Amazonで送料無料にする方法

Amazonでできるだけ安く買い物をしたいなら、送料をいかに抑えるかが重要です。まずは、基本となる送料無料の方法を確認しておきましょう。
注文金額が3,500円以上になるようにする
Amazonで送料を無料にする最もスタンダードな方法が、注文金額を3,500円以上にすることです。2025年現在、この条件があてはまるのは出荷元がAmazon.co.jpとなっている商品のみです。つまり、販売元がAmazonでなくても、Amazonが出荷する商品であれば対象になります。
一方で、マーケットプレイス(出品者)が発送する商品は合計金額に含まれないケースが多く、注意が必要です。商品ページの価格を「この商品はAmazon.co.jpが発送します(またはAmazonによる発送)」という表記を確認しながら、日用品や消耗品をまとめて購入することで、効率的に送料無料の条件を満たせます。
Amazonプライム会員になる
Amazonをよく利用する人は「Amazonプライム会員」になるという手もあります。会員になればプライム対象商品と書かれた商品が常に送料無料で注文可能となり、とても便利です。プライム対象商品なら、お急ぎ便やお届け日時指定便も追加料金なしで利用でき、最短で当日中に商品が届くこともあります。
年会費または月会費は必要ですが、配送特典に加えてPrime Video・Amazon Music Prime・Prime Readingなどのサービスも利用できるため、日常的にAmazonを使う人にとっては費用以上のメリットを感じられるでしょう。
通常配送料が無料の商品を選ぶ
Amazonでは、「通常配送無料」と表示されている商品を選べば、Amazonプライム会員でなくても送料が無料になります。対象商品は商品ページの価格のあたりに「無料配送」などと明記されているため、購入前に確認すれば送料を気にせず注文できるでしょう。
ただし、すべての商品が対象ではなく、ショップや配送条件によって無料の対象が変わる点には注意が必要です。
定期おトク便や書籍は送料無料
「定期おトク便」は主に日用品や消耗品を定期的に届けてくれるサービスで、配送料が無料になるケースが多く、通常価格から割引が適用されるため節約にもつながります。
また、Amazon.co.jpが発送する書籍は原則送料無料となっており、1冊だけの注文でも送料はかかりません。そのほか、Amazonギフトカードの購入も送料無料の対象です。
これらの仕組みを上手に活用すれば、少額でも送料を気にせず効率的な買い物ができます。
Amazonを初めて利用する場合は送料無料
Amazonを初めて利用する場合は、初回購入者向けの送料無料キャンペーンを活用できることがあります。対象商品を購入すると送料が無料になる仕組みで、食品・日用品・生活雑貨など幅広いカテゴリで実施されることが多いのが特徴です。
キャンペーンは期間限定で実施され、一人一回のみ利用可能ですが、Amazonを試してみたい人には最適です。初回特典を活用し、まずは少額の商品からお得に購入してみましょう。
Amazonで送料がかかるケース

送料無料の対象外となる条件を知らずに注文すると、思わぬ送料が発生します。事前に注意ポイントを把握しておきましょう。
マーケットプレイスの商品を購入する場合
Amazonの商品には、Amazon.co.jpが発送する商品と、マーケットプレイス(出品者)が発送する商品の2種類があります。マーケットプレイスの商品は出品者が独自に送料を設定しており、別途送料が発生するケースもあるため注意が必要です。
冒頭でも触れましたが、これらの商品は「3,500円以上注文すれば送料無料」という条件の計算には基本的に含まれない場合が多いです。たとえば、「Amazon発送の商品2,000円+マーケットプレイス商品2,000円」では、送料無料にならない仕組みなのです。必ず購入前に発送元を確認しましょう。
配送オプションをつける場合
Amazonには通常配送のほか、「お急ぎ便」や「当日配送」などの有料配送オプションがあります。これらを選択すると、注文金額に関係なく別途送料が発生します。
Amazonプライム会員は追加料金なしでこれらのオプションを利用できますが、非会員は配送方法ごとに料金が加算される仕組みです。スピードを重視する場面では便利な一方、送料を抑えたい場合は通常配送を選ぶなど、目的に応じて使い分けることが重要です。
複数の商品をまとめて発送する場合
Amazonでは、注文時に「できる限り商品をまとめて発送」を選ぶことで送料を抑えられます。しかし、このオプションはあくまで「できる限り」であり、すべての商品がまとめて発送されるわけではありません。出荷元や倉庫(配送センター)が異なる商品を一緒に注文した場合は、複数便に分けて発送され、送料が発生することもあります。
そのため、注文時に配送予定や発送オプションをよく確認しましょう。
まとめ
3,500円以上の注文やプライム会員特典を利用すれば送料無料にできる
発送元が「Amazon.co.jp」の商品を選ぶことが送料無料になる重要ポイント
定期おトク便やAmazonが出荷する書籍・通常配送料無料の商品を活用すると送料を節約できる
Amazonの仕組みを正しく理解することで、無駄な支出を防げるでしょう。発送元の確認や購入方法の工夫、送料無料対象サービスの活用がポイントですので、ぜひ見直してみてください。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock
TEXT
Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/
あわせて読みたい


