2. 夏に負けない、代謝を落とさない食べ方
冷たいものばかり食べがちな夏こそ、内臓を冷やさないことがポイント。1日1回は温かい汁物をプラスしたり、ショウガやみょうが、発酵食品を取り入れて、体の内側から代謝をサポート。さらに、筋肉を守るたんぱく質(豆腐、卵、魚、鶏肉など)も意識的に取り入れてみて。「何を減らすか」ではなく「何を足すか」を考えるのが、ストレスのない食事改善のコツです。
3. 白湯・香り・ゆるストレッチ… ナチュラル派に効く習慣
心と体はつながっています。朝一杯の白湯で内臓を目覚めさせ、ラベンダーの香りで深呼吸して自律神経を整える…。そんな“癒しのルーティン”が、ホルモンバランスの安定や食欲のコントロールにもつながります。「整う心地よさ」が、毎日の行動を自然と変えていく。無理なく続けられる“自分を大切にする時間”を持つことが、美しさを育てる土台となります。

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40代女性にこそ試してほしい「リバウンドしにくい習慣」
ダイエットの天敵は、リバウンド。リバウンドしないための習慣を紹介します。
年齢を重ねた今こそ「巡り」がカギ!
40代からは「痩せる」ではなく、「整える」視点が大切。ホルモンの変化でむくみやすくなる時期だからこそ、腸内環境の見直しやリンパ・血流を意識した生活を。白湯や軽い運動、呼吸を深めるストレッチなど、“巡らせる”習慣が代謝アップと体調安定につながります。
「ちょっとずつ」続けた人が一番キレイに痩せる
劇的な変化を目指すよりも、できることを毎日1つ続ける。それだけで、1か月後、2か月後に「なんか変わったね!」と言われる自分に出会えるはず。ホメオスタシスにも気づかれず、自然と体が引き締まっていく。“ゆるやかさ”こそ、40代女性の最大の味方です。
「家族のごはん」こそ、痩せるチャンス!
ダイエット=自分のための特別メニューと思い込んでいませんか? 実は、家族のごはんを“少しだけヘルシーに”整えることで、あなた自身も無理なくキレイになれます。野菜を増やす、塩分や油を控えめにする、出汁や発酵食品を使う… そんな日常の工夫が、家族の健康もあなたの“痩せ体質”も整えてくれるんです。
最後に
「夏までに痩せたい」―それは、単に見た目の話ではなく、自分と向き合うきっかけかもしれません。ほんの少しの意識と、ほんの少しの行動の積み重ねが、確かな結果を生み出します。完璧じゃなくていい。がんばりすぎなくていい。あなたに合った“ちょうどいい習慣”を、今日から始めてみませんか?
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監修
木村吏江(きむらりえ)
・デトックスアロマリンパマッサージ Lieru オーナーセラピスト
・オンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師
・ファスティングマイスター学院京都下鴨支部長
・プロフェッショナルファスティングマイスター
・健康美容食育指導士
・フランス式アロマライフスタイルテラピスト
・タカラジェンヌ、アスリートの施術やファスティングサポートも多数
HP:http://lieru39.com
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