毎日のお味噌汁ライフをより楽しむアイデアは? 簡単においしく作れるレシピを気鋭の料理家やプロに聞きました。髙井英克さんの直伝、きのこのごま実り汁のレシピをご紹介。
材料(2杯分)
しめじ …… 50g
舞茸 …… 50g
えのき …… 50g
小ねぎ …… 3本
だし …… 400㏄
味噌 …… 30g
白練りごま …… 小さじ2
白すりごま …… 大さじ1
つくり方
1.しめじ、舞茸、えのきは石突きを外して食べやすくほぐす。小ねぎは小口に切る。
2.ボウルに味噌と練りごまを合わせておく。
3.鍋にだしと1を入れて火にかける。煮立たせないようにふつふつと煮て(3分)キノコに火が入ったらだしを少し取り出しながら2に少しずつ加えて溶きのばす。
4.溶きのばした2が滑らかになったら3に戻し入れて、すりごまを加えて器に盛りねぎを散らす。
きのこは弱火で煮てシャキッと感を残すのがポイント!グツグツと煮立たせず、ふつふつと泡立つ程度の火加減で煮ると、シャキシャキとした食感と旨味が生きる。
左:7年以上愛用しているという今野醸造の「あなたのために」は自家栽培原料100%の無添加味噌。味噌汁には仙台味噌(右)と糀味噌(左)を2:1でブレンドすることが多いそう。各500g ¥800。
中央:海藻・オキアミ・ごまなどを混ぜたふりかけ。小野寺商店 気仙沼海ごはん 海藻味 30g ¥600
右:牛肉のしぐれ煮。冷蔵庫で約10日もちます。食べやすく切った牛薄切り200gを、しっかりと煮立たせた赤ワイン(50㏄)と砂糖(大さじ5)で色が変わるまで火を通し、醬油(大さじ2)と千切り生姜(25g)を加え、汁気が少なくなるまで煮て、粉山椒をふる。
料理家
髙井英克さん
京都、東京の日本料理の名店で修業を積んだ後、わかりやすく和食を教える料理教室を主宰。作りやすくおいしい和食レシピが人気。
Domani11月号 お味噌汁さえあれば大丈夫!より
本誌構成時スタッフ:撮影/sono(bean) フードコーディネート・スタイリング・レシピ制作/橋本彩子 構成/もりたじゅんこ