【目次】
生クリームの保存方法
生クリームの賞味期限とあわせて知っておきたいのが、保存方法です。どのように保存すればよいのか、日持ちを良くする冷凍保存の方法も交えて解説します。
液体のままなら冷蔵
生クリーム(特にクリーム)は賞味期限が長くないので、冷凍したいと思う人もいるでしょう。しかし、液状生クリームの冷凍保存は推奨できません。
生クリームを液体のまま凍らせてしまうと、解凍したときに分離して元の状態に戻らなくなってしまいます。これはクリームに含まれる水分が凍ると、氷の結晶で体積が増えて脂肪球を覆う膜が壊れるためです。
分離した生クリームはホイップできなくなる上、滑らかな舌触りも失われます。液体のまま保存する場合は、冷蔵庫で保存しましょう。

ホイップした状態なら冷凍も可
生クリームは液体のままでは冷凍できませんが、既にホイップしてある状態なら冷凍保存が可能です。しっかりとホイップした生クリームは、凍らせても解凍したときに食感があまり変わりません。ホイップした状態の生クリームは冷凍保存で3週間ほど持ちます。
分離させないために8〜10分立てにしっかりと泡立て、甘みを付ける場合は冷凍前に砂糖も入れましょう。硬めに泡立てた生クリームを絞り袋に入れ、ラップを敷いた金属バットなどに1回分ずつ絞り出してラップをかけ、冷凍します。完全に凍った後は、冷凍できる保存容器に入れておくと便利です。
まとめ

一般的に「生クリーム」と呼ばれるものには大きく分けて「クリーム」と「ホイップ」の2種類があり、種類によって賞味期限が変わります。クリームに分類される生クリームは添加物が入っていないため、賞味期限は短めです。開封後や賞味期限が切れたものは使わず捨てましょう。
ホイップなら賞味期限は長めですが、開封後や賞味期限が切れた後はできるだけ早めに使い切ったほうが衛生面の心配が減ります。生クリームを日持ちさせたい場合は、硬めにホイップして冷凍保存する方法がおすすめです。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock
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Domani編集部
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