後藤真希さん、最新写真集『flos』の〝ゴマキボディ〟が圧倒的な美しさ♡ デビューからの25年を振り返ってもらったら…

前回の写真から約3年！ 写真集『flos』は、成長を感じてもらえるような一冊に

――今回の写真集『flos』の込めた思いを教えてください。

「デビューから25年の間、いくつか写真集も出させていただいたのですが、前作『ramus』と同じスタッフの方と一緒というのもあって、より自然なカットが撮れたと思います。今のナチュラルな自分を感じていただけるような一冊になっています！」

――タイトル『flos』にはどんな意味を込めましたか？

「前回の写真集が『ramus』で〝枝〟という意味で、そこから色々な経験をして枝を作り、今回の『flos』で〝花〟を咲かせるという、前回からの成長が見られるような写真集になったんじゃないかなと思います」

――特にどんなところで成長や進化を感じましたか？

「前回は久しぶりの写真集でしたし、カメラマンさんも『初めまして』ではなかったですが、コミュニケーションがまだあまりとれていなかった状況でしたので表情的に若干作ってしまっている部分があったんですよね。でも、今回は逆に笑顔じゃないほうが難しいくらい（笑）。そのぐらい楽しい現場だったので、自然な笑顔のカットが増えました」

――お気に入りのカットや、印象に残っているシーンはありますか？

「山形の温泉です。最初はお湯が〝熱湯風呂〟なんじゃないかと思うくらい、すごく熱かったんです（笑）。自然にパッと顔が赤くなって、すごくいいカットになったと思います。あとは、済州島で撮影した白い水着のカット。この水着がかわいくて、どうしても着たかったんです。1日目に撮影をしたのですが、最終日にももう一度着て撮影をしました。最終日は後ろ姿を撮ったのですが、そのカットも気に入っています」

Ⓒ菊地泰久／講談社

――今回の撮影地はどのように決まったのですか？

「雪の中と温泉で和な感じで撮影ができたらと思っていたので、ひとつは山形。もうひとつは、それとは反対に開放的な雰囲気で撮りたかったのと、沖縄やサイパンでは撮影したことがあったので、新しい！と思って済州島に。プデチゲが美味しくて、毎日のように食べていました」

――写真集に向けて、どんなことを準備されましたか？

「特別なトレーニングはしていません。ただ代謝はあげたかったので、スクワットをしていました。スクワットは歯を磨きながらだったり、少しの隙間時間でもできますし、お尻周りにも効きます！」

Ⓒ菊地泰久／講談社

――今年デビュ25周年を迎えられて、改めて振り返ってみてどう感じられますか？

「短く感じたり、長く感じたり、そのときによって感じ方が変わってくるのですが…モーニング娘。でデビューしてからの3年間は、振り返るとあっという間だった気がします。当時はとにかく濃い毎日でした。卒業してからドラマや映画、舞台、CMと色々なことを経験させていただいて、いつの間にかこの年齢になっていた、という気持ちです。今ってYouTubeやTikTokで過去の自分の動画を観られる時代じゃないですか。意図してないときでも、よく『ASAYAN』のときの映像を観るんですよね。そのせいもあるかもしれないですが、25年を振り返ってみてパッと思い出すのは、『ASAYAN』のオーディションのことです」

毎日ため息を増やさないことが、すごく大切だと思う！

――スタイルを維持するためのルーティンはありますか？

「毎日必ず1回は体重を測ること。毎日測ると1か月の体重の増え方・減り方がわかってくるんですよね。毎月同じ数字にするように意識をして食事をしています。体重を測る習慣は、10代の頃からやっています。当時は1日5回以上は測っていました（笑）。そこまでしていると最近は疲れてしまうので、1日1回だけにしています」

――愛用のボディケアアイテムは？

「保湿力の高い化粧水を全身に、気になるところにはオールインワンジェルを重ねて塗るようにしています。もう、本当に全身。化粧水もボディ用とかではなく、肌用のものを使っています。大容量ボトルを買っていますが、毎日使っても意外と無くならないです（笑）」

――スキンケアはどうですか？

「化粧水、トナーを塗って、シートマスクを必ずしています！ そのときの肌状態でマスクの種類を選ぶようにしていますし、そもそもシートマスクが大好きというのもあって、家には相当な枚数のマスクがストックされています」

――毎日努力されている後藤さんでも体型の変化などを感じることはありますか？

「もちろんあります！ 余分なたるみによるシワが関節に出やすくなってきたなって思います。お風呂上がりは肘をしっかり保湿したり、時間があるときはピーリングをしたり…。あと、手って年齢が出やすいじゃないですか。だからスクラブで汚れを落として、ピーリングもしています」

――30代後半からプチ更年期とも言われますが、ご自身で何か感じる体の変化はありますか？

「疲れやすくはなってきている気がします。なかなか回復しなかったり…気になるようになりました。そういうときは、やっぱり睡眠と栄養！ 食べるもので肌も体調も変わると思うので、規則正しい食事が大切です。昔は自然に無理して、自分で疲れていることに気がつかなかったのですが、今は疲れないように、しっかり睡眠時間もとるようにしています」

――何かツラいことや大変だと思うことがあったとき、どんなふうに切り替えをしていますか？

「実はメンタル的に疲れてしまうことがあまりないんですよね…。多分、楽観的に考えられるタイプで、切り替えるというよりは普段の生活で自分の好きなことを何かひとつでもすると、自然に忘れているのかなって思います。例えば、今日はドラマが観たいって思ったらドラマを観て、ゲームがしたい日はゲームを楽しんで、そんなふうにしています」

――今のいちばんの癒やしはなんですか？

「映画やドラマを観ることで癒やされている気がします。歴史を扱った作品が好きなんですよね。『のぼうの城』『関ヶ原』も好きですし、最近だと『戦と乱』も観ました。作品を観た後に登場人物のことを掘り下げて調べて、満足しています（笑）」

――最後にDomani読者にメッセージをお願いします！

「ちょっとイヤだなって思ったらやらないとか、たまにはサボってみるとか、自分の気持ちでオンオフをつけていいと思うので、無理せず過ごしてください。お仕事は、自分で選択したことに満足するか、もう少しこうすればよかったかなって思うか、それはどちらにしても後から分かることなので、まずは自分が楽しんでできていたらいいと思います。というか、そうやって思うことが大事。毎日のため息を増やさないこと、とても大事だと思います！」

20代の頃から美容意識を高く持っていたという後藤真希さん。「美は1日にして成らず」の言葉どおり、後藤さんの美しさはまさに努力の賜物。写真集には、誰もがうっとりするようなスタイルを際立たせる大胆で艶やかなカットの他、無邪気な笑顔のカットもあり、後藤さんの魅力にただ圧倒されるばかり…。インタビューでは、とても気さくな雰囲気＆笑顔でたくさんお話をしてくださり、 内面の美しさにも触れさせていただきました！ 〝ゴマキ〟こと後藤真希さんの写真集『flos』は、29日発売なのでチェックしてくださいね。

『後藤真希 写真集 flos』

撮影：菊地泰久／￥3,300／講談社／11月29日発売