分ける、量らない、干しやすい、入れるだけ。4つのルールで子どもの洗濯率がアップ!
「私が仕事で家を空けるとき、洗濯は子どもたちが担当します。服が少ないわが家にとって、洗濯は家事の最優先タスク。子どもが面倒に思わないよう、課題を洗い出しました。」と話すのはミニマリストとして人気のやまぐちせいこさん。今回は、彼女が実際に行なっている、子どもが洗濯をしたくなる工夫をご紹介します!
▲洗濯物や洗剤は、かご収納とラベリングでわかりやすく。角型ハンガーを多用し、管理な面倒な洗濯ばさみは使いません。
その1:分ける
衣類が混ざらず、取り違えが起こらないよう、かごで分けています。洗濯前の衣類は、乾燥機OKとNGに。洗濯後の衣類は、アイテム別に。引き出しにしまう時間がないときは、かごのまま置いて、取り出します。
その2:量らない
キャップで量ったり、液ダレで手が汚れるのを避けるため、ジェルボールを用意。一つつかんで放り込むだけで、洗濯を気持ちよく始められます。小さなことですが、男子陣の洗濯率がアップ。
その3:干しやすい
つっぱり棒に収納したハンガーを広げ、その場で吊るして、外の物干し場に運びます。洗濯機からの距離が近く、外気の影響を受けないので、干すのがおっくうになりません。
その4:入れるだけ
下着や靴下、肌着をしまう引き出しは、洗濯乾燥機の横に置いて、しまう導線を短くしました。乾燥機から洗濯物を引っ張り出し、引き出しを開けてポイポイ放り込むだけ。畳まないので簡単です。
実は意外と導入が簡単なものばかりで目からウロコ状態…。家のちょっとした工夫で、家族みんなが家事をできる空間ができあがるって、素敵ですね。大人気ミニマリスト やまぐちせいこさんの最新著書『少ない物で「家族みんな」がすっきり暮らす』(ワニブックス刊)には、ミニマリズム生活がたっぷり紹介されています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
※書籍『少ない物で「家族みんな」がすっきり暮らす』P58-P61より一部改変して引用
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ミニマリスト
やまぐちせいこ
夫、16歳の長男、14歳の長女と大分県に暮らすミニマリスト。「棚ひとつ」を拭くことから始め、物が少ないと掃除ふぁ劇的に楽になることを実感。徐々に物を減らし、今では引っ越しを自家用車でするまでに。片付けが苦手な長女の助けになりたいと、整理収納アドバイザー、ライフオーガナイザーの資格を取得し、収納サービスもスタート。著書に『少ない物ですっきり暮らす』(ワニブックス刊)『シンプル思考ですっきり身軽に暮らす』(マイナビ出版)などがある。ブログ「少ない物ですっきり暮らす」