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2020.08.19

悩ましい靴擦れを防止して楽しく歩きたい!役立つアイテムやピンチ解決法

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靴擦れは足に靴がちょうどよくフィットしていないことで起こります。かかとや小指の皮がむけてしまう前に「プロテクター」や「テープ」などでしっかりと保護しましょう。家にあるものを活用して靴擦れを防止する裏技も紹介します。

【目次】
つらい靴擦れを防止するには?
信頼のブランド発 靴擦れ防止グッズ
小指など擦れやすいところに貼れる部分用
サンダルの靴擦れ防止にはスプレーを
応急処置に役立つ意外なアイテム

つらい靴擦れを防止するには?

新しい靴を履いたときや長時間の歩行では、かかとや小指などに「靴擦れ」が起きることがありますよね。擦れやすい部位をプロテクターで保護する方法もありますが、まずは靴の形や普段の歩き方を見直し、靴擦れを未然に防ぎましょう。

靴擦れ防止

(C)Shutterstock.com

足の形に合う靴を選ぶ

靴擦れの原因の大きな要因のひとつに、足の形に靴が合っていないことが挙げられます。購入時は「試し履き」をしますが、片足で立ったり、少し歩いたりして「フィット感」を試していますか?

かかとに靴擦れができるのは、かかとが靴のカーブと一致していないため。土踏まずが靴のアーチラインにフィットしていなければ、足を適切に支えられないという弊害も起こります。

日本人の足は親指が長い「エジプト型」が多いといわれます。「親指が圧迫されやすい」「小指が靴にあたりやすい」などの問題が起こりやすいのが特徴です。

こうした人は実際よりも少しだけ大きめの靴を選ぶと靴擦れがしにくくなります。先端に丸みを帯びた「ラウンドトゥ」や親指から小指が斜めになった「オブリークトゥ」が適しています。

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歩き方を改善する

歩き方の癖が靴擦れを引き起こすケースもあります。靴底の左右のどちらかが極端にすり減っていたり、かかとだけがすり減っていたりするのは体の重心のバランスが取れていない証拠です。自分の歩き方の癖を知ったうえで、正しい歩き方を身に付けましょう。

足裏の重心は「かかと」→「指の付け根」→「指先」と移動させるのが基本です。かかとの重心が前に移動する際、足裏をべったりと地面につけず「中央外側」を意識します。

「小指の付け根」→「親指の付け根」と重心を移動させ、親指に力を入れて踏み込みましょう。かかとを地面に付ける際、膝は真っすぐの状態をキープするのがポイントです。

膝を曲げて猫背でチョコチョコと歩いていると、実年齢以上に老けて見られてしまうというマイナス面も。

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信頼のブランド発 靴擦れ防止グッズ

ドクター・ショール」は1904年に創立されたフットケア専門ブランドです。インソールや巻き爪用クリップ、角質ケアグッズなど、足に関連するさまざまなアイテムを開発しており、日本でもたくさんの愛用者がいます。

靴擦れ防止

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ドクター・ショール「ジェル ヒール シールド かかと用」

ヒールの高いパンプスは重心が前に移動するため、かかとがパカパカと浮きやすくなります。「靴擦れは嫌だけと、ハイヒールはやめられない…」というときはインソールやシールドを上手に活用しましょう。

「ジェル ヒール シールド かかと用」はかかとの滑りを防止する専用のシールドで、クッション性に優れたジェルがかかとと靴の隙間をぴったりと埋めてくれます。

裏側表面が粘着タイプになっているため、靴の中でずれ落ちる心配がありません。透明タイプで目立ちにくく、洗って繰り返し使えます。

靴擦れ防止

商品名:ドクター・ショール ジェル ヒール シールド かかと用

ドクター・ショール 「ジェルインソール クリア」

ヒールの高い靴での歩行や長時間の立ち仕事に最適な「足裏全体用」のインソールです。弾力性のあるジェルが足裏にかかる衝撃を吸収し、歩行時の足裏の疲れや靴擦れなどを緩和します。

使い方は簡単で、ジェルをフィルムからはがし、中敷きの上に直接貼り付けるだけ。汚れが気になったときはぬるま湯で軽くすすぎましょう。清潔に保てるうえ、いろいろな靴に貼りかえられるので経済的です。

ジェルは適度な厚みがあり、サイズが大きい靴の「サイズ調整」としても活用できます。

靴擦れ防止

商品名:ドクター・ショール ジェルインソール クリア

小指など擦れやすいところに貼れる部分用

先が細い靴は小指が親指の方向に向く傾向があります。小指の骨の曲がった部分が靴にあたるため、ちょっと歩いただけで小指が擦れてしまうことに。小指や親指など、擦れやすい指にピンポイントで貼れるアイテムを紹介します。

