Q:目上の方との打ち合わせ、パソコンでメモをとるのは失礼?
答える人/高橋 暁子(ITジャーナリスト)
A:目的と理由を伝えて、了解を得てからならOK
どうするかは、クライアントに合わせるのが大事だと思います。商談などで、目上の方・年配のお相手だと、あなたが下を向いたままパソコンを打っているのを、「話を聞いてない」「失礼」と思う可能性もあります。これが、一般的に40代以下のお相手やIT関連の職場でしたら、パソコンを見ながら話をするのは日常的な光景で問題もありません。
では、年配や目上のお相手との席で、パソコンを使いたい場合、どうするか。「今回のお話をすぐ議事録としてまとめたいので、この場で入力しながらお聞きしてもよろしいでしょうか」とあらかじめ言うのです。決して失礼なことをするのではなく、効率化のためにやるということを伝えれば、問題はないはずです。
また、写真で記録しておきたいときも、無断でスマホをパシャっとやるのではなく、「資料として写真で記録してもよろしいですか」「この場所で撮ってもよろしいですか」など、了解を得てからであれば、印象はずいぶん違うはずです。
ITジャーナリスト
高橋 暁子(たかはし あきこ)
書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。SNSや情報リテラシー教育などについて詳しい。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など著作多数。『あさイチ』『クローズアップ現代+』などメディア出演多数。
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