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2021.08.07

頑固な「鍋のこげ付き」の対処法|原因や落とす際の注意点も解説

鍋のこげ付きは毎日の料理でどんどん蓄積されていきます。強くこすったり、素材に合わない洗剤を使ったりすると、鍋自体を傷つけかねません。長く使うためにも、正しいお手入れをしましょう。基本の落とし方から、素材別の落とし方まで詳しく解説します。

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鍋がこげ付く原因

煮物やカレーなどを作る際に使用している鍋は、少し目を離すとこげ付いてしまうことがあります。そもそもこげ付いてしまうのは、どのような原因からなのでしょうか?

鍋がこげ付く主な原因を二つ紹介します。

鍋 こげ

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長時間強火で使用する

鍋は強い火力のまま長時間使用すると、こげ付きやすくなります。

調理方法に「強火」と書いてあっても、使用している鍋の素材やコンロによって、熱の伝わり方は異なるため、こげ付きの原因となってしまうことがあるのです。

鍋を使用する際は、まずしっかり予熱をし、鍋やフライパンの底からはみ出さない火力で調理しましょう。

普段から中火を心がけ、火にかけている間も定期的にかき混ぜることが大切です。

なお、長く愛用している鍋は表面のコーティングが剥がれていたり、素材そのものの劣化が進んでいたりする可能性があります。

また、鍋の中で熱ムラができると、高温になっている場所でこげ付きます。こげ付きが悪化している場合は、新しい鍋に買い替えるタイミングかもしれません。

具材に対して油が少ない

もう一つの原因は「油の量」です。油の量が少ないと食材が鍋にくっついて炭化し、こげが付いてしまいます。

油の入れ過ぎは健康によくありませんが、食材を炒める際には適量の油が必要です。

鍋を使ったあとは、内側に食材のカスや油を残さないようにしっかり洗い流しましょう。鍋の外側に付いた汁もこげの原因になるため、きれいに拭き取ることが重要です。

また、水滴が残ったまま火にかけることもこげ付きの原因になります。きちんと乾燥させてから使うようにしましょう。

鍋のこげ落としに便利な道具や洗剤

蓄積されたこげ付きは簡単に落とすことができません。力を入れてゴシゴシ洗うと、鍋そのものが傷ついてしまうので、適切な方法でお手入れすることが大切です。

鍋のこげ落としに適した、道具や洗剤を紹介します。

鍋 こげ 落とす グッズ 道具 洗剤

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こげ専用のたわし

近年は、こげを落とすための専用たわしが数多く販売されています。食器洗い用のスポンジとは異なり、研磨粒子を含んだステンレス製やナイロン製で、こげ付きだけでなく汚れも落としてくれます。

使い方は、鍋とたわしをぬらして、適度な力でこするだけと簡単で、鍋を傷つけることもありません。

また、ナイロンたわしもこげ付きを落とすのに効果的です。使いやすいサイズに切り分け、水と食器用洗剤を少量付けてこすれば、こげがきれいに落ちます。

ただし、内側にコーティングが施されている鍋やアルミ・銅を使った鍋は、研磨たわしによって傷を付けてしまう恐れがあります。

研磨力がおだやかな重曹でも、ナイロンたわしと併用することで傷が付いてしまいます。クレンザーなどを使用する場合にも、やわらかいスポンジを使用しましょう。

重曹、中性洗剤

重曹や食器洗い用の中性洗剤でも、こげを落とすことができます。

重曹は人体にも存在する炭酸水素ナトリウムで、食品添加物にも使用されている物質です。鍋の内側のこげ落としにも気軽に使用できます。

こげ落としの方法は、鍋に水と重曹を入れ、弱火で10分間火にかけ、スポンジでこするだけです。

こげは酸性の汚れなので、弱アルカリ性の重曹を使うと落としやすくなります。また、沸騰させた重曹水はアルカリ濃度が高くなり、油汚れも落とせるので便利です。

ただし、アルミ鍋や銅鍋に使用すると表面の被膜が剥がれ、黒ズミの原因になってしまうので避けましょう。アルミ鍋や銅鍋のこげ付きや、食べ物のカスのこげを落としたい場合は、中性洗剤とお酢を使います。食べ物のカスはアルカリ性なので、酸性のお酢を使えば効率よく落とすことが可能です。

鍋のこげの基本の落とし方

鍋のこげの落とし方は、いくつか基本的なパターンがあります。また、鍋の素材によってもお手入れの仕方は異なります。

普段使っている鍋の素材に適した、こげの落とし方を確認しておきましょう。

鍋 こげ  落とし方 対処 方法

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お湯に浸す

鍋の中でも特に繊細な素材の土鍋や、フッ素樹脂加工の鍋は、こげをお湯でふやかすのがおすすめです。必要な道具や手順もシンプルで、すぐにお手入れができます。

必要な道具は以下の通りです。

・お湯
・やわらかいスポンジ
・木製のヘラ

お湯に浸すこげ落としの方法は、以下の手順で行います。

1. 鍋にお湯を入れ、10分ほど放置する
2. 温度を確認し、やわらかいスポンジでこする
3. スポンジで落ちなければ、木製のヘラでこする
(金属製のヘラは鍋が傷つくので使用しない)

天日干しをする

どんな素材の鍋でも共通して行えるこげ落としの方法が、天日干しです。

天日干しによるこげ落としの方法は、以下の手順で行います。

1. 鍋のこげに陽が当たるように設置する
2. 1週間程そのまま放置する
3. 木製のヘラや割りばしなどでこする
(金属製のヘラやたわしなどは鍋が傷つくので使用しない)

