臭いをぶり返さないために気をつけたいこと
いったん消えたと思った臭いが、数日後にまた戻ってくる。そんな経験がある方も多いかもしれません。これには乾燥不足や汚れ残りが関係している場合があります。
嘔吐による臭いは、布の奥深くに染み込んだ成分が原因になることがあります。掃除のあと十分に乾燥できていないと、湿気とともに再び臭いが表面に出てくることもあります。
再発を防ぐには、掃除の仕上げに扇風機やサーキュレーターで風を当てるのがおすすめです。風通しのいい環境をつくることで、表面だけでなく内部まで乾燥が進みます。
さらに、臭いが残りやすい場所には、普段から消臭効果のあるシートやカバーを使っておくと安心です。洗濯できるものを使えば、いざというときのケアもラクになります。
重曹消臭と徹底乾燥。送風・換気で内部まで乾かす。
やりがちなNG対応と役立つ備え
間違った掃除法は汚れを広げたり、素材を傷めたりする原因になります。ここでは、避けたい行動とともに、家庭で備えておける工夫を紹介します。
汚れを悪化させやすいNG行動とは?
嘔吐物を前にすると、とっさに強くこすってしまう方は少なくありません。けれども、こすりすぎると汚れが繊維の奥に入り込み、シミや臭いの原因になります。
漂白剤の使用にも注意が必要です。布製や革素材に使うと色落ちや変質が起こることがあり、掃除どころか修復が難しくなることもあります。素材に合わない洗剤を選ばないことが、失敗を防ぐ第一歩です。
また、水を多く使いすぎるのも避けたいポイントです。表面は乾いていても中は湿ったままになり、カビや臭いの元になることがあります。洗剤も水分も「必要最低限」を意識したほうが安心です。

嘔吐に備えておくと安心な家庭の工夫
いざというときに慌てないためには、日頃からのちょっとした備えが役立ちます。特に小さなお子さんやペットと暮らしているご家庭では、嘔吐は想定外とは言いきれない出来事です。
対策のひとつとして、ソファに防水シートや洗えるカバーをかけておく方法があります。見た目を損なわずに防護できるアイテムも多く、普段使いにも違和感がありません。食事中や体調が悪いときだけ使用するという形でも使いやすくなります。
また、汚れがつきやすい場所にはタオルやブランケットを一枚かけておくのも効果的です。汚れたときにすぐ取り外せて、洗濯機で洗えるという安心感があります。
最後に
POINT
- こすらない・水を入れすぎない・漂白しない。
- 手袋・マスク・密閉廃棄・手洗いで感染予防。
- 臭い戻りは乾燥不足が主因。重曹・換気・サーキュレーターを活用。
ソファに嘔吐してしまったときの掃除は、焦らず順序立てて対応することで家庭でも十分に対応できます。素材を見極め、正しい道具と方法を選べば、汚れも臭いも残りにくくなります。大がかりな洗浄でなくても、日常的な備えとちょっとした工夫で、落ち着いた対応が可能になります。
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