【目次】
北区王子の3つの老舗がタッグを組んだパン屋、明壽庵がラクーアにオープン!
東京の北エリア、北区にある明壽庵(@meijuan_tokyo)はあん食パンのお店です。初めて見たときは「なんだこの渦巻き模様のパンは!?」と思わず手に取ってしまいました。これは練りこまれたこしあんで、食パン1片のどこを切っても渦巻きがこんにちは、とあんの模様を楽しめます。3歳の息子に見せたら、「おばけパン…」と言っていました(笑)。確かに、大みそかに有名な、「王子狐の行列」の火の玉に見える気も…!
▲パッケージには狐も!よーく見ると、狐さんが食パンをくわえています♡
いたる所に急増中の食パン店ですが、明壽庵のパンは北区王子で3世代以上続く老舗3社の伝統技術を結集して作られています。
・パンの明治堂 -明治22年(1889年)創業
・久壽餅の石鍋商店 -明治20年(1887年)創業
・あんの王子製餡所 -大正14年(1925年)創業
▲明壽庵の中山代表が接客してくださいました!中山さんは明治堂の5代目です。
「明壽庵」という店名も、この3社の名前が由来しているそうです。100年近くもの長い歴史の中で、地域の方々に愛されてきた味が凝縮されたパンであることを感じ、なんだかあたたかい気持ちになりますね。
あん食パンの種類も豊富! フルーツサンドも美味しい
明壽庵には定番のこしあん食パンのほか、粒あんやあずき、プレーンのパンもあります。こしあん食パンは、国内のパン好きが集結する「パンのフェス2022春」で銀賞に選ばれたことも!パンの大きさは1本かハーフから選ぶことができますよ。
手のひらサイズのミニパンシリーズもとっても可愛い&美味しいです。こちらはチョコレートやフルーツが練りこまれたおやつ感が特徴。複数選んでギフトボックスも出来ちゃいます。
私がひそかにファンなのが、こちらのフルーツサンド! 夕方になるとほぼ売り切れてしまうほど。クリームたっぷりで甘すぎず、ボリューミーで食べ応え満点。手土産でよく持っていくのですが、めちゃくちゃ喜ばれます。お天気がいい日は、フルーツサンドをテイクアウトしてラクーアの芝生でピクニックが定番になりそうな予感です。
おすすめの食べ方は両面を焼き、バターをたっぷりと!
あん食パンシリーズは私の友人達の間でも大のお気に入り。みんなそれぞれ違う種類を買って、食べ比べをしたことも。この日は定番あん食パンと、ラクーアオープン限定のあずきフィグのミニパンをお持ち帰り。
食パンシリーズはそのまま食べても美味しいのですが、トースターで少し焼き目がつくくらい両面を焼いて食べるのが筆者のおすすめ。バターを惜しみなく塗り、コーヒーと一緒に頂くと間違いなく朝のQOLがあがります!
常温で3日、カットしてラップを巻いて冷凍すると1か月もつそうです。また、多くの食パンに使用されているマーガリンやショートニング、保存料や香料を明壽庵は使っておらず、パンとあんのそのままの美味しさが楽しめるのもうれしいところ。
ラクーア1階「DELI&DISH」で明壽庵をチェック
ラクーアのリニューアルで新たに今春オープンした「DELI&DISH」は、デパ地下のような楽しい雰囲気満載のエリアでした。明壽庵の他にも、気になるお店がたくさん入り、地元民としては大歓喜。大型連休にぜひ行ってみてくださいね!
Domanist
菱沼阿弥
新卒でホテルに就職後、「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で働いた経験をもつ。今までに訪れた国は25カ国ほど。産後は旅好きのアンテナを活かし、国内旅行にハマり中。ファッションアイテムも旅目線で選びがち。
Instagram:https://www.instagram.com/ayapecotrip/
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