“しんどいときや1度止まったときに、ひと声かけてあげられる男”こそサンナムジャ(男の中の男)だと思う
現在放送中のドラマ『クールドジ男子』(TX系)に出演中のNCT 127・中本悠太さんがスーツを着こなすOggi6月号(発売中)の「中本悠太(NCT 127)はTV局で働く、私の同僚」企画はもうご覧いただけましたか?本誌では、ビジネススーツを纏い、クール(でちょっぴりドジ)なビジネスマンを演じて話題沸騰中!ということで、DomaniではOggiのアザーカット&悠太さんの素顔に迫る未公開インタビューをお届けします!
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――ドラマ『クールドジ男子』で共演している、川西拓実さん(JO1)、藤岡真威人さん、桜田通さんの印象は?
以前から、それぞれが活躍している姿を拝見していました。画面を通して見ていたときは、3人ともクールな印象があって、”ちょっと近寄りがたいかも”と思っていたのですが、実際に会ってみたら全くそんなことはなくて。僕と同じで忘れ物も多いし、みんなすごくドジでした(笑)。しかも笑いのコードがすごく合うので、雰囲気がいいですね。こんなに柔らかくていいのか?と思うぐらい現場の空気がポワンとしてます(ニコニコの笑顔)。
――表情からも現場の和やかさが伝わってきますね。緊張感のあるシーンも多かった映画『HiGH&LOW THE WORST X』とはまた違う空気感だったのでしょうか?
『HiGH&LOW THE WORST X』は殴り合いなど危険を伴うシーンもあり、真剣に向き合っている分、どうしても緊張感がありましたね。今回はドラマの内容も穏やかで、すごくホワンとしています。
――コミュニケーション力が高く、みんなから愛されている印象がある悠太さんですが、初対面の人とはどうやって距離を詰めていますか?
かっこつけず、自然体でいることが距離を詰める秘訣じゃないかな。僕は仲良くなりたいと思える人がいたら、今こうして話しているみたいにラフな感じで声をかけます。『クールドジ男子』の現場でも、撮影に入って3日目にみんなと食事に行きました。でもこんなに早く距離が縮まったのは、共演者の皆さんも僕に興味をもってくれて、お互いに歩み寄ったからこそ。正直人見知りはしますし、根はひとりでいたいタイプなんです。でも、ひとりの時間をこれからも大切にしたい一方で、最近は変わりたいとも思っています。もう僕も大人なので、相手がどういう人なのかある程度見極められる。もう自分を信じてあげられるので、自分がいい人と感じたならば、どんどん交流を広げていきたいです。
――落ち込んだときや、気分が乗らないとき、どうやって自分を鼓舞していますか?
音楽を聴きますね。でも、“無理しないこと”もひとつの手かもしれません。ただ感情に任せて態度に表すことではなくて、気持ちが乗らないなりに無理のないテンションでやっていくのはありだと思います。
――自ら「サンナムジャ(男の中の男)」と気合いを入れることがあるそうですが、悠太さんの思う男気とは?
「僕の思うサンナムジャ(男の中の男)は、これだ」という定義は特にないですが、“しんどいときや1度止まったときに、ひと声かけてあげられる男”はかっこいいなと思います。実際やろうと思うとめちゃくちゃ難しいことじゃないですか。普通は「この雰囲気で言うのは…」と怖気付くかもしれないけれど、ひとりでもそうやって声をかけられる人がいたら、その場の雰囲気が確実に変わる。そういう振る舞いができる人はすごくかっこいいと思います。
――最近キュンとした出来事は?
(しばらく考えて)最近はあんまりキュンとした出来事はないなあ…。キュンとしたい! キュンとさせてください(笑)。
――幼少期はどんな子供でしたか?
外でずっと遊びまわっていました。小さい頃ってまだ世界が狭いから、家の近所でいつも同じ子たちと(泥で遊んで)ドロドロになったり、家の路地に入ってかくれんぼや鬼ごっこをしたりしていましたね。
――子供の頃に憧れていた職業は?
はじめはウルトラマンになりたかったです。そのあとは、サッカー選手に変わりましたね。歌手になりたいと意識したのは、中学生のとき。友達とカラオケに行くようになってから、芸能界っていいなと興味をもちました。
――子供の頃、想像していた大人像と今の自分は近いですか?
全く違います。今年で28歳になりますが、子供の頃は30歳前後の方がもっと大人っぽく見えたんですよね。でも年々、年を重ねることへのこだわりがなくなってきた気がします。10代でも達観していろんなところに視野を向けて動いている人もいるし、年齢は本当に関係ないと思います。でも、子供っぽい部分も自分らしさだと思うので、いい意味で変わらずにいたいです。