Q:仕事の集中力が続きません。いい打開策は?
答える人/細川モモ(予防医療/栄養コンサルタント)
A:食物繊維を摂取することから始めてみませんか
疲れがたまっているのかもしれませんね。睡眠の質には満足していますか? 目覚めたときに熟睡感を感じられていますでしょうか。手軽に睡眠の満足度を高める方法として、食物繊維の摂取量を増やすことをおすすめします。
具体的には、アーモンドミルクを飲んだり食物繊維が強化された食品(おやつでも)を意識してとってください。そして、脂質が多い生クリームやハンバーグなどは控えめに。カフェイン飲料も15時までにしておきましょう。睡眠の質が上がることで仕事の生産性が上がることを実感する人は多いようです。
もうひとつ、ストレスで活性酸素が増え、脳に疲労物質が蓄積しないよう、抗酸化物質をマメにとりましょう。活性酸素と戦う力はカラダにも備わっていますが、年齢とともに衰えていきます。具体的には高カカオチョコレートや、緑茶などのカテキン飲料を1日4~5回ほどとることです。長時間の効果を期待するなら鶏肉を1日60~100mg食べるとよいことがわかっています。私も「なんだか今日は仕事に集中できないな」と感じるときはありますが、活性酸素対策は効果があるように思います。ほかには、仕事ができる憧れのロールモデルを思い起こして、自分に憑依させたりしていますよ(笑)。
予防医療/栄養コンサルタント
細川モモ(ほそかわ もも)
社団法人ラブテリ トーキョー&ニューヨーク代表理事、元ミス・ユニバース・ジャパン オフィシャルトレーナー。親のガン闘病をきっかけに予防医学に関心をもち、米国にて栄養疫学に出会う。米国認定資格を取得後、2009年に日米の専門家を集めて母子健康増進PJ「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」を発足し、共同研究を複数手がける。2014年に三菱地所(株)とともに働く女性のための「まるのうち保健室」をオープンし、「働き女子1,000名白書」を発表。連載/日経WOMAN Online・日経DUAL他。著書「成功する子は食べ物が9割」(主婦の友社)が7万部突破中。Instagramで食生活(献立)を公開中! 6月15日にAGEsが測れる初の妊活講座を開催予定!
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