【目次】
・ヘッドホンで良質な音楽を聴こう
・ヘッドホンを上手に選んでみよう
・ヘッドホンのおすすめの人気メーカーを紹介
・おすすめのワイヤレスヘッドホン3選
ヘッドホンで良質な音楽を聴こう
重低音が再生でき音質に優れたヘッドホンは、音を臨場感たっぷりに再現してくれます。耳に装着して音を聴く機器と言えば、小型で軽いイヤホンがイメージされますが、ヘッドホンとは何が違うのでしょうか?
ヘッドホンとイヤホンの違い
ヘッドホンとイヤホンは「装着方法」が異なります。イヤホンは耳の穴に器具を挿入するのに対し、ヘッドホンは耳に被せるようにして装着します。イヤホンの場合、長時間使用すると耳穴が痛くなることがありますが、ヘッドホンは耳が疲れにくく、外の音に対する遮断性も高めです。
また、今までカナル式のイヤホンしか使ったことがない人がヘッドホンを使うと、音の広がり方やスケール感が全く違うことに気付くでしょう。音の距離感や空間性がより緻密に再現できるため、楽器本来の響きを生かしたアコースティックなサラウンドに向いています。反対にイヤホンは、英会話やラジオのニュースなど、人の声を聞くのに適しているでしょう。
ワイヤレスヘッドホンのメリットとは?
ヘッドホンは、ジャックを端末に差し込んで使う有線タイプとBluetoothなどの無線接続方法の「ワイヤレスヘッドホン」の2種類があります。
ワイヤレスヘッドホンのメリットは、人ごみや移動中でも接続するコードが邪魔にならない点でしょう。冬はマフラーにコードが絡まる心配がなく、コードが手に触れたときのタッチノイズもありません。音楽を聴きながらジムでトレーニングをしたり、料理をしたりすることも可能です。種類によって異なりますが、Bluetoothのヘッドホンの場合、端末からの距離が半径10m以内なら、しっかりと電波がキャッチできるタイプもあります。
ヘッドホンを上手に選んでみよう
上記で挙げた、ワイヤレスの無線接続、有線接続かという「接続方法」の他に、ヘッドホンを購入するときにチェックしたいポイントがあります。どのような点に気を付けたら良いでしょうか。
サイズや重量、フィット感を重視して
ヘッドホンは、サイズ・重量・フィット感の三つが重要です。自分に合わないヘッドホンは「頭部に圧迫感を感じる」「メガネのつるが当たって耳が痛い」「耳の位置が合わない」などの不快感を引き起こし、リラックスして音楽が楽しめない可能性があります。
ヘッドホンは耳の周囲をすっぽりと覆う「オーバーイヤー型」と、全体を覆わずに耳の上に乗せる「オンイヤー型」があります。遮断性が高いオーバーイヤーは音に集中できるのがメリットですが、オンイヤー型よりも大きく重量が重くなりがちです。一方、比較的小型で軽量なオンイヤー型は、重いのが苦手な人やメガネをかけている人に向いています。装着時の快適さは、実際に試してみないと分からないこともありますので、店頭で付け心地をチェックしてみましょう。
音質にこだわる
「音質の良さ」はヘッドホンにおいて大切な要素の一つです。音質を左右するのは、主にヘッドホンの心臓部である「ドライバーユニット」や、ドライバーユニットを覆う「ハウジング」がポイントです。
ヘッドホンのドライバーユニットは「ダイナミック型」が主流で、中の振動板が大きいほど音質が向上する傾向があります。ハウジングの構造は、ハウジングが密閉された「密閉型」と開放された「開放型」の二つがあり、前者は力強い低音域が、後者はクリアな高音の再現に優れています。
また、「ハイレゾ対応ヘッドホン」なら、従来のヘッドホンよりも高精細な音の再現ができるので、音にこだわりたい人には特におすすめです。
ノイズキャンセリング機能を確認
ノイズキャンセリングとは、文字通り周囲の不要なノイズを低減してくれる機能で、電車やバス、人混みの中などノイズの出る大きな場所で使うときに重宝します。
ヘッドホン内部のマイクが周囲の音を取り込んで打ち消してくれるので、よりクリアな音源が楽しめます。最近では、環境に合わせて自動的にノイズキャンセリングする便利なタイプも登場しています。人混みの中などで音楽をよく楽しむ人には、この機能にも注目してみてはいかがでしょうか。
ヘッドホンのおすすめの人気メーカーを紹介
ヘッドホン選びに迷ったときは、国内外で高い評価を獲得する人気メーカーの定番アイテムや最新アイテムをチェックするのがおすすめです。どのようなメーカーがあるのか詳しく見ていきましょう。
手頃なものから高級品まで「Sony」
ウォークマンをはじめとする高品質な家電製品を次々と生み出してきたSonyは、多くの人に親しまれているメーカーです。特に、ゲーム・ネットワークサービスや家庭用オーディオ製品、デジタルカメラなどに注力し、製品のクオリティとデザインの高さは世界で高く評価されています。
ノイズキャンセリング機能をデジタル化し、周囲の騒音を約99%低減するノイズキャンセリングヘッドホンを発売したのはソニーが世界で初めてです。近年は業界最高レベルのノイズキャンセリング機能を持つヘッドホンや、軽くて邪魔にならないネックバンド型ワイヤレスヘッドセットなどを発売しています。
