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主人公と下野さんは恋愛スタイルが似ている? 初主演実写映画『クロノス・ジョウンターの伝説』もう観ましたか?
実写映画『クロノス・ジョウンターの伝説』で初主演を努めた、声優・下野 紘さん。大ヒット上映中ですが、すでにみなさまご覧になりましたか? 下野さんは、”時間軸圧縮理論を採用し、物質を過去に送ることの出来る放出機”=『クロノス・ジョウンター』の開発に成功した、会社員=吹原和彦を演じています。
▲実写映画初主演という、声優・下野紘さんの演技も必見の、注目映画です!
その吹原は、通勤途中にある花屋で働く、ひとりの女性に片想いをしているという設定。そこで、聞いてみました。”もし下野さんが、主人公・吹原和彦とおなじ状況で恋をしていたら?”
「好きになってもぐいぐいとアプローチできないって吹原の気持ち、すごく分かります・・・! しかも、相手は花屋さん。なかなか男性で花を買いに行くことってないですから、きっかけづくりも難しい。例えば、近所の飲み屋でもし偶然会えたら、そこから仲良く・・・ってことはあるかもしれないですけど。う~ん、アプローチのしかたとしては、何かしら機会を作っては、ちょっとずつ会話をしていきますかね。それこそ吹原みたいに。僕と彼、恋愛スタイルは結構似ているのかもしれません(笑)」
なるほど、『クロノス・ジョウンターの伝説』では、そんなピュアな主人公の恋の行方も要注目ですね!
からあげだってすぐ作ります! 下野さんが、疲れた女性にしてあげたいこと、が素敵すぎる♡
働く女性を応援する媒体として、こんなことも聞いてみました。もし、すごく疲れた女性が目の前にいたら、下野さんは何をしてあげたいなと思いますか?
「何してもらいたい?って聞きますね。自分がやってあげるというよりは、相手ファーストに考えたいです。マッサージでも、話を聞くとかでも、なんでもやりますよ」
ちなみに、前回のインタビューでは、お料理好きな一面を披露してくれた下野さん(Vol.03はこちらから!)。もし、「なにか美味しいもの作って欲しいな」と言われたら?
「あはは、もちろんなにか美味しいもの作ります。リクエストはなに?って。相手の好物を知っていたらそれを作るのもいいですね。からあげ作って!って言われたら、すぐに揚げますよ! 基本的に、揚げ物めんどくさいって思ったことはあまりないですしね」
根を詰めすぎず、楽しく無理なく過ごして欲しい――。働く女性たちへ下野さんからメッセージ!
最後に、仕事に家事にと日々忙しく過ごす女性たちへ、応援メッセージをいただきました!
「いま、世の中全体が”男女平等”という観点の下に、変わってきていますよね。女性の社会進出がしやすくなっている分、より女性が大変になっているように感じます」
▲「やばい、なんかすごいまじめな話しそうになってる」とちょっと照れながら、下野さんは続けます。
「お子さんがいる働くお母さんとかは、特にそうですよね。日々のニュース見ていても、そう感じる場面が多いです。僕の母親も働きながら子育てしていたのを見てきたので、女性って本当に大変だなって思います」
「男性でも主夫をしているとか、イクメンとか、だいぶ増えてきてはいるけれど、まだまだ女性のことを分かってない男って多いと思うんです。もちろん、僕も含めて。だからこそ、男性の意識がもっと変わっていけば良いですよね」。
▲子連れ出勤の制度とか、もっと積極的に取り入れていけば、若い男性も職場で子どもとふれ合う機会が増えて、意識改革につながると思う、と、下野さんの社会派な一面がちらり。
「働く女性たちは、毎日忙しくて余裕がなくなっちゃうこともあると思うんですけど。自分が嬉しい、楽しいって思うようなこと、それはファッションでもいいし、食事でもいいし、いろんな場面で心安らぐ瞬間みたいなものを見つけて、それをご褒美に、日々頑張ると楽しくなったするんじゃないかなって思います。僕自身、働く女性って素敵だなって、かっこいいなって感じるので、我々男性もそこを見習っていきたいです。だから、あまり根を詰めすぎず、日々楽しく過ごしてくださいね」
と、最後まで穏やかに、笑顔たっぷりでお話してくれた下野さん。全4回に渡ったインタビュー連載はこれにて終了ですが、実は、下野さんからのスペシャル動画メッセージをいただいてきたんです! 次回、インタビューのまとめとともにアップいたしますので、最後までチェックをお願いいたします♡
◆下野 紘さんの次回インタビューまとめ記事は5月1日配信! 引き続きチェックしてみてくださいね♡
▶︎「3日間休日ができたら何をする?」「全国のワーママにメッセージを!」ここでしか読めない! 人気声優・梶 裕貴さんスペシャルインタビューvol.4
■映画「クロノス・ジョウンターの伝説」 4/19~シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー!大ヒット映画「黄泉がえり」や「この胸いっぱいの愛を」で知られるSF小説界の巨匠・梶尾真治の叙情SFの傑作「クロノス・ジョウンターの伝説」を「アリス・イン・ドリームランド」や「サンタクロースがやってきた」など海外との合作映画を手掛けてきた蜂須賀健太郎監督が完全映画化。
原作:梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』(徳間文庫)監督:蜂須賀健太郎 製作:松井智 鈴木ワタル 企画・プロデュース:大橋孝史 プロデューサー:高口聖世巨 横山一博 岩村修 アシスタントプロデューサー:馬場基晴 脚本:太田龍馬 蜂須賀健太郎 撮影監修:髙間賢治 撮影:古屋幸一 照明:石川欣男 録音:新井希望 編集・VFX:細沼孝之 音楽:YU NAMIKOSHI 美術:安本依里花 助監督:山之内優 制作:中村光耶 ヘアメイク:小倉友花 特殊造形:土肥良成 メイキング:寺島明智 製作:ハピネット パル企画 制作プロダクション:モバコン 配給:パル企画(2019/87分/カラー/シネマスコープ)
(C)2019梶尾真治/徳間書店・映画「クロノス・ジョウンターの伝説」製作委員会
声優・俳優
下野 紘
しもの・ひろ/1980年生まれ。2001年、ゲーム『リリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術師3~』で声優デビュー。翌年、アニメ『ラーゼフォン』にて初主演を果たす。以降、アニメを中心に、ゲームやドラマCD、吹き替え、ナレーション、ラジオなど数多く出演。2012年、第6回声優アワード歌唱賞受賞。2016年、シングル「リアル-REAL-」にて歌手としてソロデビュー。おもな出演作に、アニメ「進撃の巨人」、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズなど。
カーディガン¥11,000・シャツ¥10,000(税抜)/VANQUISH TEL:03-6455-1371
その他/スタイリスト私物撮影/花村克彦 スタイリスト/ヨシダミホ ヘア&メーク/高橋 優(fringe) 編集/旧井菜月・福本絵里香(本誌)