しても、掛布団の方がやや大きくなる傾向にあるというわけです。

この理由は、保温性や寝心地を考えて敷布団を包み込むためといえるでしょう。このようにすることで、寒い冬でも体や敷布団から逃げる熱をしっかりと閉じ込めることができます。 また、寝返りを打っても掛布団がずれにくくなります。

布団の選び方のポイント

では、布団を選ぶ際には、どのようなポイントを考慮すればよいのか整理していきましょう。

布団 サイズ

まず、布団を敷くスペースを考えましょう。室内が家具やモノでいっぱいだと、シングルサイズの布団を敷くのも大変かもしれません。6畳でシングルサイズ、8畳でセミダブルサイズが目安といったところでしょうか。

身長に合ったサイズを選ぶことが重要です。身長に合わない布団を使うと、寝姿勢が悪くなり、健康に悪影響を与えることがあります。敷布団は、自分の身長に合わせたサイズを選ぶようにしましょう。店舗によっては、実際に寝てみて布団の寝心地を確かめることも可能です。

素材も重要なポイント。敷布団の素材には、綿やウレタンフォーム、羊毛などがあります。素材によって保温性や通気性が異なるため、住んでいる地域の気候や使う季節に合わせて選ぶのがベターです。

最後に

布団のサイズは、自分の身長や寝姿勢、使い方に合わせて選ぶことが大切です。また、布団を置くスペースや素材にも注意したいもの。布団は、人生のおよそ3分の1ともいわれる睡眠をサポートする大切な道具です。しっかりと選んで、快適な睡眠を手に入れたいですね。

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