にんじんをまるまる一本使ったヘルスコンシャスなスイーツ
朝晩の風が少し涼しくなり、ようやく秋の気配を感じられるようになってきた今日この頃。ようやく、夏の間は避けがちになっていたオーブンを使う気持ちが戻ってきました。
久しぶりに焼いたのはキャロットケーキ。にんじんを一本丸ごと使うのに、子供たちは野菜を食べていることに全く気づかない上、クリームチーズのフロスティングで、一気に乳製品も採れる、という、まさに朝食にも最適な一品です。ナッツやレーズンもたっぷり入るので、食物繊維やビタミンも豊富。少量でも満足感が得られるところも、大人の女性にうれしいケーキです。
材料
薄力粉 110g
ベーキングソーダ 小さじ1/2
シナモン 小さじ1
カルダモン 小さじ1/4
きび糖 30g
太白胡麻油 30g
メープルシロップ 10g
ヨーグルト 35g
卵 1個
くるみ 30g
ドライカレンツ(レーズン) 30g
にんじん 1本
クリームチーズ 50g
粉砂糖 10g
作り方
【1】擦りおろしたにんじんとレーズンを混ぜておきます。
▲にんじんの水分を吸い取ってくれると同時にレーズンが柔らかくなります。にんじんはきれいに洗って、皮ごと擦りおろしています。にんじんの皮にはB-カロチンやビタミンCがたくさん含まれていて、皮付きのまま使用した方がいいそうですよ。
【2】卵と砂糖を混ぜ合わせる
▲ハンドミキサーでふわふわとするまで撹拌します
【3】【2】のボウルにヨーグルト、メープルシロップを加え、さらに撹拌します。
【4】薄力粉とベーキングソーダ、スパイスを合わせておきます
▲この後、だまにならないように、またスパイスがきちんと混ざるように、ふるってください
▲材料のところで撮り忘れたスパイスはこちら。今回使用したのはシナモンとカルダモン。カルダモンは固形のものをグレーターですりおろして少量加えると香りに深みが出ます。手持ちでなければ、無くて構いません
【5】【3】のボウルに、【1】で擦りおろしたにんじんとレーズン、【4】の粉類、刻んだ胡桃を加えて、混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなったらOK。型に流し込み、180度のオーブンで30分ほど焼きます
▲複雑な工程はなく、一気に混ぜ合わせるだけでOK。とても簡単なんです。
【6】竹串を指して、竹串に生地がくっついてこなければ焼き上がり。型から出して粗熱を取ります
▲今回の型は、5cm×6cm×24cmの縦に細長いタイプのもの。小ぶりなサイズでスライスした時に食べ過ぎないところも、個人的に嬉しいサイズ感です。
【7】 フロスティングを作ります
▲常温で柔らかくなったクリームチーズに粉糖を混ぜ合わせれば、フロスティングの完成
【8】デコレーションはお好みで。コルネに入れてデザインを描いても、表面に塗ってもどちらもおすすめ。
脂溶性の高いにんじんはオイルで加熱調理して摂取すると栄養素を漏れなく摂れるそう。実は焼き菓子で摂取するのも効果的なんだ、と嬉しい発見がありました。
まだまだ残暑厳しい日が続きますが、少し暑さが和らいだら、ぜひ作ってみてください。
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