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「今年こそ、夏までに体を引き締めたい…！」そんな気持ちを抱きながら、日々の忙しさに流されて何となく時が過ぎてしまう。―それ、40代女性なら“あるある”ではないでしょうか？
年齢とともに変化する体。20代の頃のようにはいかないと感じる今こそ、無理なく、でもちゃんと実感できる「続けられるダイエット習慣」を見つけたいもの。この記事では、ホルモンや代謝の変化にも配慮しながら、“ゆるやかに確実に整える”ための習慣を、オンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師であり、プロフェッショナルファスティングマイスター・健康美容食育指導士の木村吏江（きむらりえ）さんに教えてもらいました。早速、紹介していきます。
まずは知っておきたい「夏までに痩せる」ための基本ルール
まずは、ダイエットを始める前におさえておきたい基本ルールを紹介します。
スタートはいつ？ 「急がば回れ」のススメ
実は、ダイエットは早く始めたほうがラク。夏を目指すなら、5月初旬から6月上旬に取り組み始めるのが理想的です。ここで大切なのは「急激に体重を落とそうとしない」こと。
人の体には“ホメオスタシス（恒常性）”という働きが備わっており、急に減った体重を「元に戻そう」とする力が自然と働いてしまいます。これが、リバウンドの大きな原因。だからこそ、ホメオスタシスに“気づかれない”ように、日常の延長で少しずつ変化をつけていくのが成功のカギです。
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「何キロ痩せる？」より「どう変わりたい？」にシフト
体重計の数字ばかり追いかけるのは、40代女性にとっては逆効果になりがち。目標は「パンツのウエストが楽に締まる」「鏡に映る姿がすっきりしてきた」といった“実感できる変化”に設定してましょう。
数値の変化は、個人差もあるもの。日々の積み重ねを“前向きに味わう”ことが、美しく痩せるための近道です。
危険な短期ダイエット、その落とし穴とは？
「1週間で◯kg減！」というような極端な食事制限は、体に大きな負担をかけます。特に40代はホルモンバランスも揺らぎやすく、無理な制限は疲れや肌荒れ、便秘などの不調につながりかねません。しかも、短期的に減った体重は、筋肉や水分が減っただけ… という結果になってしまうことも。
これでは、リバウンドするのも当然です。体の仕組みを味方にしながら、“ゆるやかに落とす”スタイルが、結果的に一番早く、そして美しくゴールに近づける方法です。
夏に痩せやすい人・痩せにくい人、その違いは？
実は、夏に痩せやすい人とそうでない人がいます。どんな違いがあるのでしょうか？ 見ていきましょう。
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「夏痩せさん」と「夏太りさん」あなたはどっち？
「夏は自然に体重が落ちる」という人もいれば、「冷たいものの食べすぎで太った…」という人も。体型の変化には、日頃の習慣や代謝の状態が大きく関わっています。冷たいドリンクやアイス、そうめんだけの食事などで内臓が冷えると、代謝はダウンしやすくなります。反対に、汗をかきやすく体をよく動かす人は代謝が上がりやすく、結果も出やすい傾向に。
「夏バテで減った体重」は油断禁物！
夏に体重が落ちても、それが筋肉だったら逆効果。筋肉が減ると基礎代謝が落ち、脂肪が燃えにくい体になってしまいます。40代女性は特に筋肉量の維持がカギ。体重の数字より、「筋肉を減らさない工夫」が美ボディへの近道です。
夏までに痩せるための“3つのアプローチ”
夏までに痩せたいあなたに。ここでは3つの方法を紹介します。
1. デスクワーク中でもできる「ついでスクワット」
運動が苦手でも大丈夫！ 体を引き締めるには“筋肉を使う”ことが大切。特におすすめなのが、スクワット。トイレに立ったついでに10回、コーヒーを淹れる前に10回。そんな“ついでスクワット”を1日2〜3セット取り入れるだけで、お尻・太もも・体幹をしっかり使えます。姿勢改善やむくみ予防にも◎。
