【目次】
新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』が日本にやってくる!
福尾誠さんに魅力を聞いてみた!
世界で絶賛された新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』がついに日本上陸! 4月27日(土)から始まる10日間の東京公演を皮切りに、7月の静岡公演まで全10都市をめぐるジャパンツアーがスタートします。
▲アメリカ公演より © DISNEY All Rights Reserved
プーさんと仲間たちが等身大パペットの姿で登場し、新旧の名曲とともに繰り広げるチャーミングな物語。その魅力を伝える公演アンバサダーに福尾誠さんが就任。作品の注目ポイントや自身とくまのプーさんの出会いなど、さまざまなお話を聞きました!
100エーカーの森に入り込んで、プーさんたちと一緒に遊ぶような体験
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──まずは今作の見どころを教えてください。
僕は一足早く体験させていただいたのですが、「舞台を観る」という感覚ではないんです。プーさんたちが暮らす100エーカーの森の中に入って、仲間たちと一緒に遊ぶ、そんな体験ができます。目の前でプーさんと仲間たちが歌って踊って、日常を過ごしている様子を見られるのは、なかなかできない経験だと思います!
──とくに注目して欲しいポイントはありますか。
プーさんたちの動き、一つ一つに注目してほしいです。僕たちもそうですけれど、喋っている時の身振り手振りは人によって癖がありますよね。それと同じで、プーさんやピグレット、ティガー…みんなの性格が動きに表れているんです。それぞれの個性をぜひ感じてみてください。
──公演アンバサダーに選ばれた時はどんなお気持ちでしたか?
「うれしい」の一言でした! 僕はディズニーが大好きで、中でもとくにプーさんが好き。大好きな作品の魅力を自分の言葉で伝える活動って、なかなかできることではないと思うので…ただただうれしい気持ちです。
──『くまのプーさん』の中で好きな登場人物は?
やっぱり、プーさんです。僕が物心つかないくらい小さな頃からプーさんは身近にいたので、思い入れが強いです。ただみんなそれぞれに魅力があるので…全員と一緒に遊んでみたいですね。
──ちなみに、福尾さんのなかで一番古いプーさんの記憶といえば
自宅にプーさんのパズルや絵があって、それが一番最初の出会いだと思います。あと、僕は小さい頃ぬいぐるみがすごく好きだったので、プーさんのぬいぐるみを持っていた記憶もあります。気づいたら、(プーさんが)そばにいたんですよね。
──100エーカーの森の仲間たちと、どんな遊びをしたいですか?
まずは、プーさんと一緒にはちみつ探しですね。持ち前の体力を生かして、がんばって木の上に登ろうと思います。仲間たちそれぞれの家にも遊びに行ってみたいです。イーヨーのおうちを一緒に探したり、身体を動かすことが好きなので、ティガーと一緒にジャンプをしたり…やりたいことがありすぎて次から次に浮かんできます(笑)。
──福尾さんがご自身に一番近いと思う登場人物は?
体を動かすのが好きなので、一番近いのはティガーでしょうか。みんなを巻き込んでジャンプをしたり、エネルギッシュなところも似ている気がします。似ている…というと、「はちみつ好き」というのはプーさんとの共通点ですね。おやつや食事として食べているプーさんと違って健康維持のためですが、僕も毎日はちみつを摂っています。
でも…公演サイトにある「プーさん診断」をやってみたところ、結果はオウル! もしかして僕はオウルのように賢いのかも…?(笑)
大人になった今も、子供の時に受け取った夢の世界が続いている感覚
──『くまのプーさん』の他に、好きなディズニー作品はありますか。
ミッキーマウスが登場する作品はどれも好きで、『ファンタジア』はお気に入りです。ちいさな頃からおもちゃが好きだったので、『トイ・ストーリー』も大好き。とくに第一作は、一番よく観ています!
──大人になってから改めて好きになった作品はありますか?
大人になった今も、子供の時に受け取った夢の世界が続いているという感覚なんですよね。新しい作品が登場するたびに僕もチェックしていますが、やっぱり戻るところはプーさん、ミッキーマウス、トイ・ストーリー。同じ作品でも大人になったら違う見方ができますし、成長して自分の感覚が変わっても、何度観ても感動できるところがディズニー作品のすごさだと思います。
──福尾さん自身、大人になって受け止め方が変わった作品というと?
プーさんとトイ・ストーリーですね。プーさんは、クリストファー・ロビンの視点で描かれるお話。だからこそ子供の時はストーリーというより、作品の世界そのものを楽しんでいた気がします。大人になって観てみると、仲間たちのふさげた日常は「子供の見ている世界」なんだと気付かされました。
最初はおもちゃたちの目線で楽しんでいたトイ・ストーリーも、おもちゃの持ち主であり、物語のなかで成長していくアンディに感情移入できるようになっていったり。
プーさんも仲間たちも、日本のみなさんに会えることを楽しみにしています
──さて、アンバサダーとして実際にプーさんたちにお会いして、いかがでしたか?
