【目次】
・マウンテンバイクの主な種類
・マウンテンバイクを選ぶポイント
・初心者向けのマウンテンバイク
・コスパの良いおすすめマウンテンバイク
マウンテンバイクの主な種類
マウンテンバイクといっても、実は用途や性能によって多くの種類があるのはご存じでしょうか?マウンテンバイクを購入する前に、まずは種類について把握して、どんな種類が自分に合っているのかを検討する必要があります。
フルサスペンション
フルサスペンションのマウンテンバイクには、自転車の車体部(フレーム)の前後に衝撃を吸収してくれるサスペンションがついています。そのため、整備されていない山道などを走るのに向いているタイプです。
着地の衝撃を吸収してくれるため、ジャンプなどのパフォーマンスを見せる競技でも使われます。しかしながらメンテナンスの難しさや、サスペンションの分だけ車体が重くなってしまうことから、あまり初心者向けとはいえないタイプです。
ハードテイル
一方、ハードテイルは初心者向けのマウンテンバイクです。サスペンションはフロント部分にのみついています。フルサスペンションと比べると車体が軽く、メンテナンスも楽です。
平地や登り坂は走りやすい一方で、オフロードなどの走行はフルサスペンションと比較すると性能がやや落ちます。整備された町中の道などを走るのに向いているモデルです。
マウンテンバイクを選ぶポイント
選ぶのに専門的な知識が必要そうなマウンテンバイクですが、初心者でもポイントを押さえておけば、自分にぴったりのものを選べます。
自分に合ったマウンテンバイク選びをするために、特に注意すべき三つのポイントを紹介します。
フレームの素材
まず大切なのがフレームの素材です。素材によって走りやすさや置き場所に影響が出ます。
走行性や耐久性のバランスがよいのは「アルミ」です。とても軽い素材なので、すいすい走れます。柔らかい金属ではありますが、要所を肉厚にする工夫がされている「トリプルバテッド」や、「ハイドロフォーミング」で作られているタイプなら高い強度もあります。
「チタン」も軽くて走りやすい素材ですが、非常に高価です。また、大きな力が一点に集中する衝撃に弱いので、たくさんの自転車が雑多に停められている駐輪場では、傷付いてしまったり壊れたりする可能性があります。主流だった「スチール」は、赤さびの発生しやすさや、重さにより下火です。
ホイールのサイズ
走りや操作性に大きく影響するホイールサイズも、忘れずにチェックしましょう。一般的なマウンテンバイクのホイールは26インチでしたが、近年では「29インチ」が主流です。
スピードが出やすく段差にも強い29インチは、すいすい気持ちよく走れる魅力がありますが、ハンドリングがやや難しいというデメリットもあります。乗りやすさを重視するなら、26インチと29インチの中間にあたる「27.5インチ」(650B)もおすすめです。
ブレーキシステム
どのような仕組みのブレーキを採用しているかもチェックしましょう。加速しやすくてすいすい走れるマウンテンバイクは、どんな状況でもしっかり止まれることが大切です。
主流になっているのは、オートバイや車と同じ仕組みの「ディスクブレーキ」です。ホイールの中心に金属製ディスクを付けて、ディスクを挟むことでブレーキをかけます。追加の金属部品を装着する分、重くなるというデメリットがありますが、泥や雪などの汚れに強く、ピタッと止まれるので、スピードの速いマウンテンバイクにマッチしている仕組みです。
安全に止まれるブレーキシステムが搭載されているものを選ぶことで、人の多い街中でも安心して走れます。
初心者向けのマウンテンバイク
さまざまな種類があるマウンテンバイクの中でも、特に初めての一台を選ぶ人におすすめのモデルを紹介します。扱いやすく、マウンテンバイクの魅力も満喫できるモデルです。
しなやかなハードテイル GT「アバランチェ スポーツ 29」
さまざまなコンディションの道に対応できるのが魅力のGT「アバランチェ スポーツ 29」は、マウンテンバイクの醍醐味をしっかり感じられる一台です。
走行中の衝撃が吸収されるように設計されたフレームは、特徴的なトリプルトライアングルによってフレームのしなやかさを実現し、乗り心地の良さを高めています。
商品名:アバランチェ(AVALANCHE)スポーツ 29
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気軽に楽しめるエントリーモデル メリダ「BIG.SEVEN 20-MD」
メリダの「BIG.SEVEN 20-MD」は、初心者でも乗りやすいようバランスよく作られているマウンテンバイクです。
扱いやすさと、快適な加速・走行が可能な27.5インチホイールを採用しているので、街乗りはもちろんオフロードでの走行も楽しめます。通勤用と趣味用を兼用して乗ることも可能です。すいすい走れるからこそ大切なブレーキの性能も、十分安心できます。ディスクブレーキを使用しているため、ピタッと止まれて安全な街乗りができるモデルです。
商品名:BIG.SEVEN 20-MD
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走りやすさを追求 ビアンキ「MAGMA 27.0」
こちらはビアンキ(BIANCHI)の人気モデル「KUMA」シリーズの後継機として知られるモデルです。
街乗りでも、道路の段差や溝が思わぬ障害になることがあります。そんなときでもビアンキの「MAGMA 27.0」なら、フロントサスペンションが振動を吸収するので、安定した走りが可能です。さらに加速性と安定性を両立した27.5インチホイールを採用していることもあり、スムーズに走行できます。
商品名:ビアンキ MAGMA 27.0
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コスパの良いおすすめマウンテンバイク
初心者がマウンテンバイクを購入する際には、性能はもちろんですが値段も気になる方が多いのではないでしょうか。マウンテンバイクの価格相場は、数万円から数十万円と幅が広いためです。
そこで、初心者でも購入しやすい比較的安価に購入できるマウンテンバイクを紹介します。
2万円台 アニマト SANDPIPER
アニマト(ANIMATO)の「SANDPIPER」は、2万円台というマウンテンバイクとしては破格の価格帯です。フレームはアルミのため非常に軽く、女性でも比較的扱いやすいモデルといえます。
4色のカラーから選べるのもポイントです。18段変速と、この価格帯としては比較的高性能で、市街地はもちろん、オフロードも走行できます。初めてマウンテンバイクに乗ってみるという初心者も安心して購入できるマウンテンバイクです。
商品名:アニマト SANDPIPER
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3万円台 カノーバー CAMT-043-DD ATLAS
カノーバー(CANOVER)は「株式会社オオトモ」が展開している自転車ブランドの一つです。他にも「LIG」や「レイチェル」などのブランドがあり、高評価の自転車を販売しています。
こちらのマウンテンバイクは3万円台と安価で購入できるタイプで、サイクリングはもちろん、通勤・通学にも利用する方が多くいます。シマノ24段変速を積んでいる他、ディスクブレーキ搭載で、すぐに止まることが可能です。アルミフレームで軽量な点も初心者にとっては嬉しいポイントです。
商品名:カノーバー CAMT-043-DD ATLAS
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4万円台 HACHIKO 27.5インチ マウンテンバイク
こちらは4万円台と少し値段は上がるものの、その分性能高いモデルです。路面状況に応じて衝撃を吸収するサスペンション搭載で、3段階のフロントギアと8段階のリアギアによって24段変速が可能です。
走行も安定するため、町中はもちろんオフロードも楽しめる仕様になっています。走りやすさを重視したい方におすすめです。
商品名:HACHIKO 27.5インチ マウンテンバイク
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