おしゃれなモデルが豊富「Beats」
ビーツ・エレクトロニクスはアメリカのオーディオブランドで、世界でも規模の大きい企業の一つである「アップル社」が買収し、現在はアップルの傘下でヘッドホンやスピーカーなどの優れた製品を生み出しています。
Beatsのヘッドホンはシンプルなデザインと個性的なカラーリングが特徴で、ファッションアイテムとしても秀逸です。低音域の再現に力を入れており、体の奥まで響くような迫力あるサウンドが楽しめるのも魅力のひとつ。ワイヤレスヘッドホンは10時間以上の連続再生が可能で、急速充電機能の「Fast Fuel」を搭載した最新モデルも出ています。
独自の高度な音響性能「BOSE」
「BOSE」はアメリカに本社を置く音響機器のメーカーで、ヘッドホンやスピーカーをはじめとするさまざまなサウンドウェアを扱っています。欧米ではオーディオ機器の売り上げでトップシェアを誇り、日本でも多くのファンを獲得しています。創業者であるアマー・G・ボーズは、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授であり、研究をしながら新たな製品を生み出すというスタイルを取りました。
製品には独自の高度な音響性能が反映されており、「ノイズキャンセリング」を搭載したヘッドホンを世界で初めて開発するなどの輝かしい経歴も残しています。ヘッドホンは、クリアで伸びのある高音と、パワフルでリアルな中・低音が特徴です。
おすすめのワイヤレスヘッドホン3選
ヘッドホンを新たに購入するなら、コードが邪魔にならないワイヤレスヘッドホンがおすすめです。ノイズキャンセリングや音声操作機能などを備えた、人気メーカーの最新ヘッドホンをチェックしましょう。
独自のノイズキャンセリング性能 Sony「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM3」
Sony独自の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」を搭載したワイヤレスヘッドホンです。外音の取り込み方のレベルが22段階で調整できる上、「アダプティブサウンドコントロール」を設定すれば、ユーザーの行動に合った最適なモードに自動で切り替えてくれます。8種類のプリセットから音質が選べる「イコライザー」や音場設定を自分好みに選択できる「サラウンド(VPT)」など、音楽好きにはたまらない機能が満載です。
商品名:Sony ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM3
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最長40時間持続 Beats「Solo3 Wireless」
幅広い音域とクリアな音質を両立した人気のモデルで、最長40時間駆動する大容量バッテリーを備えています。たった5分の充電で、最長3時間の再生ができる「Fast Fuel(急速充電)」は「音楽がない生活は考えられない」という人にはありがたい機能です。イヤーカップはクッション付きで長時間付けていても疲れにくく、フィット感が調節できるのも優秀です。他のメーカーにはないスタイリッシュなカラーと光沢のあるボディは、ファッションの一部として持つ人を引き立ててくれるでしょう。
商品名:Beats Solo3 Wireless
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簡単音声操作 BOSE「QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II」
Amazon AlexaとGoogleを搭載し、音楽の再生や検索、スケジュールの管理などが音声操作で簡単にできるのが特徴です。「Bose Connectアプリ」で全ての機能がコントロールできるのも優秀でしょう。連続可能時間は最長で20時間で、クイックチャージ機能を使うと、15分の充電で約2.5時間使用できます。3段階で調節可能な、業界最高クラスのノイズキャンセリングが、音楽にどっぷり浸れる環境を作ってくれるでしょう。
商品名:BOSE QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II
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イヤホンや有線のヘッドホンを使っていた人は、ワイヤレスヘッドホンの利便性の高さに驚くはずです。移動中、料理中、トレーニング中など、場所を問わず高品質な音が楽しめるようになり、音楽がより身近な存在になるでしょう。装着感や音質は使ってみないと分からないため、一度店頭で試してみてはいかがでしょうか。
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