プーさんは「はじめまして」と言ってくれたのですが、僕からしたら初めましてじゃないんですよね。子供の時から、ずっとプーさんを知っているので。でも、こうして改めて会うことが出来て感無量でした。何より、プーさんが僕の名前を呼んでくれたこと、一緒に遊んだことは、貴重すぎる経験! 記念写真を撮って、ふたりではちみつを食べる約束をしました。プーさんが日本のはちみつを好きになってくれたらいいなあ。
──プーさんと仲間たちのご印象は
プーさんたちは、とにかく、かわいいです(力を込めて語る福尾さん)。動きも、サイズ感も、みなさん色々と想像されていると思いますが…僕は実際に会ってみたら「大きいな」とも、「小さいな」とも感じたんです。もちろん距離感もありますけど、初めて会った瞬間は大きく感じたのに、隣に並んでみたら小さく感じたり。不思議なんですよ。
プーさんも仲間たちも、日本のみなさんが遊びに来てくださることを心から楽しみにしていると思います!
──親子でいらっしゃるお客さんも多いと思いますが、どんな楽しみ方ができるでしょうか。
家族みんなでも、大人だけでも楽しめるミュージカルですが、親子でいらっしゃるなら、ぜひ上演後にお互いの感想を話し合ってもらえたらうれしいです。
きっと子供と大人で、物語の受け止め方が違うと思うんです。親子で「この場面はどうだった?」というふうに、話し合うと新しい発見があるはず。上演中だけでなく、その後の会話もぜひ楽しんでみてください。きっと何度も観たくなるし、何度観ても違う感動がありそうです。
──公演アンバサダーとして、作品の魅力をどんな風に伝えていきたいですか?
写真からは想像できない、目の前で歌って踊るプーさんたちの「生の迫力」を僕の言葉で出来る限り伝えていきたいと思っています。そして新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』を通じて、プーさんと仲間たちがやってくるのはアジアでは初めてのことなんです。この貴重な機会にぜひ、ひとりでも多くの人に足を運んでいただけるとうれしいです!
──公演グッズもとてもかわいいですよね。福尾さんの推しアイテムはどれですか?
やっぱりぬいぐるみです! 本当にかわいいです。Tシャツも大人のサイズがあったら着たかったなぁ。130cm…入らないかな?入りませんね(笑)。人形焼も美味しそうだし…どれも魅力的です!
──プーさんが日本にやってくる貴重な機会ということで…最後に、福尾さんからプーさんに「日本のいいもの」を教えてあげるなら?
プーさんはいつも赤いシャツを着ているので、赤い忍者の衣装なんてどうでしょう? おそろいで着て、忍者ごっこをしてみたいですね!
新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
ディズニーの大人気キャラクター、くまのプーさんと仲間たち、クリストファー・ロビンが日本のファミリーを100エーカーの森にお連れします。日本人キャストによる、パペットと歌で織りなす楽しい空間をぜひ体験してください。
◆公演日程
東京:日本橋三井ホール 4月27日(土)〜5月6日(月祝)
愛知:岡崎市民会館 あおいホール 5月11日(土)・12日(日)
千葉:松戸市文化会館 5月18日(土)・19日(日)
大阪:クールジャパンパーク大阪 TTホール 5月23日(木)〜26日(日)
埼玉:あげお富士住建ホール(上尾市文化センター) 大ホール 6月1日(土)・2日(日)
宮城:多賀城市民会館 大ホール 6月8日(土)・9日(日)
神奈川:相模原市民会館ホール 6月15日(土)・16日(日)
福岡:キャナルシティ劇場 6月22日(土)・23日(日)
広島:広島国際会議場 フェニックスホール 7月6日(土)・7日(日)
静岡:静岡市民文化会館 中ホール 7月13日(土)・14日(日)
© DISNEY All Rights Reserved
撮影/田中麻以 スタイリスト/山﨑厚見 ヘアメイク/KEIKO(Sublimation) 衣裳協力/JUN OKAMOTO 取材・文/徳永留依子
タレント
福尾 誠(ふくお まこと)
1991年1月11日生まれ、東京都出身。幼少期から体操競技をはじめ、大学卒業まで選手として活躍。2019年4月より、『おかあさんといっしょ』第12代体操のお兄さんとして4年間活動。現在は、ステージでの公演やイベント・各種メディアを通じて、からだを動かすことの楽しさを表現している。
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