BBQを純粋に楽しむつもりが、分析モード突入！
こんにちは。恋愛ブランク7年のあおいあんです。前回は母親に釘を刺されつつも、友達のHくんファミリーと仕事仲間の皆さんと、BBQ場に到着するまでをお伝えしました。
前回の話▶︎ドキドキの子連れBBQ！未来の彼氏候補はどんな人？【シングルマザーの恋愛＃10】
食材、飲み物、持ち込み全て揃ったところでスタート。コロナでこの2年近く、大勢で集まることもなく外出も控えていたので、久しぶりの乾杯にワクワク・ドキドキ。もうすでに私の心はハッピーな気持ちで満たされていました。
Hくんの5歳の男の子と、10歳のわが息子は、5歳も違うのになぜか気が合うらしく、BBQ場にある石や草でら勝手に遊んでくれている。ふたりでゲラゲラ笑っているが、石や草の何がそんなに楽しいのか…男子ってやっぱり謎だわ～と横目で見つつ、大人はBBQに取り掛かる。
39歳のSさんと42歳のRさん、それと私で焼き担当に。残りの29歳のOくんとHくん、Hくんの奥さんでお皿やお酒などフォローと、テーブルセッティング、あと子ども担当に。
Sさん「あんさんはお肉の焼き方何が好き？」
私「ミディアムレアが好きだけど、今回は子どもたちも食べるから、しっかり目に焼いた方が安全かも？」
Sさん「そうだね。コショウは大人が後からかければいいから、塩だけ振ってカットも小さめにしよう」
（子どものことを考えて味付けやカットまで考えてくれるのはありがたいな。こうやって仕事も一歩、二歩先を読んでいくんだろうな。ってことは、恋愛もリードする派!?）
Rさん「マシュマロ串に刺したし、焚き火の準備もできたから、子どもたちが遊びに飽きたらやってもらおうか」
私「ありがとうございます。今は土いじりに夢中っぽいんで、そっとしておきましょうか（笑）」
（こちらも段取り完璧だし、子どもたちの様子までチェックしてくれてる。視野が広くて、大人の余裕を感じるな。お付き合いしたら、包まれる感じかな!?）
なんてついつい分析していたら息子が…
息子「Oさんと海見に行って来ていい？」
どうやらHくんの子どもが土いじりに飽きて、海が見たいと言ったらしい。Hくんの奥さんも一緒というので「いいよ。迷惑かけないようにね」と伝えて送り出した。
Sさん「ちゃんと許可取りに来て息子くんえらいですね」
私「元々怖がりで、林間学校も行きたくないって言うほどで、男の子としてはどうなのかなって」
Rさん「お母さんが大好きなんですよ。男は（笑）」
私「皆さんそうでしたか？」
Sさん「やっぱり命をかけて産んでくれてるし、無条件でお母さんには頭が上がらないっていうか、大切にしなきゃって思いますよね」
Rさん「うちシングルマザーだったので、母親はすごく大切でしたよ。今の息子くんも、心配かけちゃいけないなとか、僕が守らないとと思い始める時期かも」
私「そうなんですね。男子はおふざけが多くって、幼いなぁなんて思っていたのですが、心の中は意外としっかりしているんですね」
Sさん「息子くんもちゃんと考えていると思いますよ。さっきトイレで会った時、『今日はよろしくお願いします』って言ってくれました。真っ直ぐな感じに、こっちが照れちゃいました（笑）」
私「えっ!? 家とは全然違う（笑）。なんか私の話ばっかりすみませんん。皆さんは今何かハマってるものとかあるんですか？」
Sさん「コロナでジムに行きづらくなって宅トレはじめたら、その楽さにハマって…すぐシャワー浴びられるし、なんなら寝癖のままでも、裸のままでもトレーニングできるでしょ（笑）」
私「確かに（笑）。誰も見ていないし、ジム行くより楽ですよね。Rさんは？」
Rさん「元々、インドアだったからコロナで変わったことはそんなになかったけど、ミニマルな暮らしをしてみようと思い、断捨離は今でも続けてるかな」
私「断捨離私もしたいです！ 子どもがいると、着れなくなった洋服や靴、遊ばなくなったおもちゃ、無駄に増え続ける100均グッズ、もうとにかく物に溢れちゃうんです」
ここまで話して、Sさんはアウトドア派で、受け答えに最初に反応するノリのいい人。Rさんはインドア派で、物腰柔らかな落ち着いた人って印象だな。どちらも話しやすいし、身長も二人とも175cm前後で、顔も嫌いじゃない。彼氏にするならSさんだけど、将来を考えるとRさんなのか？なんて勝手な妄想も膨らみ、これは困ったなぁと思っていたところ、泣き声が…。
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あおいあん
契約社員でメーカー勤務、現在38歳のシングルマザー。高学年になりちょっと生意気になった10歳の息子と実家に出戻り。40歳を前に「もう一度、女としての人生を！」と一念発起。離婚をしてから7年という恋愛ブランクを埋めるべく奮闘中。
