Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE スキルアップ

2025.01.22

コントロールキーを使いこなそう!パソコン作業の時短に役立つショートカット

コントロールキーを含めたショートカットは、インターネット検索やパソコンの事務作業の効率を高められます。コントロールキーの基本情報や、覚えると時短につながるショートカットの代表例、ショートカットを覚えるコツを解説します。

コントロールキーの意味とは?

「コントロールキー」といわれても、単体で使うことはほとんどないため、ピンとこない人も多いでしょう。パソコン作業に役立つ、コントロールキーの位置や使い方を見ていきます。

コントロールキーの位置と機能

コントロールキーとは、キーボードで[Ctrl]キーや[Control]キーなどと表示されているキーのことです。コントロールキーは他のキーと一緒に押すことで、他のキーの別の機能を引き出す役割を持っています。通常はキーボードの左下や右下にあります。

また、複数のキーでマウスのような操作ができる組み合わせが「ショートカット」です。ショートカットはインターネット検索のほか、WordやExcelといった多くのプログラムで利用できます。

メニューを開いたとき、項目の右側に表示されたキーは、どの操作にどのショートカットキーが割り当てられているかを表しています。

これだけは覚えておきたいコントロールキーのショートカット

ショートカットの中で代表的なものは、「コピー・切り取り・貼り付け」「上書き保存・元に戻す」「検索」などです。操作頻度が多いのでショートカットを紹介します。

「コピー・切り取り・貼り付け」が簡単なショートカット

「コピー・切り取り・貼り付け」は、パソコン作業でよく使う操作です。マウス操作では、右クリックしてから「コピー」や「切り取り」を選びます。

ショートカットならワンアクションで済むため、単純に考えても作業が半分になります。

・コピー:[Ctrl]キー+[C]キー
・切り取り:[Ctrl]キー+[X]キー
・貼り付け:[Ctrl]キー+[V]キー

ページ内容を全て選択する[Ctrl]キー+[A]キーも役立つでしょう。例えば、データの打ち込み作業で「コピー&ペースト」をショートカットにするだけでも、一気にスピードアップできます。

「上書き保存・元に戻す」ができるショートカット

「上書き保存・元に戻す」も便利なショートカットの一つです。ExcelやWordなどのプログラムを使用しているとき、現在アクティブになっているファイルまたはドキュメントを保存するなら、上書き保存の[Ctrl]キー+[S]キーが使えます。

うっかり打ち間違えたり操作ミスしたりしたとき、元の状態に戻せるのは、[Ctrl]キー+[Z]キーです。

逆に、「書き間違えたと思って文章や数字を消去したけど、よく考えたら消す前のデータの方がよかった」という場合は、打ち直す代わりに[Ctrl]キー+[Y]キーで復元できます。これらのショートカットを使えば、データの再現が簡単になります。

「検索」に役立つショートカット

インターネット検索やデータ作成において、膨大なデータの中から目当ての項目を探し出すのは、しばしば大変な作業です。そんなとき使えるのが、開いたページからテキスト検索できる[Ctrl]+[F]キーです。

[Ctrl]+[F]キーを押した後、開いた検索ウィンドウに調べたいキーワードを打つと、そのワードに色を付けてハイライトしてくれます。

ページに含まれるキーワードの数も分かる上、上下操作で次のキーワードまで飛べる仕様です。1行ずつしらみつぶしに探していたら何時間かかるか分からない検索作業を時短できます。

コントロールキーを使ったショートカットの覚え方

ショートカットは初めから全部覚えようとせずに、よく使うものから一つずつ、またはコピー&ペーストのようにセットで覚えるのがおすすめです。ショートカットの便利さを実感すれば、覚えるモチベーションも維持されるでしょう。

コントロールキーを使ったショートカットの覚え方
  1. 英語の頭文字や連想で覚える
  2. 修飾キーの機能を理解する

英語の頭文字や連想で覚える

代表的なショートカットを覚えるには、丸暗記するより、そのショートカットの役割を理解した方が楽です。多くのショートカットは、機能を英語で表したときの頭文字で構成されています。

・コピーの「Copy」:[Ctrl]キー+[C]キー
・保存の「Save」:[Ctrl]キー+[S]キー
・検索の「Find」:[Ctrl]キー+[F]キー

一方、「切り取り・貼り付け・元に戻す」のショートカットは、[C]キーの周りに使いやすいものをセットで配置したと考えられます。

[Ctrl]キーに小指を置いたとき、薬指は[Z]キーというように体で覚えるとよいでしょう。あるいは、[X]キーは「はさみで切り取る」、[V]キーは「くさびで定着」など、イメージで関連付ける方法もあります。

修飾キーの機能を理解する

代表的なショートカットは、主に[Ctrl][Windows][Shift]キーのどれかとアルファベット1文字で構成されています。この[Ctrl]キーや[Windows]キーを装飾キーといいます。

ショートカットでは、「アルファベットは覚えても修飾キーがどれだったか思い出せない」というのもよくある悩みです。

修飾キーは、役割を理解すると覚えやすくなります。[Ctrl]キーの役割は、特定のキーに隠れた機能を引き出すことです。

[Windows]キーは、名前の通り「Windows」全体に関わる操作に使われます。単体で押すと「スタートメニュー」の呼び出しです。
 
[Alt]キーは「Alternative(代替手段)」の意味で、他のキーをいつもとは違う役割に変える機能があります。

ショートカットを覚えると、パソコン作業が格段に楽になります。まずは自分が一番良く使う操作や「コピー&ペースト」から使って便利さを実感してみましょう。

メイン画像・アイキャッチ/(c)AdobeStock

あわせて読みたい

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!