世界が注目する3社のクラフトマンシップを体感して
東京ミッドタウン イセタンサローネにて、先人から受け継いだ技を守りつつ、新しい伝統工芸の世界を切り拓いていく福井の職人にフォーカスしたイベント「DON’T YOU KNOW?」が開催されます。期間は2024年9月25日(水)~10月1日(火)。
今回のイベントをプロデュースするのは、“作り手と使い手を繋ぐ”をテーマに広島県呉市で活動するHAGAKUREの村上由一と、幼なじみのフォトグラファーYuji Takeuchi。会場では、黒崎打刃物(包丁)、常山酒造合資会社(日本酒)、漆琳堂(漆器)の3社とインテリアスタイリスト作原文子氏による、ジャンルの異なる世界観が融合した空間が展開されます。
■黒崎打刃物
越前打刃物のふるさと 福井県越前市で修業を重ね、伝統工芸士となった鍛冶師 黒﨑優が率いる黒﨑打刃物。類い稀な感性を活かしたデザインと機能性の高さが特徴の包丁は、国内外のトップシェフから「世界のクロサキ」と評価されています。
※9月28日(土)、29日(日)の2日間は職人による包丁研ぎのデモンストレーションを実施
※期間中に包丁をお買い上げの方に名入れのサービスを提供
■常山酒造
日本有数の貿易港・三國湊で江戸時代初期より商いを営み、江戸時代末期に「常祝」の銘で酒づくりを始めた常山酒造。「銘酒としてその名が轟くように」という想いを込め誕生した銘柄「常山」は、全量福井県産米を用いた純米造りによるきれ上がりの良い淡麗でありながらも、米の旨みを十分に引き出す“淡麗旨口”、すなわち“越前辛口”を表現しています。
■漆琳堂
1793年創業、大本山永平寺御用達の漆塗師屋。伝統の漆器だけでなく、カラフルな漆や、食洗機対応の「越前硬漆」を開発。「RIN&CO.」や「漆琳堂」などのブランドを通し、漆器から生まれる豊かな暮らしを提案しています。
アーティストとのコラボアイテムなども販売
イベントを盛り上げるべく、アーティストのYUTAKA NOJIMA、MAS(Karimoku)、MARKAWAREらが参加。コラボレーションアイテムをはじめ、イベントで使用している家具や新作アイテムが販売されます。
■YUTAKA NOJIMA
音楽・映画・書籍のイラストやグッズなどを手掛けるアーティスト。
■MAS(Karimoku)
日本の豊かな森林自然との対話によって生まれた木工家具ブランド。素材の本質的な魅力を活かし、様々な環境に調和する実用的なフォルムが魅力。
■MARKAWARE
大人に向けたミニマルで洗練された洋服作りを旗印とし、サステナブルアパレルの先駆け的存在として活動しているブランド。良質な原料を用い、製作に関わる全ての工程を日本で行っている。
【DON’T YOU KNOW?】
開催日程:2024年9月25日(水)~10月1日(火)
営業時間:11:00~20:00(最終日は18:00まで)
会場:イセタンサローネ(東京都港区赤坂9丁目7番4号ミッドタウン・ガレリア1F/2F)
※この記事は2024年9月24日にOggi. jpに掲載した記事内容と同一です。