【目次】
自宅で気軽に「おうちモンテ」
イタリアの女医マリア モンテッソーリが子どもの観察から生み出した教育法「モンテッソーリ」。モンテッソーリ教育では、洗濯やアイロンがけといった日常生活での体験を通して自立を促し、自分のことを自分でできるようにしていきます。また、視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚の五感が著しく発達する時期に、美しいものを見、本物に触れることも重要だと考えられています。幼児教育で注目を集めるモンテッソーリですが、普段の遊びに取り入れることも可能。そんな「おうちモンテ」の要素を取り入れた遊びを、3歳男児のママで「唐津モンテッソーリ こどもの家」スタッフの新富寿賀子さんに教えていただきました。
動物フィギュアで海と陸の世界を表現
「海の生き物と陸の生き物の実際の生活をイメージしやすいようにつくったジオラマ的な空間。水槽の中にスライムゼリーと色水入れて海を表現。中にはペンギンやラッコ、シャチなどを入れました。陸エリアには100円ショップに売っている白い砂利を敷き、その上に息子の好きな絵本『Dear ZOO』に出てくる動物のフィギュアを置いています」
自分でつくれるお家の飲み物コーナー
「日常生活の練習として、部屋の一角に自分で飲み物をつくれるコーナーを設けています。お茶と牛乳にまぜて飲めるパウダーの2種類。これも〝注ぐお仕事〟のひとつです。お茶は桑の葉パウダー、牛乳に混ぜるものは、キャラメルミルクみたいな味がして牛乳が苦手な息子でも喜んで飲んでくれます。水を注ぐピッチャーは、落とせば割れてしまうガラス製のものを用意。そうすることで、慎重に扱うことに慣れていきます」
マニキュアボトルで絵具遊び
「マニキュアを塗ることに興味津々の息子と一緒に、マニキュアボトルを使った絵具遊びを! 空のマニキュアボトルを購入し、〝IKEA〟の絵具を入れてマニキュアごっこ。実際のマニキュアを使うのは難しいので、ボトルだけは本物を用意しました。マニキュアボトルは子どもの手にももちやすいようです。細かな作業の練習にもなりそう」
アイディア次第で、普段の遊びの中にも簡単に取り入れられる「おうちモンテ」。特別な環境でなくても実践できるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
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