福をもたらす招福猫児(まねきねこ)発祥の由緒あるお寺
福を招くと言われる、片手をあげた「招き猫」は東京世田谷区にある豪徳寺が発祥。江戸時代に、和尚が世話していた猫が道で手招きして当時の彦根藩主・井伊直孝を雷雨の難から守ったことからつながりができ、それ以来豪徳寺が井伊家の菩提寺になったそう。その猫が寺の繁栄のきっかけとなったことで、招福猫児として祀られている。桜田門外の変で暗殺された幕末の大老、井伊直弼もここに眠っている。
そんな豪徳寺で人気の絵馬がこちら!
▲招福観世音菩薩絵馬 ¥800
招き猫の上に観音さま…これは開運が期待できそう!見た目が華やかなのも、なんだか縁起がよさそうですね。こちらは戦後からずっと続くデザインで、最近は外国人観光客が買っていくことも多いそうです。このほか、その年の干支と招き猫が描かれた絵馬もあるとか。2020年は子年、ねずみと猫のコラボ絵馬、気になりますね。
「君の飼い主さんは優しそうだね!僕の飼い主にも見習ってほしいよ」(byぐ。)
…ぐっぴーは観音さまを招き猫くんの飼い主と勘違いしているようです。
【DATA】
豪徳寺
東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
撮影/黒石あみ 構成/斉藤裕子