冬にオススメしたい温泉宿「BETTEI KAI」
温泉が好きです。1年を通してどの季節も素晴らしいんですが、やっぱり冬の温泉は格別。寒いのがめっきり苦手な私ですが、冬になると待ち遠しいのはピリッと肌を刺すような寒さの中で浸かる温泉です。寒くなるこれからの季節に是非お勧めしたい宿をご紹介します。
1DAY
東京駅から東北新幹線「なすの」に乗って1時間。那須塩原駅に到着後、そこからさらに車で約30分。
那須塩原駅から宿に向かう道中、ほどなくして真っ白な景色に変わりました。
宿に着くと、雪が積もった庭を通ってエントランスに到着。
向こうの景色が透けて見えるほど薄い暖簾は、少しの風でも揺れていました。
「那須別邸 回」は、2000坪の敷地に全て70㎡以上のスイートが8室と1組限定の離れ、全9室のみの贅沢な造りの温泉宿です。
宿に入るとアンティーク調の家具が配置された「Lounge206(ラウンジ206)」でチェックイン手続きをします。(Bar time 21:00〜24:00)
今回は「其の伍」のお部屋に泊まりました。
リビングとソファエリア
のんびり寝そべるにも充分な大きさのソファがある空間は一段低くなっていて、雪景色を見ながらお酒を飲んだり読書をしたりゆったりと過ごせます。
和室
お部屋の木風呂
大きな木窓がある温泉は、那須連山の主峰「茶臼岳」に沸く無色透明の湯「大丸温泉」で美肌や疲労回復などに効能があり、那須御用邸と同泉質ということも嬉しいです。
雪がちらちら降るのを眺めながら、湯けむりの中でぽかぽか温泉に浸かる。これぞ、日本の冬の醍醐味。
夜はお部屋食
夜ご飯は、素材にこだわった和食のコースをお部屋で頂きました。
どの料理も滋味深く、また肩肘張らず部屋着で食べることで心から解きほぐされて、食後もそのリラックスした穏やかな時間が続きました。
2DAY
早く起きた朝、窓の近くに行くと外の寒さが感じられました。
ソファでごろっとしながらブランケットを掛けて雑誌を読んだり、朝の穏やかな時間が好きです。
朝の温泉。木窓を開けると一段と冷たい空気が流れ込んできます。ゆっくり浸かって芯まで温まったら体に染み渡るような優しい和朝食をお部屋でいただきました。じんわり幸せ感じます。
【那須別邸 回】HP
住所 栃木県那須郡那須町湯本206
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