天日干しを1週間程行うため、その間は鍋が使えません。また、晴れた日が続く時期に行う必要があるので、天気予報をチェックしておきましょう。

鍋のこげを落とす際の注意点

鍋のこげは力任せに落とせばよいものではありません。鍋の素材を傷つけずに長く愛用できるよう、こげ落としの際に注意したい点を紹介します。

鍋 こげ 落とす 対処 注意点

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強くこすらない

こげを早く落とそうとして、金属のヘラやたわしなどの固いものでこすると、傷やサビの原因になります。やみくもにゴシゴシこすっても、こげが落ちきらなかったり傷が付いたりして、さらにこげやすい鍋になってしまうのです。

鍋をこする際は、編みたわしやウレタンスポンジなどのやわらかいもので、あまり力を入れずに行いましょう。

鍋の素材で落とし方が異なる

鍋の素材に適した方法なら、傷を付けずに簡単にこげを落とすことができます。ただし、洗剤や道具の使い方を間違えると、鍋の寿命を縮めてしまうので気を付けましょう。

例えば、一般的なステンレス製やホーロー製の鍋は、どんな方法でもこげを落とすことができます。

一方、アルミ鍋や銅鍋の場合は、アルカリ性の重曹や塩素系漂白剤を使うと黒ずんでしまうので注意が必要です。

土鍋はたわしやクレンザーなどを使うと、表面が傷ついて汚れやすくなってしまいます。また、テフロン加工が施された鍋は、研磨剤を使うとコーティングが剥げてしまうのでNGです。

鍋の素材ごとに正しいこげの落とし方を把握し、きれいな状態で気持ちよく調理しましょう。

素材別の鍋のこげ落とし方法

鍋の素材ごとに適したこげ落としの方法を知っておけば、簡単に効率よくお手入れができます。

こげが落とせないからといってゴシゴシこすったり、新しい鍋に買い替えたりする心配もありません。

アルミ・鉄・ステンレスなど、6種類の素材のお手入れ方法を見ていきましょう。

鍋 こげ 落とし方 対処 素材別

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アルミの場合

アルミ鍋は熱伝導率がよく、片手でもサッと持てる軽さが特徴です。雪平鍋や寸胴鍋にも多く採用されています。サビにくい素材ですがアルカリ性に弱く、重曹や塩素系漂白剤によるこげ落としは、腐食や黒ずみの原因となるので避けましょう。

アルミ鍋のこげ落としは、「お酢」が適任です。こげが浸るくらいの水を入れ、大さじ1〜2杯のお酢を入れて火にかけます。沸騰してから10分後に火をとめ、熱が冷めるのを待ってスポンジでこすりましょう。

お酢だけで満足に落ちない場合は、「中性洗剤」を併用するのがおすすめです。

それでも落ちなければ、天日干しを試してみましょう。変色してしまった場合は、ミカンやリンゴの皮を使ってこすると落とせる場合もあります。

鉄の場合

鉄鍋は安定感のある重さが特徴で、焼き物から揚げ物まで幅広い調理方法に対応可能です。また、使い始めは空焼きや油ならしなどの作業が必要になります。

素材としては頑丈で耐久性にも優れており、たわしや金属製のヘラでゴシゴシ洗っても問題ありません。

こげ落としの際は、洗剤を使ったお手入れよりも、なじませた油が落ちてしまわないように「から焚き」をするのがベストです。煙が落ち着くまでから焚きをし、冷めたらたわしや金属製のヘラでこすります。

予熱が不十分だと食材がくっつきやすく、こげの原因になってしまうので注意しましょう。

ステンレスの場合

鍋の中で最も主流の素材が、ステンレス。シンクや水周りのグッズにも使用されるほど、サビに強いことが特徴です。

保温性が高く、比較的丈夫な素材ではありますが、こげが付きやすい点がデメリットともいえます。また、摩擦による傷からサビが生じてしまうこともあります。

ステンレス鍋は、「重曹」「お酢」を使ったこげ落としが効果的で、方法はアルミ鍋と同様です。また、スチールたわしやクレンザーの使用も可能。それでも落ちない場合は、天日干しを試してみましょう。

ホーロー、ガラスの場合

ホーロー鍋は、鉄や銅などの鍋にガラス質を塗ってコーティングしたものです。かわいらしいデザインが多く、保温性に優れ、臭い移りもありません。

使い勝手はよいですが、とても繊細な素材です。「重曹」か「お酢」を水に溶かして沸騰させ、時間を置いたあと食器用のやわらかいスポンジでやさしくこげを落としましょう。それでも落ちないこげ付きには、天日干しで対処します。

クレンザーやスチールたわし、メラミンスポンジなどは、傷の原因になるため使用を避けましょう。表面に傷ができることで、より落ちにくい汚れが付いてしまいます。

テフロンの場合

テフロン鍋はアルミやステンレスをベースとし、表面にフッ素加工を施しています。フライパンに最も採用されている素材です。

こげ付きが少なく、水もはじく素材ですが、コーティングが剥がれてしまわないよう注意してお手入れする必要があります。

こげ落としの方法は、鍋に水を入れて沸騰させるだけです。それでも落ちないときは「重曹」や「お酢」を使い、やわらかいスポンジでやさしくお手入れしましょう。

土鍋の場合

土鍋は保温性が高く、煮込み料理やご飯を炊く際にも使われます。頑丈そうに見えますが、衝撃や急な温度変化に弱い繊細な素材です。

野菜のこげには「お酢」、肉や魚のこげには「重曹」を使用すると落ちやすくなります。表面に小さな穴が空いているため、洗剤によるお手入れは避けましょう。

また、卵の殻もこげ落としに有効です。土鍋に水を入れて沸騰させたあと、卵の殻を付けたスポンジでこすると簡単にこげが落ちます。

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