フォトジェニックな美術館で、家族みんなで芸術の秋の一日を過ごしてみては?
3年間の休館を経て、2019年3月にリニューアルオープンした東京都現代美術館。高校時代は受験のための建築写生に、大学入学後は企画展を観に、と何度も足を運んできましたが、リニューアル後は授乳室など子連れに嬉しい設備が充実したため、さっそく息子と行ってきました。
美術館に併設されたファミリーレストラン「100本のスプーン」では、子連れでも本格的なお料理がいただけます。地下1階にあるファミリーレストランには美術館の外からスロープで下って直接入ることができ、ベビーカーのまま入店OK。席の予約ができるのは平日のみですが、ウェイティングスペースに積み木が用意されているので、遊ばせながら待つことができます。
人気のハイチェア、ストッケのトリップトラップが借りられるので、赤ちゃんも一人前にテーブルについて、サービスで提供される離乳食をもぐもぐ。
初期・中期・後期と月齢に合わせて丁寧に作られていて、大食いのわが息子はおかわりまでいただきました。キッズメニューはお子様ランチではなく、大人とほぼ同じお料理がハーフサイズで用意されています。メニューは名画をモチーフにした塗り絵になっているので、お料理が来るまで楽しく待つことができそうです。
私が毎回頼んでしまう、鳥もも肉のほろほろコンフィ。色鮮やかなラズベリーティーソーダにテンションが上がります。
こちらのオブジェはレストランの一角にあり、店内で販売しているシールセットを購入して自由に貼って作品作りに参加できるというもの。子供ってシールが大好きですよね。ここぞとばかり、好きなところに思い切り貼らせてあげられます。また、館内の美術図書室には「こどもとしょしつ」もあるので、子供がアートに興味を持つきっかけになるかも。
美術館の建物はたびたびファッション誌の撮影に使われるほど、どこを撮ってもフォトジェニック。スマホでパシャっと撮影するだけで素敵な写真が撮れます。(展示室内など、撮影禁止箇所もあるので確認を)
2019年10月20日(日)まで、こどももおとなも楽しめる「遊び」をテーマとした「あそびのじかん」という企画展が開催されているので、子供の美術館デビューに最適。この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。美術館を満喫した後は、お隣の木場公園で体を動かしたり、清澄白河の街歩きを楽しむのもおすすめですよ。
Domanist
石井ゆか
双子の妹をもち、染めたことのない黒髪ロングヘアがトレードマーク。美大を卒業後、ハウスメーカーに就職、その後設計事務所に勤める。ママが少ない建設業界にワーママを増やすことが目標。
IG:https://www.instagram.com/yucca_0908/