イ・ジュンギ、『悪の花』はターニングポイントになった作品
――本日のイベントの感想を聞かせてください。
ファンの皆様に会うことができたことがうれしく、すごく幸せでした。こういったドラマフェスという形でファンのみなさんとお会いするのは初めてでしたが、作品の紹介をしながらその当時の気持ちを改めてお伝えすることができる時間になりました。
――ドラマ『悪の花』は、長く愛されている作品ですが、ご自身にとってはどんな作品でしたか?
俳優として「超えたい地点」があったのですが、この作品によってそれを達成できたと思います。俳優の人生においてこの作品は苦しみや不安もあった中、みなさんの応援によって乗り越えることができました。そして素敵な出会いもありましたし、人生のターニングポイントになったと思います。
――仕事をする上で、大切にしていることは何ですか?
仕事に対して純粋であるべきだと思います。仕事をする上でいろいろなことがあるじゃないですか。そういった「いろいろ」は仕事に没入する妨げになる場合もあります。でもそれも含めて「純粋に楽しむ」ということが、クリエイティブのインスピレーションにつながるんじゃないかと思っています。
――今後の展望を教えてください。
俳優としては、また新しい作品に挑戦したいです。そのために、体力やインスピレーションを養っていきたいと思います。イ・ジュンギ個人としては、旅行をたくさんしたいです。仕事を終えて、体験によるインプットをすることができなかったのですが、今後はそういうことを取り入れて、自分の時間を大切にしたいですね。
イ・ジュンギさんの素顔がわかるさまさまなクエスチョン
――日本に来たら必ずすることや食べるものはありますか?
今は炭水化物の制限をしていてあまり食べられないのですが、日本のラーメンが好きなのはファンのみなさんの間でも有名です(笑)。あとはとんかつ、寿司、明太子、牛タン…(終始笑顔で幸せそうな表情)。日本のみなさんにとっては日常だと思う食べ物が大好きです! 炭水化物の制限がなくなったら、真っ先に日本に来たいと思います。
――今回の滞在中にやりたいことや、やろうと思っていることはありますか?
いつも日本に来るときは滞在時間が短いんです。だからいつもやりたいことはできなかったのですが、昨日は普通の観光がしたくてラフな格好で地下鉄に乗り、六本木から原宿、表参道と3時間ほど散歩をし日常の時間を過ごすことができました。今年来日したのはこれで2回目。前回は妹と一緒に東京に来たんです。
――イ・ジュンギさんを語る上で欠かせない3つのキーワードを教えてください。
「体力」「天真爛漫」「欠如」
3つ目は「愛をいつも求めている」ということです(笑)。でもそれは、ありがたいことにファンのみなさんの応援によって満たされています」
――働く読者に向けて、明日からも頑張れる一言をください!
毎日すごく大変だと思います。僕は会社員生活を送ったことがないので、あまり説得力がないかもしれませんが、「縁」というものを大切にして欲しいと思います。今のこの瞬間は明日どういう縁につながるかわからないので、それを大切にして欲しいと思います。(日本語で)「生ビール飲みましょう!(笑) 今日もお疲れ様でした!」
イジュンギさんをもっと知りたい♡ 11の2択質問
取材MEMO
イベント終了後にインタビューをさせていただいたのですが、トークやライブをしておつかれのはずなのにそんな様子を微塵も見せずに終始笑顔のイ・ジュンギさん。撮影中もさまざまな表情やポージングをしてくださったり、インタビューではひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださいました。食事制限をしていらっしゃることを知らず、食べ物の手土産をお渡ししたところ「少しは食べるんです!大好きです!」と満面の笑みで優しい気遣いを見せてくださるひと幕も。とにかく素晴らしいお人柄でその場にいる人たちを笑顔にする、そんな魅力あふれる方でした。
『K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon』のテレビ放送が決定!
大盛り上がりの中、幕を閉じた『K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon』が、2025年1月2日にCSテレ朝チャンネルにて放送されます。こちらの放送はCSテレ朝チャンネルだけの特別映像も含まれるそうなので、思い出を振り返りながら楽しめること間違いなし! お見逃しなく。
撮影/天日恵美子 構成/岡野亜紀子
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