Summary
- 二の腕痩せには、“使われていない筋肉”上腕三頭筋にアプローチするのがカギ。
- マッサージ → 筋トレ → ストレッチの順で効率UP!
- セルフケアは“ながら習慣”で続けやすく!
Contents
ノースリーブに挑戦したくなる季節。でも鏡を見ると、なぜか“そこだけ”目立つ二の腕…。「体重は変わっていないのに、二の腕が気になるようになった」と感じているなら、それは年齢と筋肉の使い方にヒントがあるかもしれません。
今回は、エステに行かなくても“今日からできる・すぐ変化が感じられる”二の腕引き締めメソッドを、オンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師であり、プロフェッショナルファスティングマイスター・健康美容食育指導士の木村吏江(きむらりえ)さんにお聞きしました。
たった3分の習慣にギュッと凝縮して紹介します。
まず知っておきたい、二の腕はなぜ「痩せにくい」のか?
二の腕は痩せにくく感じる部位の一つです。原因を探っていきましょう。

(c) Adobe Stock
見えないところこそサボりがち、上腕三頭筋の“休眠化”問題
二の腕の裏側にある筋肉、上腕三頭筋。ここ、実は現代人の“もっとも使われていない筋肉”のひとつなんです。スマホやPCを使う生活では、前側の筋肉ばかりが活躍し、裏側は眠ったままに…。しかもこの筋肉、動かさないと脂肪がどんどん溜まる → ハリが失われる → 皮膚がたるむ… という三重苦を引き起こします。
40代以降は「肌のハンモック力」が落ちる
年齢とともに減少するのが、コラーゲンとエラスチン。二の腕に限らず、“支える力”が弱まると、肌は重力に負けてズルズルと下がってしまいがち。この下垂感、脂肪よりも“筋肉&コラーゲン不足”が原因かもしれません。さらに、代謝の低下でリンパの巡りも悪くなると、むくみも加わり「ふっくら」見える要因になってしまいます。
今すぐやってみたくなる! 1日3分・二の腕レスキューメソッド
ここでは、1日3分でできる二の腕痩せメソッドを紹介します。
《Step1:整える》 痩せスイッチを押す“肩甲骨ストレッチ”
実は、肩甲骨の動きと二の腕は“連動”しています。 肩甲骨が固まっていると、腕が正しく動かず、脂肪が偏ってつきやすくなるのです。
やり方:
両手を背中で組み、10秒間肩甲骨をぎゅーっと寄せる。
猫背気味のデスクワーク後や、料理中の合間にも◎。
《Step2:流す》 オイルで“脇リンパ”を開放せよ!
二の腕痩せのスタートは、脇リンパの解放から。 なぜなら、脇が詰まっている=老廃物が渋滞中の状態。流れなければ、どれだけ筋トレしても燃えません。
やり方:
オイルやボディクリームを使って、肘から脇に向かってゆっくり3回流す。仕上げに、脇のくぼみを軽くプッシュして、リンパの出口をしっかり開けましょう。おすすめは入浴後。オイルはできればオーガニックのちょっといいものを選んでみてください。香りで、心も引き締まります。
《Step3:引き締める》 椅子1つでOK! “裏側トレ”で即効ハリ感
筋トレで狙うのは、上腕三頭筋。特別な道具は不要、椅子1つでできる“逆腕立て”がおすすめです。
やり方:
椅子の前に座り、両手を後ろの座面に置く
膝を90度に曲げ、お尻を少し浮かせて上下に3〜5回動く
1日3セット、慣れたら10回に増やしてOK!
最初は、腕がぷるぷるするかもしれません。でも、それが“効いてる証拠”です。

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ストレッチ → マッサージ → 筋トレの順に行うと、血流が促進され、効果が倍増します!
エステvsセルフケア|賢い選び方は?
二の腕痩せを目指すなら、エステとセルフケア、どちらが効果的でしょうか?
エステの魅力は“結果の先取り”
最新マシンやハンド技術を使ったエステは、見た目の変化をすぐ感じやすいのが魅力。「イベント前」、「撮影前」など、スピード重視派には◎。ただし、通い続けないと戻りやすいのも事実。費用面とのバランスを考えるのが賢い選択です。