Q:遅めの五月病かプチ鬱か? スマホやパソコンに向かうのが辛いです。
答える人/高橋 暁子(ITジャーナリスト)
A:SNSとのつきあいは、日中限定で。
SNSでの通知や連絡ごとが多すぎたりすると、どうしても疲労につながりますよね。海外の調査結果(英王立公衆衛生協会<RSPH>より)によると、Instagramがもっとも心の健康に悪い影響を与えると発表しており、続いてスナップチャット、Facebook、Twitterという順だそうです。
メンタルが不調なときは、こうしたSNSと接する時間を減らしたり、使うとしても日中限定がいいかもしれません。内省的になり落ち込みやすいのが夜中だということも、はっきりしているので、ぜひこれも意識してみてください。
私も最近、スマホやPCの見過ぎなのかだるかったり目が疲れているときがあって、そんなときはあらかじめ、周囲に「お返事遅くなるけど、ごめんね」と伝えておきました。連絡できる状況にあるのにしないと思われて、些細なことでトラブルになったりするのは、避けたいですからね。こちらの状況をあらかじめ伝えておくことは、有効だと思います。
ITジャーナリスト
高橋 暁子(たかはし あきこ)
書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。SNSや情報リテラシー教育などについて詳しい。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など著作多数。『あさイチ』『クローズアップ現代+』などメディア出演多数。
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