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LIFESTYLE インタビュー

2023.07.08

俳優・青柳翔「恋愛に至るまで時間がかかる。まず、目がなかなか合わないんです」と語るオンとオフ

 

青柳翔さんの横顔

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オフはキャンプを満喫。「仕事のヒントも浮かぶ有意義な時間です」

──青柳さんにとって「これがあると機嫌がいい」ものは?

アイスコーヒー! 毎日飲んでいます。コーヒーには以前からはまっていて、買い集めた豆でキッチンがいっぱい。消費が追いつかないくらいです(笑)。自分で水出しもしますけど、コンビニのアイスコーヒーもおいしいですよね。

──映画の公開は夏本番ですが、青柳さんの夏の思い出といえば?

去年の夏、お休みをいただいてキャンプを満喫しました。台本は家に置いていき、川に入ったり、おいしいものを食べてビールを飲んだり。キャンプは大好きで、コロナ前からよく行っています。キャンプ雑誌のお仕事があればぜひ!というくらい、夢中ですね。

頬杖をつき、こちらに視線を送る青柳翔さん

──青柳さんを夢中にさせる、キャンプの魅力とは。

ひとりのとき、犬と一緒のとき、ふたりのとき、グループのとき…。それぞれ楽しみ方が違って様々な魅力がありますが、僕はわりとひとりキャンプが好きですね。誰に何を言われることもなく、腹が減ったら何か作って、寒かったら火を起こして、暇だな…と思ったら映画を観て、電波がなければ漫画を読む。

──リフレッシュにもなりそうですね。

そうですね。でも仕事のことがまったく頭から離れるか、というと違って、どこか片隅には残っている。そうしていると、キャンプ中に不意に「こうすればうまくいくんじゃないか」と仕事のヒントが浮かんでくることもあります。もっと良い芝居にしよう、と一生懸命台本を読み込んでいても、そこに答えは書かれていないんですよね。こんなふうに、仕事への違ったアプローチ方法を見出せるのもキャンプの有意義なところです。

──小さい頃なりたかった職業はありますか?

パイロットです。理由は、おばあちゃんに「パイロットになれば飛行機代が安くなるよ」と言われて「なるなる、なる!」って感じでした(笑)。

──忙しい毎日を送っていると思いますが、疲れたときにすることは?

疲れたときは、寝るに限ります。10時間くらい寝ることも。寝ているあいだに必ず夢を見るので、目が覚めたときに面白い内容はメモして、また寝て…の繰り返しです。

──最近見たおもしろい夢の内容が知りたいです。

なぜだかわからないんですけど、三谷幸喜さんに怒られる夢を観ました。僕、面識が全くないんですけど(笑)。

青柳翔さんの力強い視線

──最後に、青柳さんが思う「青柳翔らしさ」とは?

らしさ…肯定的な言い回しをしたいんですけど…(数秒悩んで)青柳翔らしさとは、「ビビり」! 小心者なんです。撮影後は「これで大丈夫なのかな」としょっちゅう考えますし、監督がOKを出したあとに「この部分だけもう1回やってもらえますか」と言われると、「OKじゃないじゃん…」と気にしてしまうタイプです。

──“気にしい”なところがあるんですね。

だけど“気にしい”にも良いところはあって。それは、現場の空気が重くなってくるとすぐに気づけること。長期間の撮影となると各部門で大変なことも多くて、空気が悪くなる瞬間は絶対的にあるんです。気にしいだからこそそんな空気に敏感でいられて、早めに場を和まそうと思えるのはいいことだと思っています。だからといって何か大きなことをするでもなく、相手の肩をポーン!って叩いたりとか、そのくらいなんですけどね(笑)。

▲『セフレの品格 初恋』より ©️2023 日活

映画『セフレの品格』あらすじ

高校の同窓会、同級生たちにバツ2をからかわれ息苦しさを感じていた抄子。そこから連れ出してくれたのは、久々に再会をした、初恋の相手で産婦人科医になった一樹だった。抄子は一樹に誘われるまま、数年ぶりのSEXに今まで感じたことのない快感を知ってしまう。しかし、一樹からは「割り切って身体だけの関係を楽しまないか?」とセフレの提案をされ、抄子はセフレなんてあり得ないと思いながらも、一樹との一晩が忘れられず、彼の深みにハマっていく…。そして、セフレを提案した一樹も、人には言えない秘密を抱えていた…。

『セフレの品格 初恋』2023年7月21日公開
『セフレの品格 決意』2023年8月4日公開

出演:行平あい佳 青柳 翔 片山萌美 新納慎也
原作:湊よりこ『セフレの品格』(双葉社 JOUR COMICS)
監督・脚本:城定秀夫
主題歌:前野健太「ああ…」(romance records)
制作プロダクション:レオーネ 企画・製作・配給:日活
R15+ ©2023 日活

▶️公式サイト
▶️公式Twitter

俳優

青柳翔

2009年に舞台『あたっくNo.1』で作優デビューし、その後、劇団EXILEメンバーとして活動。2012年に出演した映画『今日、恋をはじめます』で「第22回日本映画批評家大賞 新人賞」を受賞。WOWOW『アクターズ・ショート・フィルム2』(22)では初監督も務めた。そのほかの作品に『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ』(16〜17)、『ウタモノガタリCINEMAFIGHTERS project』(18)、『悪党加害者追跡調査』(20)、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』(20・22)、『孤狼の血 LEVEL2』(21)、『ALIVEHOON アライブフーン』(22)、ドラマ『日本統一 関東編」(23)などがある。

撮影/彦坂栄治(まきうらオフィス) スタイリスト/関 敏明 ヘア&メイク/白銀 一太(TENT MANAGEMENT)、益子 玲佳(REI) 取材・文/徳永留依子

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