Amazonの注文は非表示にできなくなった

Amazonで買い物をすると注文履歴の一覧に買ったものが表示されます。以前は注文を非表示にする機能を使えば、任意の注文が一覧に表示されないようにできました。
履歴の削除とは異なり、注文した記録そのものは残っているため、後から確認することも可能だったのですが…この機能は2025年5月15日以降廃止され、現在では使えなくなっています。
注文の非表示の代わりにできること

以前は非表示機能を使えば、Amazonのアカウントをほかの人と共有で使っていても、注文に気づかれにくくすることができました。たとえば、サプライズのプレゼントを家族共有のアカウントで購入し、見つからないよう非表示にする、といった使い方です。
今このような使い方がしたい場合は、どのような対策ができるのでしょうか? ここでは、5種類の方法を紹介します。
サブアカウントの作成
注文履歴を誰にも見られないようにするには、自分専用のサブアカウントを作成するのが確実です。サブアカウントで注文すれば、メインアカウントを共有している人に買い物したことを知られずに済みます。
Amazonのサイトやアプリに備わっている「アカウントの切り替え機能」を活用すると、都度ログインやログアウトをする必要はありません。複数のアカウントを持っている場合でも、手間なく管理できますよ。
「ギフトに設定」の利用
商品を購入するとき「ギフトに設定」を利用する方法も有効です。ギフトに設定したい場合、注文するときに以下の操作を行います。
1.商品をカートに入れる
2.「ギフトに設定(贈り主の氏名を表示)」ボックスにチェックを入れる
3.レジに進むを選ぶ
4.お届け先住所を選択するか新たに登録する
5.「ギフトオプションを設定」からメッセージや包装などを選ぶ
6.「ギフトの設定を保存する」を選ぶ
手順通りに操作して「ギフトに設定」すれば、注文した商品はAmazonからのおすすめ商品に反映されません。表示されたおすすめをきっかけにサプライズに気付かれる、といったことを避けられます。
ただし、対応していない商品もありますので、その際は別の方法を試しましょう。
閲覧履歴の削除
Amazonのおすすめ商品の表示は、閲覧履歴の影響を受けます。アカウントを共有している人に注文したことを知られたくないときには、閲覧履歴を削除するとよいでしょう。
アプリ・スマホのブラウザ・パソコンのブラウザで、任意の商品の閲覧履歴を削除する方法を紹介します。
【アプリ】
1.アプリのトップ画面下にある人型のボタンをタップする
2.画面上部の「アカウント」をタップする
3.「閲覧した商品」をタップする
4.閲覧履歴から削除したい商品の「表示から削除」をタップする
【スマホのブラウザ】
1.画面の右上にある人型のボタンをタップする
2.「アカウントサービス」で「閲覧履歴」をタップする
3.閲覧履歴から削除したい商品の「表示から削除」をタップする
【パソコンのブラウザ】
1.画面右上にある「アカウント&リスト」をクリック
2.画面下部の「閲覧履歴を表示して編集する」を選択
3.閲覧履歴から削除したい商品の「表示から削除」ボタンをクリックする
また、閲覧履歴の右上にある設定ボタンをタップかクリックして「閲覧履歴を削除する」を選択すれば、一括削除することもできます。こちらはアプリ・スマホブラウザ・PCブラウザともに共通の方法です。
お届け先住所の変更
お届け先住所を自宅以外に設定すると、注文をしたことを知られることなく、商品を受け取りやすくなるでしょう。
Amazonで注文した商品は、勤務先や実家など自宅以外の住所を受け取り場所として設定できるほか、コンビニ・ヤマト運輸の営業所・Amazonロッカー・PUDOなどでも受け取ることができます。「Amazon受取スポット」にアクセスすれば、自宅付近にある受取スポットを簡単に探せますので、試してみてください。
支払い方法の変更
Amazonの支払いに、アカウントに登録したクレジットカードを使っているなら、ほかの支払い方に変更するのも注文を知られない方法の一つです。
共有アカウントに登録しているクレジットカードで支払うと、クレジットカードの明細などで買い物したことを知られる可能性があります。このようなリスクを避けるには、コンビニ払いやATM払いを利用するとよいでしょう。
まとめ
Amazonでは2025年5月15日以降、注文履歴を非表示にできなくなりました。アカウントを共有している場合には、知られたくない注文も知られてしまう状態です。
注文の非表示の代わりに、アカウントを共有している人に注文を知られないようにするには、サブアカウントを作って買い物をする、「ギフトに設定」を利用する、閲覧履歴を削除する、お届け先住所を変更する、支払い方法を変更するといった方法があります。
サプライズのプレゼントなど、知られたくない買い物のときに活用できる方法です。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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