【目次】
ボードゲームで思考力が高まる⁉
日本では、ゲーム=遊びという印象が強いですが、海外では記憶力や思考力を高めるために幼稚園や小学校でボードゲームを使うこともあるそう。日本の幼稚園や保育園でも、カードゲームを取り入れているところが増えています。確かに、勝つために戦術を考えたり、逆算したり…頭を使うものが多いので知的好奇心を刺激してくれそう! そしてなにより、ひとりで遊ぶより家族や友達と一緒にワイワイ遊べるのがいいですよね。「小さい子には難しそう」と思うかもしれませんが、探してみると2、3歳から遊べるものもたくさん! 今回は、口コミで評価の高かったボードゲームを年齢別にご紹介します。
【2、3歳から遊べるボードゲーム】
はじめてのゲーム・フィッシング
サイコロを振って、同じ目の色の海の生き物を釣っていく、磁石を使った魚釣りゲーム。カラフルな魚やヒトデ、タコなどは厚みのある木製でできているので、小さな子どもが遊ぶにも安心。サイコロの色で釣る生き物を識別できるようになっているので、ゲームのルールを直感的に理解できるようです。魚釣りという遊びを通して、集中力を高めてくれます。
はじめての果樹園
ハバ社の人気ゲーム「果樹園」を幼児向けにアレンジしたゲーム。木製の果物(4種類)、カラスのコマ、フルーツバスケット、サイコロ、道カード5枚、木のカード4枚が入っています。サイコロを振り、出た色と同じ果物をバスケットに入れ収穫するのですが、サイコロのカラスの目が出ると、カラスが果樹園に向かって道を進んできてしまいます。カラスが果樹園にたどり着くより先に、果物をすべて収穫できるかを競う、プレイヤー全員VSカラスが対決するゲーム。ドキドキ感があって、子どもも大興奮! 家族やお友達と仲よく遊べますよ。
【4、5歳から遊べるカードゲーム】
ねことねずみの大レース
猫に捕まらないように、サイコロを振って自分の4~5匹のねずみを進めながらより多くのチーズを集めるというゲーム。遠くにある大きなチーズをとるか、近くにある小さなチーズで我慢するか、猫から逃げ消えるか…と、かなりスリルを味わえます。ルールがシンプルなので小さな子ども楽しめますが、ねずみをどう進めるかよく考えることが必要。戦略を練ることで、思考力を高めてくれそうです!
ナンジャモンジャ(シロ・ミドリ)
頭と手足だけしかないユーモラスな謎生物「ナンジャモンジャ」のカードを順番にめくっていき、思いついた名前をつけていくゲーム。同じキャラのカードが出たらその名前をコールするという、シンプルな遊びです。ルールは単純ですが、コールするとき笑ってしまうようなおかしな名前をつけたり、長~い名前をつけて、思い出せそうで思い出せなかったり…子どもから大人まで幅広い世代で楽しめます。発想力と記憶力が大切なので、子どものほうが得意かも⁉ 「ナンジャモンジャ・シロ」と「ナンジャモンジャ・ミドリ」は、それぞれ種類の違う「ナンジャモンジャ」たちが12種類ずつ入ったもの。入っているキャラクターが違うだけで、ルールは同じです。「シロ」と「ミドリ」、どちらから遊んでも構いませんし、2つのパッケージを混ぜるとより複雑化し、12人まで一緒に遊ぶことができます。
ソックスモンスター
スピードを競う、靴下探しっこゲーム。ソックスモンスターが引き出しの中で大暴れし、靴下がごちゃまぜに! 靴下の山から正しいペアを探し、5足のペアを見つけたらモンスターを捕獲。モンスターを捕まえたらご褒美に洗濯ばさみがもらえます。最初に3つ洗濯ばさみを集めた人の勝ち。デザインの似た靴下の中から正しいペアを見つけ出すのはなかなか大変! 楽しみながら色やデザインを見分ける力をやしなってくれます。
子どもと一緒に楽しめるボードゲームで、頭の体操をしながら楽しく過ごしてください。次回は、対象年齢6歳以上のより高度なボードゲームをご紹介します。
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