靴擦れ防止

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ネクスケア 「靴ずれ保護テープ」

「ネクスケア」は、アメリカに本社を構える「3M」の主力ブランドの一つです。「靴擦れ保護テープ」は医療分野で使用しているフィルムやテープの技術が活用されており、ハサミを使わず手でサクッとちぎれます。

好きな長さにカットし、かかと・小指・親指などの靴擦れしやすい部位に直接貼り付けましょう。クッション性はありませんが、密着性や粘着性が高く、靴の中ではがれにくいのがメリットです。

この製品は、靴擦れする前に使ってこそ効果が実感できます。すでに靴擦れし、皮がむけている部位には使わないようにしましょう。

靴擦れ防止

商品名:ネクスケア 靴ずれ保護テープ

ニチバン バトルウィン 「ジェルプロテクター」

日常レベルはもちろん、ハードなスポーツやレジャーの靴擦れやマメ防止に使えるマルチなプロテクターです。

80%以上の水分を含んだ「高性能ハイドロジェル」が靴擦れしやすい部位を摩擦からしっかりガードしてくれます。編布部分は伸縮性が高く、激しく動いてもフィット感が損なわれにくいつくりです。

サイズはSとMの2種類で、30×60mm(ジェル部19×25mm)の「Sサイズ」は足の裏のマメや小指などの細かい部分をガードするのに適しています。

靴擦れ防止

商品名:ニチバン バトルウィン ジェルプロテクター

バンドエイド 「マメ・靴ずれブロック」

足の指やかかとにできるマメ・靴擦れを保護するプロテクターで、中央部分には保水性と弾力性に富んだ「ハイドロコロイドパッド」が採用されているのが特徴です。

粘着部分には肌にやさしい「低アレルギー性粘着剤」が使われています。汗や水に強い「完全防水性」でありながら皮膚呼吸を妨げないため、蒸れやすい夏場にもぴったりです。

傷や炎症部分には使用できません。すでに靴擦れを起こしている部位には、バンドエイドの「キズパワーパッド」を使いましょう。

靴擦れ防止

商品名:バンドエイド マメ・靴ずれブロック

サンダルの靴擦れ防止にはスプレーを

素足で履くサンダルは靴擦れが起こりやすく、油断していると足が傷だらけなんてことも。「テープやプロテクターは目立って格好悪い」と感じる人は、スプレータイプのアイテムを使ってみてはいかがでしょうか。

靴擦れ防止

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エバーズ 「かかとガード」

「かかとガード」を保護したい部位に吹きかけると、皮膚の上に特殊な被膜が形成されます。この被膜がプロテクター代わりとなり、皮膚と靴の摩擦を軽減する仕組みです。

被膜は無色透明で、靴に色が移る心配はありません。テープや絆創膏を貼ったときのような痛々しい見た目もなく、サンダルを履く足がきれいに見えます。

皮膜は10~12時間ほど持続します。伸縮性に富み、曲げたり伸ばしたりしても簡単にははがれません。耐水性がありながら、石鹸で簡単に洗い流せるところも優秀です。

靴擦れ防止

商品名:エバーズ かかとガード

使い方のポイント

缶をよく振り、10cm以上離れた位置から保護したい部位(かかと・甲・指・側⾯など)に直接スプレーします。

スプレー後はすぐに靴を履かず、2~3分ほど乾かしてください。乾いた後に重ねてスプレーするとより丈夫な被膜が作れます。長時間歩行する場合は分厚い膜でかかとをしっかりガードしましょう。

上からソックスやストッキングを履いてもOKですが、スプレーが完全に乾くのを待つ必要があります。

応急処置に役立つ意外なアイテム

靴擦れ防止アイテムが手元にないときは、家にあるものをプロテクター代わりにしましょう。絆創膏はもちろんですが、パフや耐震マットなど、クッション性に富んだものを活用するのがポイントです。

靴擦れ防止

(C)Shutterstock.com

メイク用パフを入れる

ハイヒールを履いた際に足が痛むのはつま先に重心が偏り、つま先が圧迫されるためです。

程よい厚みと弾力がある「メイク用のパフ」を指の付け根や土踏まずなどに入れてあげましょう。靴の中で動かないように両面テープでしっかりと固定します。

リキッドファンデーション用の立体パフや粉おしろい用のパフなど、パフには複数の種類がありますが、平たい形をしたパウダーファンデーション用を使うのがポイントです。滑り止めの役割もあるため、歩きにくさが軽減されます。

耐震マットを貼る

100円ショップやホームセンターなどで購入できる「耐震マット」も、ハイヒールの靴擦れを防ぐのに一役買ってくれます。

耐震マットは粘着性のあるゲル状のマットで、家具や家電の下に貼り付けて衝撃を吸収するのが本来の役目です。

マットを適当な大きさにカットし、かかとよりも少し前の部分に貼り付けてみましょう。マットがストッパー代わりとなり、足が前方に滑り落ちるのを防いでくれます。「目立つのが嫌」という人は、色の付いていない透明タイプを選びましょう。

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