いよいよ春到来!衣替えは大丈夫?
いよいよ桜も咲き始めて、すっかり春らしくなってきましたね。ということはそろそろ本格的に春物衣類の出番といったところですが、衣替えは進んでいますか?まだ冬物を完全にしまうにはちょっと早いし…と油断していたら大変!実は、冬物をしまうのはGW明けがリミットなんだとか!大切な洋服を来年も着られるように、衣替えの大事なポイントをライオン株式会社お洗濯マイスター大貫和泉さんに聞きしました。
衣替えの前に確認!3つのポイント
ポイント1:春の衣替えはGW明けまでに!
みなさんはいつもどのくらいの時期に冬物をしまっていますか?新生活が始まる季節でもあり何かと忙しいこの時期、冬物の出番が終わってもなかなかすぐには取りかかれない…という人も多いのでは。実は、冬物をしまうリミットはGW明けなんです!理由は、衣類を食べる害虫がGW明けの時期から成虫になり、卵を生み落とす可能性があるから。恐ろしいことに、産み落とされた卵は収納中に孵化し、衣類を食べてしまうかもしれないんです…。特に動物繊維であるウールやシルクに含まれるたんぱく質、食べこぼしなどは害虫の栄養源になるので要注意です。
ポイント2:「数回しか着ていないから大丈夫」…それ、危険です
「どうせ1回しか着ていないから〜」といって、衣類を洗わずにそのまましまったことはありませんか?その結果、次に出したときに黄ばんでしまっていた…なんてことに、覚えのある人もいるはず。たとえ冬であっても、厚着をしていたり暖房が効き過ぎた場所にいたりすると、意外と汗をかいているもの。黄ばみや虫食いを防ぐためにも、1度でも袖を通した衣類はしっかり洗ってからしまうようにしましょう。
ポイント3:冬物衣類の収納には必ず「防虫剤」を!
ポイント1にもあったように、動物繊維であるウールやシルクに含まれるたんぱく質は害虫の栄養源。そのため、衣類をきれいに洗ってからしまったとしても、虫食いの穴が開いてしまう可能性は十分あります。防虫剤には衣類害虫を寄せつけない効果や、虫の食欲を減退させる効果があるので、クローゼットや衣類ケース、引き出しなどに冬物の衣類を収納するときは、必ず防虫剤を使用するようにしましょう。特にカシミヤのコート、ウールのセーター、シルクのシャツ、食べこぼしや皮脂汚れがついた衣類などは害虫に食べられやすいので注意が必要です。
今年はGWが10連休という人も多いのではないでしょうか。せっかくなら連休が明けるまでに衣替えを済ませてしまいたいですよね。今回紹介したポイントは今すぐ試せるものばかりなので、この機会にぜひ参考にしてみてください!
情報提供:アクロン