1:排水口のお手入れでニオイの発生源を元から断つ!
ついつい面倒くさがりがちな水回りのお手入れ。「家を空けている間は使わないからそのままで大丈夫」と思っているあなた、その油断がしつこい汚れや嫌なニオイの充満につながってしまいますよ。簡単にできる排水口掃除とニオイケアで、お出かけから帰ってきても快適に過ごせるようにしましょう。
(1)重曹とお酢でヌメリとニオイに同時アタック
弱アルカリ性の重曹と、酸性のお酢を合わせることで、排水溝についた酸性の汚れもアルカリ性の汚れも分解して、スッキリ綺麗にしてくれます。やり方は、「排水溝に重曹を振りかけた後、お酢を振りかけて30分ほど放置し、洗い流す」だけ。しゅわしゅわと発生する泡が、排水溝のヌメリ汚れや嫌なニオイも同時に取ってくれます。重曹は消臭だけでなく殺菌効果も高いので、排水溝をより清潔に保ってくれます。
(2)ゴミ受けをハンドブラシでごしごしこすり洗い
排水溝のお手入れをサボってしまう理由のひとつとして、「ヌメリに触りたくない」というのがありますよね。そこで、思い切ってハンドブラシでこすり洗いしましょう。歯ブラシやスポンジを使うよりもヌメリへの抵抗が少なく、汚れをしっかりと落としきることができますよ。
(3)置くだけ簡単ヌメリ対策
そもそもヌメリを発生させたくない!そのために、排水口の中に、ネットで包んだ10円玉や、アルミホイルを丸めたものを入れておきましょう。置いておくだけで、イオン効果で排水口に発生する汚れを防止してくれます。
(4)日々できることからはじめよう
普段、洗い物をする際に気をつけるだけで、水回りを清潔な状態に保つことができます。たとえば、「極力油分を流さない」こと。脂っこい食事の調理器具や食器は、まずキッチンペーパーで汚れを拭き取ってから洗いましょう。水の使用量も少なく済み、環境にもやさしいので、一石三鳥です。また、食べかすもそのまま流さず、排水溝ネットを取り付けて、細かいカスも逃さずキャッチしましょう。
2:湿気を溜めない!換気と消臭で大切な靴を守る
靴箱や押入れは、日頃閉めたままの時間が多いですよね。長期間家を空けるときは家中を締めきるため、さらに湿気がこもりがちに。そして、湿気が溜まると、嫌なニオイの原因にもなります。湿気は様々な物にとって大敵。そこで、換気と消臭対策をして、大切な靴箱と押入れを湿気から守りましょう。
(1)扉は開けっぱなしで!
湿気を溜めないようにするには、新鮮な空気を入れることが大切。靴箱や押入れの扉は開けっぱなしにしたまま外出するのがおすすめです。特に梅雨に入る前に、爽やかな空気を取り込んでおきたいです。
(2)ニオイ取りには「重曹」が使える!
またまた登場した重曹。靴箱用の消臭剤は種類が豊富に販売されていますが、重曹はとっても優秀な消臭剤になるんです。使い方は、「重曹を粉のまま、空き瓶などの容器に入れて置いておく」だけ。靴箱の上におけば、家の独特なニオイの消臭、靴の近くに置けば、消臭はもちろん「吸湿」までしてくれます。カビ臭くなりがちな靴も、これで心配なくなります。様々な化学成分が含まれた市販の消臭剤と比べても、重曹なら小さい子どもにとって安心ですね。
長く家を空ける前にやっておくべきことをご紹介しました。どれも特別なものを使わず、気軽に取り組めるものばかりなので、G.W.明けに頑張る自分のために、ぜひ対策してみてくださいね。しっかり対策できたら、楽しい旅行に出かけましょう!