【目次】
・土鍋の魅力と選ぶときのポイント
・ご飯が美味しく炊けるおすすめの土鍋
・IH対応のおすすめの土鍋
・土鍋料理のおすすめレシピ
土鍋の魅力と選ぶときのポイント
土鍋と言えば、鍋料理の時にしか出番がないと考えていませんか?実は、土鍋は、鍋料理だけでなくさまざまな料理で活躍する万能調理器具なのです。
土鍋の魅力を知って、最大限に活用しましょう。また、土鍋はどれも同じではありません。土鍋選びのポイントについても紹介します。
鍋以外の煮込み料理にも最適
土鍋の魅力は何といっても、素材に「じっくりと火が通る」点です。金属製の鍋と比べると、加熱スピードがゆるやかなので、ご飯がふっくらと炊きあがります。
また、肉類や根菜類もやわらかくなるため、煮込み料理やスープなどの料理にもぴったりです。「保温性」にも優れているため、ローストビーフなど、予熱を使った調理をすることもできます。
サイズや素材、調理する料理で選ぶ
土鍋のサイズ・形状などはさまざまです。土鍋を使って、どんな料理を作ることが多いかを考えてから選びましょう。サイズの目安は、単品料理ならば「3号」、一人用は「4~6号」などの小さめサイズがおすすめです。また、2~3人なら「7~8号」、4人以上は「9号」以上の大きめサイズならば、みんなで土鍋料理を楽しめるでしょう。
ご飯が美味しく炊けるおすすめの土鍋
ふっくらと甘みのあるご飯を炊くためには、どんな土鍋を選べばいいのでしょうか?ご飯が美味しく炊けるおすすめの土鍋を紹介します。
長谷園「ご飯鍋 かまどさん」
長谷園の「ご飯鍋 かまどさん」は、遠赤外線効果でお米の芯まで熱が通り、ふっくらしたご飯が炊ける土鍋です。白米3合ならば、中強火で約13分、蒸らし20分で炊き上がります。圧力釜の機能を果たす「二重蓋」なので、火加減の調節をしないでも、吹きこぼれません。
白米のほか、炊き込みごはんや玄米も美味しく炊けます。「伊賀の粗土」が木のおひつのように呼吸をするため、べたつきのないご飯が炊けると人気の土鍋です。
商品名:長谷園 ご飯鍋 かまどさん 三合炊
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ambai「土鍋」
ambaiの土鍋は、著名なデザイナーとして知られる小林誠氏がデザインを手掛けた、現代的でスタイリッシュな土鍋です。炊飯はもちろん、煮込み料理にも使えます。鍋の外側がIHに反応するため、IHコンロでも使用可能です。
「木蓋」が付属しているので、炊飯後は土鍋に木蓋をしておけば、おひつとしても使えるので便利です。四日市の「萬古焼(ばんこやき)」なので、蓄熱性や保温性にも優れています。
商品名:ambai 土鍋 白
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IH対応のおすすめの土鍋
自宅のコンロがIHコンロでも、土鍋を使って調理できるのでしょうか?上で紹介したambaiの土鍋のように、最近では直火だけでなく、IHでも使える土鍋が販売されています。IH対応のおすすめの土鍋を紹介します。
MIYAWO「サーマテック IH洋風土鍋」
MIYAWOの「サーマテック IH洋風土鍋」は、IH調理器に反応する発熱体が土鍋本体に直接焼き付けられたIH対応土鍋です。IHだけでなく、直火や電子レンジにも対応しています。「超耐熱セラミック」を使用しているため、本体の耐熱温度は500℃と、毎日使っても安心です。
この土鍋の魅力は、「吸水性」がほとんどない点です。鍋に水分が染み込まないので、ニオイ移りなどの心配もありません。また、カビも発生しにくいので衛生的です。
商品名:MIYAWO サーマテック IH洋風土鍋
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KINTO「KAKOMI IH鍋」
KINTOの「KAKOMI IH鍋」は、食卓にそのまま出してもおしゃれな土鍋を探している人にぴったりの土鍋です。直火だけでなくIH調理器にも対応しているので、キッチンでも食卓でもあらゆるシーンで調理できます。また、鍋の内側に付ける「すのこ」が付属しているので、素材の旨味を引き出すヘルシーな蒸し料理も手軽に楽しめるのも、うれしいポイントです。
商品名:KINTO KAKOMI IH鍋 2.5L
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土鍋料理のおすすめレシピ
土鍋を使うだけで、いつもの料理がちょっと贅沢な味わいに変化します。土鍋料理のレパトリーを増やして、素材の旨味を味わってみましょう。
熱々のごちそうビーフシチュー
大人数が集まるパーティーでは、土鍋で作ったごちそうビーフシチューを作ってみましょう。金属製の鍋で作るよりも、素材の旨味が凝縮して美味しさがアップします。
【材料/6人分】
●タマネギやニンジンなどの好みの野菜:適量
●サラダ油:大さじ1
●塩コショウ:少々
●水:2カップ
●ローリエ:1枚
●ビーフブイヨン:1個
●牛モモ薄切り:300g
●薄力粉:大さじ2
●赤ワイン:1カップ
●デミグラスソース:1缶(290g)
●トマトケチャップ:大さじ3
●生クリーム:適量
【作り方】
1.野菜を一口大に切り、サラダ油を入れて熱したフライパンに根菜類から塩を振って炒める
2.ある程度火が通ってきたら、残りの野菜を加えて炒める
3.野菜を土鍋に移し、水・ローリエ・ビーフブイヨンを加えて強火にかける
4.沸騰したらアクを取り、ふたをして中~弱火で約10分煮込む
5.塩、コショウした牛モモ肉を9等分に切り、手前から巻いたら半分に切って薄力粉をまぶす
6.フライパンに牛肉を入れて焼き色を付けたら、赤ワインを入れてひと煮立ちさせる
7.土鍋に牛肉とデミグラスソース・トマトケチャップを加えて弱火で15分煮る
8.好みで生クリームをかけて完成
タケノコと桜エビで炊き込みご飯
桜エビとタケノコを使った、見た目も美しい炊き込みご飯です。香ばしいおこげと一緒にいただきましょう。
【材料/2人分】
●米:2合
●水:400cc
●だしの素(顆粒):小さじ2
●醤油:大さじ1
●酒:大さじ1
●桜エビ:12g
●タケノコの水煮:150g
●大葉や小葱:適量
【作り方】
1.お米を研ぎ、約20分水に浸しておく。
2.水気をしっかりと切ったお米を土鍋に入れ、水・だしの素・しょうゆ・酒を入れて軽く混ぜる
3.食べやすい大きさに切った筍と桜エビを上にのせたら蓋をし、強めの中火にかける
4.土鍋から蒸気が出てきたら弱火にして8分おき、火を止めたら、そのまま15~20分蒸らす
5.鍋底からしっかりと混ぜて、好みで薬味をのせる
写真/(C)Shutterstock.com
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