Q:仕事中についつい…。甘いものがやめられません。
答える人/細川モモ(予防医療/栄養コンサルタント)
A:おやつを高カカオチョコやクルミにスイッチ!
カラダが疲れを感じて血糖値を上げることで、生産性を高めようとしているのかもしれませんね。確かに甘いものを食べると一時的に血糖値が高まり、疲れを紛らわすことができますが、上がった血糖値はやがて下がるため、ひっきりなしに食べることに繋がり、結果として欠食(栄養状態の悪化)や高血糖状態につながります。
同じ甘いものでも、焼き菓子やスナック菓子、グミなどの砂糖菓子ではなく、抗酸化物質を含むおやつにスイッチしましょう。具体的には高カカオチョコレートやクルミ、ココアなど。抗酸化物質をこまめにとることで脳に疲労物質が蓄積するのを防ぐことができ、おやつの過剰摂取を抑えられるかもしれません。ただし、朝ごはんを抜くと血糖値は乱れやすくなりますので、注意しましょう。
予防医療/栄養コンサルタント
細川モモ(ほそかわ もも)
社団法人ラブテリ トーキョー&ニューヨーク代表理事、元ミス・ユニバース・ジャパン オフィシャルトレーナー。親のガン闘病をきっかけに予防医学に関心をもち、米国にて栄養疫学に出会う。米国認定資格を取得後、2009年に日米の専門家を集めて母子健康増進PJ「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」を発足し、共同研究を複数手がける。2014年に三菱地所(株)とともに働く女性のための「まるのうち保健室」をオープンし、「働き女子1,000名白書」を発表。連載/日経WOMAN Online・日経DUAL他。著書「成功する子は食べ物が9割」(主婦の友社)が7万部突破中。Instagramで食生活(献立)を公開中! 6月15日にAGEsが測れる初の妊活講座を開催予定!
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