――多忙な今、一番癒されるものは?
(とろけるような笑顔で)我が家のワンちゃんですね。
――他にもう 1 つあげるとしたら?
お風呂! 毎日湯船つかるんです。湯船につかるとすごく体が癒されます。
――お気に入りの入浴剤を入れたりして、長めに入られるんですか?
それがですね、15 分ぐらいで限界がくるんです(笑)。入浴剤は岩塩系のものも入れますし、あまりこだわりはなくて、自分で買ったものやいただいたものなど色々と楽しんでいます。
――今、一番夢中になっていることは
読書です。
――ちなみに最近読んだ本は?
最近は恋愛サスペンスみたいな本を読みました。いや、恋愛サスペンスじゃなく、親子サスペンスかな。どんでん返しのストーリーが好きで、なんでこんな結末に!?という結果を求めちゃいます。
――月にどのくらい読まれるんですか?
本当に不定期です。この間は 1 週間で 3、4 冊読みましたが、全然読まないときは半年以上読まなかったりすることもあります。作品に入っているときだと公私混同してしまうので、あまり読まないようにしていて、お休み期間中に読むことが多いですね。
――自分へのご褒美になるものといえば何でしょうか?
食事です!
――お料理をされると以前のインタビューでもおっしゃっていましたが、ご褒美ごはんは自分で料理をされますか?それとも美味しいお店に行きますか?
ご褒美だったら絶対に美味しいお店に行きます。友人に「お肉を食べに行こう!」って声をかけますね。
――お肉がやっぱりご褒美ですか?
お肉とかお寿司が多いです。
――最近、食べて 1 番テンションが上がったものは
最近はあんまり外にご飯を食べに行っていないんです。あ!でも、 1ヶ月以上前の話になるのですが、誕生日にご飯に行けなかったからと友達が焼肉に連れていってくれてとても美味しくて幸せでした。
――仕事をする上で一番大切にしていることは
楽しむことです。お芝居をしていると、辛いシーンもたくさんあるんです。その辛いままの気持ちでいると、本当に心がきつくなってしまうので、終わったら「いい日だった!楽しかった!」と自分をコントロールするようにしています。
――それってできそうでなかなかでできないことのような気がします
でも、きっとみなさん誰もがありますよね。仕事してる上で辛いことって。辛いままでいる方が辛くないですか? だから切り替えて、楽しもう!というマインドにシフトするんです。
――それは昔からですか?
どうでしょう。でもいつの間にかそうするようにしていたかもしれません。〝楽しんだもん勝ち〟みたいな思考の元は親が楽観的な感じの思考だからかも。「常に笑っていたら悪いことなんて起きないよ」と言われてきたので、「笑っていよう楽しもう」と思うようにしています。
――若くしてキャリアが長く、いろいろな役を演じられていますが、これから演じたい役はありますか
たくさんあります。今回は高校生役ですが、自分の中で 25 歳になって学生役が少なくなり、社会人の役が多くなりつつある。ということは、お母さんになる役もいつかくるかもしれないですし、結婚している役がくるかもしれません。そういう役も経験していきたいと思っています。以前、出産シーンがあったのですが、そのときは YouTube なども見ました。今はいろいろなところに(役を演じる上での)引き出しがあるので、さまざまな情報から役の勉強になるものを見たりして、「こんな気持ちになるんだ」と疑似体験して、表現の幅を広げられるようにしています。
――お母さんと言えば、お母さんは「憧れの最上級」という以前お話してくださいましたが、お母さんとの最近の会話で印象に残っていることを教えてください
「母は本当に親バカだ」という話になりました。
――お母さんはなんておっしゃられていましたか?
「当たり前じゃん! 子はみんな可愛いに決まってるでしょ!」って。なんでこんな話になったかと言うと、我が家は一番下が弟なのですが、いまは反抗期中(笑)。でも、そうは言ってもやっぱり母がいないとダメなんです。そして、そんな弟を母は溺愛しています。だから「親バカだねー」と。でも、親バカって悪い意味ではなく、子供に対して愛がないとそうはなりませんよね。母にも「杏奈もいつか分かる日が来るよ」と言われましたし、私がいつか親になったらきっと親ばかになると自分で思いますし、絶対にそうであって欲しいなとも思います。
――今年中にやりたいことはありますか
最近、ミュージカルでご一緒した石田佳名子さんにせいろをいただいたんです。以前、石田さんのおうちに遊びに行かせていただいたときに餃子をせいろで蒸してくださったのですが、それがすごくおいしくて、おいしいおいしいと言っていたら、せいろをプレゼントしてくださいました。いつか佳名子さんが作ってくださったみたいな蒸し餃子を作りたいです!
――現在25 歳。30代向けてどんな風に年を重ねていきたいと思っていますか
どんな風だろう…。あ、でも年相応に見られたいです!すっぴんに近い感じだと童顔で、年齢より下に見られがちなので貫禄を出していきたいです(笑)。
――貫禄を出すにはどうしたらいいと思いますか
どうしたらいいんでしょう(笑)。でも経験かなと思っています。経験を積みつつ、イメチェンしたり、自分で自分を研究しながら試行錯誤して年上に見られるように頑張っていきたいです。
石井杏奈のハマりもの
原宿駅から数秒ぐらいのところにある「Re:See」という眼鏡屋さんが大好きでなんです。グラスフィッターのISSEIさんという方と共通の知人を介して知り合ったのがきっかけでお店に行ったら、どれもすごくかわいくて! 華奢で女性の顔に合うメガネをたくさん作られているんです。フレームも八角形はよく見ますが、七角形などがあるんですよ! それをかけるとちょっとタレ目っぽく見えたり、華奢な丸メガネをつけるとおしゃれに見えたり、メガネでこんなに遊べるんだ!という発見ができたのがこのお店。
「Re:See」のメガネに出会って、今まで持っていたメガネを処分して、買い替えたぐらい、ここのメガネがとても好きでかけています。本当にお気に入りでみんなにもぜひかけて欲しいぐらい! レンズがきれいで照明の反射や映り込みがなく、映像を通してもとてもきれい見えます。ケースも可愛くてISSEIさんの顔のものと 「Re:See」のロゴのマークのものですが、色々あって選べます。本当に素敵でおすすめです!
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』
作:倉持裕
演出:杉原邦生
音楽:原口沙輔
出演:石井杏奈 秋田汐梨
岡田義徳 ほか
日時:2023/11/11(土)~2023/11/26(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場ホール
料金:S席:6,800円、S席平日夜割:6,500円 / A席:4,800円 / 神奈川県民割引:6,000円 / 24歳以下:3,400円 / 高校生以下:1,000円 / 満65歳以上:6,300円 /
【シーズンチケット<前期>】20,700円
お問い合わせ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
https://www.kaat.jp/d/shell
ほか、京都公演あり。
撮影/田中麻以 ヘアメイク/八戸亜季子 スタイリスト/二宮ちえ 構成/岡野亜紀子
ニット¥29,700・ジャケット¥74,800・パンツ¥48,400 (オンワード樫山 お客様相談室〈ベイジ,〉) イヤリング¥24,200・リング¥30,800(ススプレス〈ラナスワンズ〉) シューズ スタイリスト私物
問い合わせ先
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